研究成果
所外発表
タイトル
ICアクセス道路における道路状況と旅行速度の関係に関する分析
概要
道路が必要な通行機能を担うためには、適切な道路階層区分、目標となるサービス水準の設定および適切な道路構造の構築が必要である。しかし、実態としては高速道路とその他の道路の2つの階層区分に留まっており、高速道路と一般道路のサービス水準の階層化が図られていない。インターチェンジに接続する一般道路であるICアクセス道路が階層化され、適切なサービス水準を確保することができれば、上位の道路階層まで階層的な速度変化となり、高い交通サービスの提供を実現することができる。そこで、本研究では平成27年度全国道路・街路交通情勢調査結果および民間プローブデータを用いて、ICアクセス道路の旅行速度に影響を与える要因を分析し、目標となるサービス水準を実現するための道路構造やその他要因に関して、道路の計画・設計の観点から考察した。
書誌情報
(公社)土木学会,第57回土木計画学研究・講演集,Vol.57 ,CD-R 論文番号 09-16,2018.5
著者
森田 大也,田中 良寛,河野 友佑,瀬戸下 伸介,大西 宏樹