建築研究部・住宅研究部・都市研究部

立原庁舎は建築研究部・住宅研究部・都市研究部の3つの部で構成されている。いずれも立原庁舎に位置し、精鋭の研究者が、建築・住宅・都市分野の研究を日々行っている。

津留﨑 聖斗
建築研究部 基準認証システム研究室 研究員
(現:企画部 研究評価・推進課 評課係)
2018年 入省

研究部門・管理部門での業務について

・研究部門での経験(建築研究部 基準認証システム研究室)

防火・避難規定や用途規制等に関する2018年建築基準法の改正はご存じでしょうか。本改正には、国総研で実施された研究開発課題の成果の一部が反映されています。私自身は、技術基準原案について検討するための有識者会議の運営担当であり、間接的な関与でしたが、設計会社等に就職した学生時代の同期が法改正について話しているのを聞いたときは、改めてその影響の大きさを感じました。国総研は、建築に関する各種基準の作成側として携われる数少ない職場です。

・管理部門での経験(企画部 研究評価・推進課)

私が現在所属する研究評価・推進課では、名前の通り「研究評価」に関する業務を担当しております。研究評価一つに「研究開発機関の評価」というものがあり、ある一定期間における所全体の研究活動や環境整備の取組について、国総研の使命や研究方針等を踏まえて評価します。評価に向けた準備は、いわば一種のプロデュ-スのようなものであり、明確な答えがないため大変ですが、所全体という大所高所からものごとを考える経験ができます。