研究成果概要


国総研資料 第 8 号

【資 料 名】 建設残土地盤上の空港着陸帯の植生技術に関する研究

【概   要】  建設残土地盤上に建設された空港の着陸帯等における植生技術を検討し,建設および維持管理が経済的で,空応着陸帯の緑地としてのグラウンドカバー機能に優れた植生技術を開発した.主要な知見は以下のとおりである.
1)雑草侵入による着陸帯の美観低下も指摘されていることから,その植生には被覆性に加えて,雑草侵入を抑制する機能も必要である.
2)維持管理費を効率よく縮減させるには導入植物手を見直す必要があり,その場合,矮生でほふく性能に優れた植物種が望ましい.具体的にはイワダレソウが有望である.
3)維持管理費を縮減するためには,比較的早い時期に地表面を密に被覆して,その後は雑草管理と導入種の生育管理のみに努める手法が考えられる.これは,トータルコストの点からも有利となる.

【担当研究室】 空港施設研究室

【執 筆 者】 高橋修,八谷好高,坪川将丈,松崎和博,阿部寛



表 紙 23KB
中 扉 123KB
目 次 37KB
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奥 付 15KB

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