研究成果概要


国総研資料 第 351 号

【資 料 名】 期待総費用最小化を考慮した消波ブロック被覆堤の施工時安定性照査 法の提案

【概   要】  防波堤の施工時に対する安定性照査については,これまで,波高の 再現期間を短くしたり,許容安全率を下げる等の措置が取られてきた.しかしながら,これ らの根拠は必ずしも明確ではなく,施工期間やその間の波浪の来襲頻度も様々である.本研究では,既往の施工時照査法に関する実態調査を行うともに,消波ブ ロック被覆堤のブロック未施工状態を対象とし,施工期間の期待総費用を最小化する観点から,最適な目標安全性水準の検討を実施した.さらにこの水準を,各 種の設計パラメータによって簡易に推定する方法を提案した.得られた目標信頼性指標に基づき,部分係数を簡易に修正することによって,合理的な施工時照査 が可能となる.

【担当研究室】 港湾施設研究室

【執 筆 者】 宮脇周作,吉岡 健,長尾 毅



表 紙 229KB
中 扉 230KB
目 次 227KB
本 文 1,007KB
付録A 330KB
付録B 2,072KB
付録C 1,618KB
付録D 652KB
付録E 2,152KB
奥 付 79KB

全 文 6,747KB