研究成果概要


国総研資料 第 613 号

【資 料 名】 PC道路橋の健全度評価の高度化に関する共同研究

【概   要】  PC道路橋の健全度評価は,目視を主体とした点検手法によることが多く,顕在化前の変状,部材内部の変状,応力状態の異常などの把握は難しいのが現状である.本研究では,PC道路橋の健全度と密接に関係する指標としてプレストレス量に着目し,主として既設橋のプレストレス状態を非破壊にて把握する手法の検討を行った.その結果,ひび割れ発生前のコンクリート表面における主ひずみ角度,ひび割れ発生後の荷重と変位の関係やひび割れ性状,コンクリート部材に入力する弾性波の伝播特性から,プレストレス量を評価できる可能性が示された.

【担当研究室】 道路構造物管理研究室

【執 筆 者】 国土技術政策総合研究所,(社)プレストレスト・コンクリート建設業協会



表 紙 905KB
中 扉 743KB
まえがき 353KB
目 次 645KB
本 文
第1章 研究概要 586KB
第2章 PC道路橋のプレストレス評価の現状と課題 2,184KB
第3章 プレストレス状態と部材性能の関係 1,762KB
第4章 プレストレス導入状態の推定手法 6,757KB
第5章 非破壊検査技術の適用性検証実験 1,708KB
第6章 共同研究の成果と維持管理への活用 875KB
第7章 まとめ 564KB
参考資料
資料-1  PC道路橋の建設現場で実施されている品質管理 1,040KB
資料-2  プレストレス導入力(緊張)管理方法 1,194KB
資料-3  PC道路橋の健全度評価に関する文献調査 918KB
奥 付 55KB


全 文 10,319KB