研究成果概要


国総研資料 第 829 号

【資 料 名】 道路構造物管理実務者研修(橋梁初級I)道路橋の定期点検に関するテキスト

【概   要】  道路法施行令(政令)第35 条に定められた道路橋の定期点検では、道路法施行規則(国土交通省令)第4 条の5 の2 の規定に従って、定期点検を適正に行うために必要な知識と技能を有するものが実施する者が行わなければならないこととされている。これを受け、本資料は、既往の道路橋に関する知見や国管理の道路橋の定期点検結果の分析を踏まえ、道路橋の定期点検を行うために必要とされる最低限の知識と技能の内容と水準について検討を行ったものを研修テキストの形でとりまとめたものである。そして、本資料と同じ内容が、平成26 年度に国土交通省が全国の地方整備局において、道路橋の定期点検に従事する者に最低限必要な知識と技能を修得させることを目的として実施した道路構造物管理実務者研修(橋梁初級I)において講義されている。省令が求める知識と技能の習得は、適当な講師による本書の内容の講義と関連の技術情報の把握、現地での近接目視・診断実習など管理者が省令の解釈として要求する研修カリキュラム全体の履修によってはじめて実現するものである。そのため個人の自学自習以外、たとえば研修などにおいて、事前に国土交通省国土技術政策研究所の許諾を得ないままの本書の一部または全部の利用は禁止します。

【担当研究室】 橋梁研究室

【執 筆 者】 玉越 隆史,白戸 真大



表紙 124KB
中扉 569KB
目次 141KB
本文  
 1. 序論 2722KB
 2. 橋に関する基本的な知識 112,803KB
 3. 橋の設計の基本と基準の変遷 14,927KB
 4. 橋梁の点検 17,989KB
 5. 橋の損傷 64,255KB
奥付 100KB
   
全文 209,952KB