【資 料 名】 |
道路センサス(全国道路・街路交通情勢調査)の変遷と改善に関する調査 |
【概 要】 | 国土交通省では,道路交通センサス(全国道路・街路交通情勢調査)において,道路計画や道路管理・交通運用等に不可欠な交通データの調査をおよそ5年に1度の割合で実施している。しかし,現行の調査手法では,データ収集や処理を人手に頼っているため,調査に要する時間や費用等に課題があり,かつその調査体系は数十年来基本的な枠組みが変わっていない。このため,道路交通の信頼性や道路が提供しうるサービスといった「交通の質」を適切に把握することが困難であり,調査手法の改善及び新たな交通調査体系の構築に関する必要性は,極めて高い。
本報告書は,道路交通センサスに関する既往の調査報告書の内容や当時の議論,昨今の社会情勢等をふまえ,道路交通センサスの調査手法及び調査体系について,今後見直しを図っていくにあたり考慮すべき点を整理するとともに,改善の方向性を示す基礎資料としてとりまとめたものである。 |
【執 筆 者】 |
瀬尾卓也,長谷川金二,河野辰男,田宮佳代子 |
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