研究成果概要


国総研資料 第 472 号

【資 料 名】 道路橋床版の疲労耐久性評価に関する研究

【概   要】 道路橋のコンクリート系床版の疲労耐久性については,輪荷重走行試験機による疲労試験方法や 版の耐荷力と関係づけられた疲労照査法が検討されてきた.しかしこれらの方法では床版支間や床 版厚など様々な構造等の条件が基準と異なる場合に,疲労耐久性を所要の水準以上となるよう合理 的に設計することが困難である. これらの背景を踏まえて,本研究は,コンクリート系の床版の疲労損傷過程を解析的に模擬する ことで多様な床版構造に適用可能な疲労耐久性評価方法の開発と,鋼コンクリート合成床版の部材 各部の応力状態を算出する解析手法の検討を行ったものである.

【担当研究室】 道路構造物管理研究室

【執 筆 者】 国総研,大阪大学大学院,大阪工業大学,九州工業大学,(社)日本橋梁建設協会



表  紙 616KB
中  扉 307KB
共同研究参加機関および担当者名簿 / まえがき / 目 次 434KB
 1 章  研究の概要 442KB
 2 章  コンクリート系床版の疲労耐久性に関する既往の研究 8,169KB
 3 章  移動荷重を受ける床版コンクリートの疲労耐久性評価に関する解析的検討 361KB
  3.1  概要 361KB
  3.2  疲労被害則の適用によるコンクリート床版の耐久性評価法の検討 1,018KB
  3.3  床版コンクリートの疲労被害則を用いた損傷評価の検討 1,409KB
  3.4  その他コンクリート系床版への適用性の検討 5,643KB
  3.5  解析精度に関する検討 1,839KB
  3.6  実交通との比較 717KB
 4章  鋼コンクリート合成床版の各部応力の算出手法の検討 11,109KB
 5章  まとめ 345KB
奥 付 616KB

全 文 26,920KB