社会資本マネジメント研究センター

 社会資本整備を取り巻く社会情勢の変化を踏まえて、社会資本の計画設計、施工、監督・検査、維持管理までのあらゆる建設生産プロセスとそれらを支える情報基盤システム、良好な生活環境の向上などについて研究を行う組織として、平成 28 年 度に発足し、デジタル化(DX)やグリーンインフラ(GX)等の分野横断的、入札契約制度や機械施工等の分野共通的な事項を中心に、幅広い領域を研究対象として研究開発を進めています。

社会資本マネジメント研究センター 研究・活動の方針(令和6年3月現在)


社会資本マネジメント研究室 入札契約方式や事業執行方式等の社会資本の整備のマネジメントに関する研究及び、公共事業評価手法等の政策評価に係る技術に関する研究。
社会資本システム研究室 社会資本整備(維持管理を含む)に必要な設計、積算、監督・検査等の建設生産プロセスにおける基準、労働生産性向上に関する研究。
社会資本施工高度化研究室 社会資本整備に必要な建設生産プロセスにおける施工段階を中心に、建設生産システムの省力化・効率化・精度向上のための建設機械施工、その他の施工に関する高度化についての研究。
社会資本情報基盤研究室 社会資本の整備及び管理の効率化、高度化に向けた、調査、設計、施工、点検を通じた情報の収集、加工、活用に関する基盤技術の研究。
建設経済・環境研究室 住宅・社会資本を取り巻く状況と動向把握を踏まえ、社会・経済・生活を支える住宅・社会資本の役割と社会経済的効果、インフラ分野における脱炭素化に関する研究。
緑化生態研究室 自然と人間が共生する持続的な国土づくり、国民が豊かさを実感できる生活環境の形成等、環境と調和した社会の実現に向け、緑化、生物・生態系の保全、緑とオープンスペースの整備・管理、景観・歴史まちづくりの分野における研究。

熊本地震復旧対策研究室
※平成29年4月〜令和4年3月
平成28年熊本地震の復旧事業における高度技術支援及び調査、設計、施工の各段階で得られた知見の体系化・基準化に関する研究。    
※熊本地震の災害復旧現場に設置される庁舎

センター長 安原 達
建設マネジメント研究官 西村 徹
国土防災研究官 池田 鉄哉
情報研究官 澤 純平