国の技術施策について

  国では以下のような施策等が進められているところです。データの標準化や、流域データプラットフォームの構築、データのオープン化の動きを踏まえ、サイバー空間上のオープンな実証実験基盤(流域治水デジタルテストベッド)を整備します。
 ≫国土交通省 「水管理・国土保全局DX」ページ

流域データプラットフォームの構築

  各種DX施策でデジタルデータを活用できるよう、デジタルデータフォーマットを標準化し、データの自動更新が可能なデータプラットフォームを構築する取組みが進められています。テストベッドは、こうしたデータの標準化やオープン化があって初めて機能します。
※流域治水協議会: 河川管理者や地方公共団体等で構成され、「流域治水」推進のための協議・ 情報共有を行う協議会。

データのオープン化

  国土地理院では、令和5年11月より、一部地域で1m格子データを公開しました。また、都市局が進めるProject PLATEAUにおいては、3D都市モデルの整備や活用、オープンデータ化が推進されています。テストベッドは、デジタルツインの骨格となるこれらの各種データの整備・オープン化の動きを背景に、整備を進めています。
  • 3D都市モデル(PLATEAU)と洪水浸水想定区域の重ね合わせ(荒川3次元河川管内図)