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海岸の研究
海岸研究室

海岸研究室 研究テーマ
[4]海岸利用

[4]海岸利用

 海岸法が改正され、海岸の防護、環境の整備と保全、適正な利用をもって国土の保全に資することとされました。

 海岸管理者にとって、防護と環境と利用の調和を図ることの重要性は認識しているものの、現実の課題として、互いに異なる利用形態、環境と利用、環境と防護はトレード・オフや対立する関係になりやすく、その調和を実現することは必ずしも容易ではありません。

 防護と環境と利用の調和を図り、今後ともより環境や利用に配慮した海岸保全のあり方を議論していくにあたり、何を次世代に引き継ぐべきかを合理的に定めていくことために、海辺の歴史・文化を理解することの重要性について紹介します。

 また、「海岸保全施設の安全性」については、波浪などの外力により施設が破損しないという点に重点がおかれていましたが、「利用者の安全」という観点での海岸管理がますます重要になってきております。そこで、海岸研究室では、地域の方々に安全に海浜を利用していただくため、「人工海浜の土砂流出」について、目に見えない地中および突堤中ででのような現象が起こっているかということについて再現実験を行いました。

研究内容