研究成果
所外発表
タイトル
ETC2.0プローブ情報を用いた車種別OD交通量逆推定手法の有効性検証
概要
国土技術政策総合研究所では,適切な道路ネットワーク計画や道路交通マネジメントに必要となる,より確からしいOD交通量を得ることを目的として,観測交通量や,ETC2.0プローブ情報から得るリンク利用率等を活用してOD交通量を推定するOD交通量逆推定手法の開発に取り組んでいる.既往研究では,車種区分を行わずにOD交通量逆推定手法の確からしさを検証してきたが,実際には車種毎にODパターンが異なると考えられる.そこで,本研究では車種別にOD交通量の逆推定を行い,その有用性の検証した.また,実用化に向けた計算負荷低減の検討も必要であることから,ETC2.0プローブ情報のサンプルをランダムに削減し,削減の度合いと精度の関係を検証した。
書誌情報
(特非)ITS Japan,第19回ITSシンポジウム2021,Vol.19,2021.12
著者
松岡 禎典, 村野 祐太郎, 横地 和彦, 他