研究成果概要


国総研資料 第 310 号

【資 料 名】 レベル1地震動に対する重力式および矢板式岸壁の耐震性能照査用震度の設定手法

【概   要】 重力式および矢板式岸壁のレベル1地震動に対する耐震性能設計体系の構築に寄与する観点から,耐震性能照査用震度の算出方法を検討した.レベル1地震動が時刻歴波形の形式で与えられ,かつ耐震性能照査を2次元の動的解析により行う場合を想定し,計算負荷の軽減の観点から,震度法を用いながらも,従来の方法よりも手戻りの少ない照査用断面を設定するための震度の設定方法を示している.提案する方法は,地震動の周波数特性などを考慮して,岸壁の許容変形量に応じた震度を算出するものである.またさらに,重力式および矢板式岸壁のレベル1地震動に対する変形量の標準的な許容値を示した.

【担当研究室】 港湾施設研究室

【執 筆 者】 長尾毅,岩田直樹,藤村公宜,森下倫明,佐藤秀政,尾崎竜三



表 紙 37KB
中 扉 111KB
目 次 66KB
1章〜3章(p1〜p15) 1,543KB
3章〜7章・謝辞・参考文献(p16〜p26) 564KB
奥 付 21KB

全 文 2,181KB