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■ハンプ(凸部)の紹介
1.ハンプ(凸部)とは?
ハンプとは、交通安全対策のために、道路の路面に設けられた凸状の部分のことです。通過する車両を一時的に押し上げるもので、事前にこれを見たドライバーが速度を落とすことをねらっています。自動車を減速させて歩行者・自転車の安全な通行を確保することを目的に設置します。
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※ファイルサイズが大きいのでご注意ください(約194MB)
2.技術基準での標準形状
ハンプの標準的な構造は、「凸部、狭窄部及び屈曲部の設置に関する技術基準」に示されています。 基準の解説や内容を取りまとめた技術資料を作成しました。
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基準の解説及び内容
(国総研資料No.952)
3.ハンプの設置の速度抑制効果
2.の標準形状のハンプで速度抑制効果が確認されています。
4.ハンプの走行状況
車や自転車などでハンプを走行する様子を紹介しています。
国土技術政策総合研究所構内での試験走行の様子です。ハンプの形状は、2.の標準形状です。
※「動画はこちら」をクリックすると再生します。(ファイルサイズが大きいのでご注意ください)
【乗用車】
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(約17MB)
【スポーツカータイプ】
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(約18MB)
【軽貨物車】
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(約14MB)
【貨物車】
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(約16MB)
【原動機付自転車】
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(約15MB)
【自転車】
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(約18MB)
【ベビーカー】
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(約9MB)
【車いす】
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(約9MB)
【シニアカー】
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動画はこちら
(約6MB)
5.騒音・振動の変化
国総研構内で行った走行実験では、速度低減効果を考慮すれば、ハンプが無い場合と比べた騒音・振動の最大値は小さいか同程度という結果でした。
6.ハンプの設置事例
ハンプの設置事例を紹介しています。ハンプの形状は、記載がない場合には2. の標準形状です。
久留米市(設置 H29年度)久留米市提供
久留米市(設置 H29年度)久留米市提供
静岡市(社会実験 H29年度)
久留米市(体験会 H28年度)
その他、「生活道路におけるハンプ・狭さくの設置事例集 2023~設置の工夫と合意形成のポイント~」、「生活道路への物理的デバイス設置における合意形成のための参考資料」もぜひご覧ください。
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ハンプ・狭さくの設置事例集
(国総研資料No.1268)
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合意形成のための参考資料
(国総研資料No.1310)
国総研では、生活道路における事故削減に関する道路管理・整備に携わる方などを支援しています。技術資料や社会実験結果、お問い合わせについてはこちらをご覧ください。
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生活道路の交通安全対策 取組み紹介ページへ
◆関連リンク
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(国総研レポート 2022 3.快適で安心な暮らしを支える研究)
安全・安心な生活道路形成に資する「物理的デバイス」普及のための技術開発
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(国総研レポート 2019 4.地域創生・暮らしやすさの向上)
歩行者の安全な横断を支援する二段階横断施設の導入検討
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(国総研レポート 2018 現場技術力の向上の支援)
生活道路における交通安全対策の推進支援
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(国総研レポート 2018 3.生産性革命(i-Constructionの推進、賢く使う))
ETC2.0プローブ情報を活用した生活道路の危険エリア抽出手法の提案
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(国土技術政策総合研究所資料 No.1310:2025年3月刊行)
生活道路への物理的デバイス設置における合意形成のための参考資料
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(国土技術政策総合研究所資料 No.1268:2024年1月刊行)
生活道路におけるハンプ・狭さくの設置事例集 2023
~設置の工夫と合意形成のポイント~
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(国土技術政策総合研究所資料 No.952:2017年1月刊行)
「凸部、狭窄部及び屈曲部の設置に関する技術基準」に関する技術資料
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生活道路の交通安全対策に関するポータルサイト / 国土交通省
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生活道路の交通安全対策 / (一社)交通工学研究会