研究成果概要


国総研資料 第 1046 号

【資 料 名】 プレストレストコンクリート橋における初期変状の影響評価と対策に
関する共同研究報告書(その2)

【概   要】  本研究は、PC橋の耐久性、品質向上を目指し、初期変状防止に向けた設計・施工法を提案することを目的としている。
 平成 27〜28 年度は、代表的な初期変状に対して構造寸法、外気温度等の環境条件、コンクリートの配合、養生方法等の違いが、初期変状の発生に与える影響の大きさについての検討、施工時の挙動と設計での前提条件との乖離を検証するための施工時挙動計測と再現解析を行った。また、その結果を基に、初期変状を抑制するための防止対策についての提案を行った。

【担当研究室】 橋梁研究室

【執 筆 者】 国土交通省 国土技術政策総合研究所,
国立研究開発法人 土木研究所,
(一社) プレストレスト・コンクリート建設業協会



表紙 281KB
中扉 282KB
共同研究参加機関および担当者名簿 462KB
まえがき 442KB
目次 279KB
   
本文
   
1章 研究概要 483KB  
  1.1 研究の背景と目的
  1.2 研究の流れと体制  
  1.3 用語の定義
  1.4 報告書の構成  
2章 PC橋における初期変状の実態 1,027KB  
  2.1 整理概要
  2.2 初期変状抑制に関する技術基準の変遷  
  2.3 PC 橋における初期変状の実態分析  
  2.4 まとめ(初期変状要因の推定)  
3章 初期変状として多いひび割れの要因と対策に関する検討 8,310KB
  3.1 検討概要(対象とする初期変状)
  3.2 主桁下面の橋軸方向ひび割れ  
  3.3 実橋における施工時挙動計測と再現解析  
  3.4 PC 箱桁のウェブとフランジ打継目のひび割れ  
  3.5 分割施工における新旧打継目のひび割れ  
  3.6 桁端部に発生するPC鋼材定着部付近のひび割れ  
  3.7 支点付近の腹部斜めに発生しているひび割れ  
  3.8 まとめ(初期変状の発生要因)  
4章 まとめ(初期変状抑制のための対策) 546KB
   
参考資料 206KB
  1. 初回点検橋梁の詳細分析(腹圧力の影響) 3,949KB
  2. パラメータ解析データ(PC箱桁のウェブとフランジ打継目のひび割れ) 5,138KB
  3. パラメータ解析データ(分割施工における新旧打継目のひび割れ) 4,143KB
  4. 実橋における施工時挙動の再現解析データ 4,037KB
   
奥付 235KB  
   
全文 24,334KB