研究成果概要


国総研資料 第 600 号

【資 料 名】 貨物船・コンテナ船・タンカーの船舶諸元分析に関する基礎的研究

【概   要】 新興国の需要増やパナマ運河拡張工事の進展等に伴い,Emma Maersk 等の大型新造コンテナ船の投入が相次いでいる.また,300,000DWT を超える超大型鉱石運搬船の出現が確認されている.これらのように,近年,載貨重量トン数の平均的な増加をはじめとする船舶の大型化と代替が著しいため,本研究は,至近の船舶諸元データ(2008 年) による船舶諸元分析を行い,その結果を2004 年の船舶諸元データに基づいて行った前回分析のものと比較し,両者の結果が大きく乖離することがないことを確認した.また,コンテナ船の船舶の規模を表す指標として,載貨重量トン数(DWT) のほか,当該船舶に積載可能なコンテナ個数(TEU) が考えられるため,当該分析の適用可能性について検討し,船階級を適切に設定する等の措置を講じれば適用可能であることを確認した.

【担当研究室】 港湾計画研究室

【執 筆 者】 井上岳,赤倉康寛



表 紙 68KB
中 扉 171KB
目 次 159KB
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奥 付 43KB


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