木造住宅の劣化のしやすさと対策に関する報告会の動画を公開
※リンクを歓迎致します。
第1編 全体概要
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共同研究の概要を知りたい
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第2編 【住まい手向け】 長持ち住宅ガイドライン
第Ⅱ章 木造住宅の耐久性を向上させる家造りガイドライン |
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長持ち住宅の基本情報を知りたい!
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「長持ち住宅の選び方」
(webサイト)
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【
住宅を選ぶ前に、各種の性能について理解しておきたい!
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長持ち我が家を築く!造り手との情報交換ツール
(表計算ソフト)
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【
候補となる住宅の性能を把握したい!
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「住まい手のための材料・部材選択シート」
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マイホームに採用すべ
き
材料の特徴を予め知りたい!
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「住宅外皮重要ポイントチェックリスト」
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【
マイホームに採用する構法について、関係者と検討したい!
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第Ⅲ章 木造住宅の長期使用に向けた屋根、外壁、床下の
メンテナンスガイドライン |
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各種の仕様に対応したメンテナンス方法について、事前に知りたい!
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各種屋根葺き材による経年変化事例調査
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各種の屋根の劣化状況を知り、仕様を選ぶ際に役立てたい!
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第3編 【造り手向け】 リスク分析・評価ガイドライン
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水分による劣化の危険性と対応方法を把握したい!
】 木造住宅の早期劣化と外皮構造の関連の実態、および背景としての設計・施工体制に関わる情報収集に基づいて、主として水分に起因する木造住宅の劣化リスクを高める要因の分類と抽出を行い、要因毎に想定される現象と必要な対応について解説しました。 |
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【
雨水浸入による危険性や評価方法について把握したい!
】 住宅木部の雨水に由来する劣化のリスク予測に不可欠な、外皮各部からの雨水浸入量および浸水頻度の定量的把握を可能にするため、浸水外力としての外皮面が受ける雨水の量および外装材表裏に生ずる圧力差を明らかにしました。また、風雨を受ける外皮面上の目地、取り合い間隙、ひび割れ等の連続した間隙から外皮内に浸入する水量を推定する一般的な方法を提案するとともに、いくつかの具体的外皮構造を対象として浸水量を評価した事例を提示しました。 |
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【
木材周辺の水分の状況と腐朽の危険性と評価について、知見を得たい!
】 木部の劣化事象のうち主として腐朽について取り上げ、腐朽と他の生物劣化との相違について概説し、木材そのものが持つ耐久性(耐朽性・耐蟻性)の特徴とその評価方法、木造住宅の耐久性確保における木材保存について位置づけ、さらに、木材保存剤が外皮構成部材へ与える影響などの懸案事項を示しました。 後半では、木材中の水分が腐朽を律速し且つ制御可能な因子であることから、木材の吸水異方性に関して考察するとともに、外皮木部の水分履歴に応じて木部の腐朽危険度を予測する方法とその適用例を示し、外皮内における水分制御の重要性とリスク評価に関する知見について述べました。 |
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【
業種が異なる取り合い部など、施工による不具合を防ぎたい!
】 木造住宅外皮において、同一部位の施工に関与する異業種の工程連繋不足に起因する不完全施工が劣化リスクを高めているとの認識に基づいて、部位および取り合い部の工程と関連職種の分析を行うとともに、劣化発生につながる異業種施工取り合い部の具体例を抽出して問題点を指摘しました。 更に既存住宅の雨漏り事故の原因分析、および外皮各部材の施工職種に関する全国実態調査結果に基づいて、工事進行の効率化を動機とする本来の専門職種外の職種の関与による初歩的な内容の不適切施工が多くの雨漏り事故の原因となっている可能性を指摘しました。 |
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【
ラスモルタル外壁の耐久性や強度を評価する方法を把握したい!
】 木造住宅のラスモルタル外壁を対象として、水分に起因するラス,ステープル,釘などの接合部の耐久性に関する実験を行い、「ラス・ステープルの劣化を考慮した耐久性評価方法(案)」および「木材の含水率を考慮したラス下地材等の留付強度評価方法(案)」を提案し、実験の概要および評価手法の考え方を記述しました。 |
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【
住宅各部位 の劣化状況、要因、対応方法を把握し、設計・施工に役立てたい!
】 木造住宅外皮各部に生じている不具合の事例は、木造住宅の設計・施工における劣化リスクの所在を確認し、劣化発生状況を理解する上で貴重な情報源です。このため、木造住宅外皮における不具合の発生傾向と原因を整理するとともに、屋根、外壁、バルコニー基礎・床下の各部位で、発生している不具合事例を収集して、不具合の状況、発生要因、対応および制御に関する考察を加えた事例調査シートに整理し、これらを住まい手の耐久性に関する関心を高め、作り手の劣化抑制への意識向上に有用な資料として取りまとめました。 |
第4編 【造り手向け】 設計・施工ガイドライン
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耐久性の高い屋根の仕様と施工要領を把握したい!
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屋根葺き材と下葺き材の間に通気空間を確保することにより、通常の下地構法に比して、高い防水信頼性を有し、かつ長期間屋根下地部材および小屋組部材の劣化抑制が可能な屋根葺き下地を構成する屋根葺き構法の確立を目指し、実大屋根における施工実験、屋根試験体の暴露試験を実施しました。併せて各部納まりおよび施工方法について検討し、その結果に基づいて、通気下地屋根構法の設計施工要領(案)を提案しました。 |
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【
開口部、屋根、バルコニーの雨水浸入要因と推奨する納まりを把握したい!
】 これまでの調査により、木造住宅外壁で最も漏水リスクの高い部位であることが明らかになっている「開口部取合い部(乾式外壁、湿式外壁)」「屋根取合い部」「バルコニー(手すり壁、排水等)」の現状の納まりについて、劣化要因の分析を行うとともに、劣化リスクを明確にするため各種の実験を行い、これらの結果に基づいて劣化対策上望ましい納まりを検討し、推奨納まり図(案)として提示しました。 |
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真壁木造外壁の実態や、防水設計・施工の方法を把握したい!
】 真壁構造外壁の特性、性能評価における課題、採用の現状、既往の知見等を整理・分析したうえで、伝統土壁構法、モルタル真壁直張り構法およびモルタル真壁通気構法を対象に、木部-外壁取合い部の防水性に関して、アンケート調査、ヒアリングおよび散水実験等を行い、その結果に基づき、真壁木造外壁の防水設計施工基準(案)を提案しました。 |
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外皮内に確保すべき通気経路や換気口のディテールについて把握したい!
】 現在の木造住宅外皮構造に求められる耐震性、省エネルギー性、防水性、防耐火性等の性能を満たしつつ雨水浸入や結露による木材の水分劣化リスクを軽減し耐久性を維持・向上するため、外皮内の換気・通気は極めて重要であるが、小屋裏、床下空間を除き明確な基準が示されていません。 このため、外壁、バルコニーなどを含め、住宅外皮全体において確保すべき通気経路を明確にするとともに、各経路において適用し得る換気口のディテールについて検討し、それらをガイドラインとしてまとめました。 |
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