土砂災害研究部

土砂災害の発生メカニズムの解明、効果的な砂防施設整備のあり方、 警戒避難や監視体制等ソフト対策に関する研究を行う。

■砂防研究室
高精度土砂災害発生予測手法の確立、土砂・洪水氾濫、深層崩壊発生の被害推定および対応手法の確立等の研究および土石流対策等の砂防基本計画に関する技術基準案作成を実施
■土砂災害研究室
大規模土砂災害監視手法や土砂災害警戒情報高度化手法等の開発に係る研究を実施
西脇 彩人
土砂災害研究部
砂防研究室 研究員
2019年 入省

国総研で行っている
仕事に対する魅力

生産土砂量をより正確かつ迅速に算出する手法の研究を行っています。この研究がさらに発展していくと、砂防堰堤などをより効率的な場所に設置していくことができ、コストを抑えつつ、土砂災害から人々の生活を守ることができるようになります。

また、土砂災害発生時には、自治体等からの要請により、研究室長等が専門家として派遣されることがあり、それに同行することがあるのですが、生々しい災害現場の状況を目の当たりにするという経験はなかなかないことだと思います。このように、普通では体験できないような仕事をできるというのが国総研の魅力の一つだと思います。