■「まちづくり効果」を高める公共事業の進め方(案)~公共事業における景観配慮の事例に学ぶ~(2014.9発行)
近年、一体的な景観形成や地域振興の観点から、沿道の施設や公共交通機関等と連携した、公共空間としての道路の機能向上が求められています。こうした中、空間の再配分や沿道の修景を伴う道路の再整備が進められるとともに、道路空間を利用した多様なサービス、地域活動が全国各地で展開されてきました。
そこで、国内外における道路空間の再編・利用事例を収集し、事業の組織体制、補助金・制度の活用、デザイン上の工夫、整備後の維持管理・運用方策等を明らかにした上で、各事業の計画手法と効果について検証を行い、道路と他施設の一体的な整備や複数事業の連携、地域活動の効果的な活用等を通じて、地域づくりや景観形成を拡充できる、道路空間の再編・利用手法の提案に取り組んでいます。
これらの情報を、認定都市の関係者だけでなく、全国の行政や民間のまちづくり関係者、まちづくりに関心のある一般の方々へ提供するため、情報検索機能を備えた「歴まち情報サイト」を開設し、一般公開しています。