研究成果

所外発表

タイトル

信号交差点における飽和交通流率の実態調査及び影響要因の基礎的研究

概要

信号交差点の計画においては、交通円滑化の観点から交通容量を適切に把握することが重要である。交通容量は観測される飽和交通流率を基礎として算定されるが、実務においては、飽和交通流率は基本値に道路・交通条件の諸要因による補正率を乗じて推定することも一般的である。しかし、基本値は30年以上前の飽和交通流率の観測結果を基に設定された値であるため、近年の交通実態と乖離している可能性がある。そこで本研究では、飽和交通流率の実態を調査するとともに、適切に飽和交通流率を推定するための新たな手法の構築等に向けて、影響要因の基礎的研究を行った。

書誌情報

(公社)土木学会,第62回土木計画学研究発表会・講演集,Vol.62 ,2020.11

著者

西 公平, 横地 和彦, 田中 良寛, 根津 佳樹