研究成果概要


国総研資料 第 261 号

【資 料 名】 簡易貫入試験を用いた崩壊の恐れのある層厚推定に関する研究

【概   要】 急傾斜地の崩壊の恐れのある層厚およびその空間分布を推定することは,がけ崩れによる崩壊土量,土石の移動による力を算出する上で重要である。そこで,本資料では,近年改良された,簡易貫入試験機を用いた急傾斜地の崩壊の恐れのある層厚の推定手法について,がけ崩れ発生斜面で貫入試験を実施し,検討した。その結果.本資料では,事前に近隣の地質,気候が類似したがけ崩れ発生斜面で調査を実施し,地下構造,すべり面の発生部位の特徴を明らかにした上で,調査対象斜面において調査を実施し,崩壊の恐れのある層厚を推定する手法を提案した。

【担当研究室】 砂防研究室

【執 筆 者】 小山内信智,内田太郎,曽我部匡敏,寺田秀樹,近藤浩一



表 紙 283KB
中 扉 458KB
目 次 257KB
1.はじめに 370KB
2.現地調査方法 509KB
3.がけ崩れ発生斜面における貫入試験(p.5〜12)(p.13〜18) 649KB
933KB
4.がけ崩れ発生斜面における貫入試験結果の考察 646KB
5.簡易貫入試験機を用いた崩壊の恐れのある層厚の推定手法の提案 572KB
6.おわりに 473KB
参考文献 480KB
【参考資料】
崩壊の恐れのある土層厚の空間分布を考慮したがけ崩れ対策に関する検討 634KB
データ集 簡易貫入試験結果 172KB
奥 付 96KB

全 文 2,100KB