道路空間におけるグリーンインフラ

  • 国土交通省では、令和元年7月に「グリーンインフラ推進戦略」を策定し、
    社会資本整備や土地利用等のハード・ソフト両面において、
    自然環境が有する多様な機能を活用し、持続可能で魅力ある国土・都市・地域づくりを進める取組みであるグリーンインフラについて、その普及・促進に向けた取組みを進めています。【出典】国土交通省総合政策局環境政策課:グリーンインフラストラクチャ― ~人と自然環境のより良い関係を目指して~、    2019年10月9日 https://www.city.kyoto.lg.jp/kensetu/page/0000277659.html

    道路環境研究室では、自然環境が有する多様な機能の活用による快適な道路空間の実現を目指して、道路におけるグリーンインフラの具体的な取組み方策の検討を行っています。

    例えば、緑化と雨水貯留浸透機能を組み合わせることで、様々な効果が期待できます。
    <近年の取組内容>
     ・雨水の貯留浸透の仕組みを持った植栽帯の事例調査
      雨水の貯留浸透の仕組みを持った植栽帯の普及・促進に資する知見を収集しています。 ・雨水流出抑制量の試算
      道路の冠水被害の軽減効果として、下水道への雨水流出抑制量を試算しています。


    <関連する研究成果> 
    論文・記事名 掲載誌等 発行年月日
    道路空間におけるグリーンインフラの取組み~雨庭などの雨水  貯留浸透機能を持つグリーンインフラを中心に~の提案
    土木技術資料
    Vol.63 No.5
    2021.5
    道路事業におけるグリーンインフラの実装に向けた課題に関する一考察析 ELR2017名古屋講演要旨集 2017.9


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