各研究分野

スマートシティの推進に関する研究

 IoT等の新技術の活用により都市問題の解決を図る「スマートシティ」が「Society5.0」の社会的実践の場として期待されています。

 当研究室では、スマートシティの導入推進に向けた計画評価技術に関する研究に取り組んでいます。

スマートシティ推進支援のための主要な都市問題解決に係る計画評価技術の開発

 スマートシティのテーマは、かつての省エネルギーから、交通、生活支援、防災、防犯、観光等に多分野化するとともに、技術革新により活用が期待される新技術も多様化しています。しかし、都市の諸問題解決(ニーズ)に対応可能な新技術(シーズ)が体系的に整理されていない(対応付けができていない)こと、新技術活用による都市問題解決効果の計画評価方法が確立されていないことから、地方公共団体がスマートシティ化の方向性について検討する際の支援が求められています。

 本研究では、都市の抱える諸問題の解決に向けて、地方公共団体がIoT等新技術の活用(スマートシティ化)による主要な都市問題解決の方向性について検討する際の支援を目的として、都市の諸問題(ニーズ)の解決に対応可能な新技術(シーズ)の体系的整理と、新技術の活用による主要な都市問題解決効果に係る計画評価手法のプロトタイプの開発に取り組んでいます。

新技術による都市問題解決効果に係る計画評価のイメージ(買い物弱者問題の例)