研究成果概要


国総研資料 第 462 号

【資 料 名】 気候変動による豪雨時の降雨量変化予測
−GCM20による評価を中心に−
報告書

【概   要】 本報告は,治水分野での適応策検討に際し,最も基本的な情報である極端降雨量の変化について,定量的な評価を試みたものである. 検討は,気象庁・気象研究所が開発した気候変動モデルのシミュレーション結果を用いて実施したが,これらデータの提供は,平成18年2月から平成20年3月まで実施した気象研究所との「気候モデルを用いた地球温暖化に伴う降雨特性変化と洪水・渇水リスク評価に関する共同研究」の枠組の中で行われたものである.従って,本報告の内容は共同研究成果の一部として位置づけられる. 検討では,現象が本来もっているばらつきの影響が大きいことから,まず,将来予測におけるばらつきの影響の低減方法について検討を行った.その上で,21世紀末の年最大降雨量変化を現在の降雨量の比として提示した.

【担当研究室】 河川研究部

【執 筆 者】 柏井条介,土屋修一,石神孝之



表  紙 205KB
中  扉 223KB
目  次 323KB
本  文 1,069KB
参考資料 833KB
奥  付 203KB


全  文 1,613KB