道路は、社会・経済活動を支える基盤として大きな役割を果たしています。道路研究室では、道路を通じて、活力・国際競争力の維持・発展、住み続けられる地方の実現、心豊かで日常生活を不自由なく維持できる社会の形成等を行い、社会・経済活動の維持・拡充を果たしていくため、幹線道路ネットワークの構築と効果的利用(賢い利用)、多様な利用者を考慮した生活空間・道路空間の形成等に関わる調査・研究の実施と、関係する技術基準類への反映、技術指導・広報等による研究成果の普及を行っています。
道路交通状況を把握するために行う道路交通調査について、より高度化・効率化することを目指した研究を行っています。
道路を効果的に利用するための取組の実現に向け、ETC2.0プローブ情報をはじめとする道路交通データを利用した道路交通課題と対策効果の分析手法に関する研究を行っております。
安全・円滑・快適な道路の計画・設計を支援する、道路幾何構造の研究に加えて、道路を取巻く状況の変化についても注視しながら研究を進めています。
道路が持つこれらの多様なストック効果(整備された社会資本が機能することによって、継続的に中長期的に得られる効果)の定量化手法・算定手法について研究を行っています。