研究成果概要


国総研資料 第 660 号

【資 料 名】 道路交通における旅行時間信頼性の調査,分析及び評価方法に関する実用的研究

【概   要】  本研究は,道路交通のサービス水準として有望な旅行時間信頼性指標の実務での適用に向け,調査,分析及び評価方法に関する検討を行ったものである.
  まず,旅行時間信頼性指標の算定に必要な各種の旅行時間調査方法について示すとともに,それらの比較検討を行った.特に自動ナンバープレート読み取り装置(AVI)データの利用に関しては,沿道への立ち寄り車両を除去するための手法を提案した.
 次に,時間信頼性指標の分析・評価のケーススタディを行い,?@ 並行する都市高速道路と一般道路との比較,?A 季節変動及び天候が与える影響,?B 空港アクセス道路における道路利用者の行動意識と時間価値,?C 山岳道路において交通容量変動の影響の検討を行った.

【担当研究室】 道路研究室

【執 筆 者】 上坂克巳,関谷浩孝,橋本浩良,原田優子,奥谷正,吉岡伸也,
野間真俊



表 紙 54KB
中 扉 104KB
目 次 110KB
本 文
1. はじめに 6,318KB
  1.1. 研究の背景・目的 77KB
  1.2. 旅行時間信頼性とは 77KB
  1.3. 旅行時間信頼性が対象とする変動とは 77KB
  1.4. 旅行時間信頼性指標 77KB
2. 時間信頼性把握のための旅行時間調査方法の比較検討 4,779KB
  2.1. 旅行時間の調査方法の分類 77KB
  2.2. 旅行時間データの区間統合と時間信頼性指標の算出 77KB
  2.3. 代表的な旅行時間調査方法及び各データの特徴 77KB
  2.4. 各調査方法による時間信頼性指標の算出結果の比較検討 77KB
  2.5. AVIデータを用いた一般道路における時間信頼性指標の算出方法 77KB
3. 時間信頼性の分析・評価のケーススタディ 2,189KB
  3.1. 都市高速道路と一般道路における時間信頼性指標の比較分析 77KB
  3.2. 季節変動及び天候が時間信頼性評価に与える影響の分析 77KB
  3.3. 空港アクセス道路における道路利用者の行動特性と時間信頼性価値の分析 77KB
  3.4. 山岳道路における交通容量変動が時間信頼性に与える影響の分析 77KB
4. まとめ 220KB
奥 付 60KB


全 文 7,656KB