研究成果概要


国総研資料 第 78 号

【資 料 名】 橋梁への流木集積と水位せきあげに関する水理的考察

【概   要】  橋脚による水位上昇量は,河道の流下能力検討の一環として重要であり,種々の公式により算定される。ところが大量の流木が橋梁に集積した場合には,水位上昇量ははるかに大きく溢水破提や取り付け道路崩壊等の危険性が高くなるため,これを精度よく見積もることが重要となってくる。流木の集積とそれによる水位上昇量の流木条件(流出量や太さ,長さ等)や橋梁諸元(径間,桁下余裕高等)との関係についてはまだ不明な点が多い。
 本報告書は,これらを明らかにするために水理的検討を行い,河道計画や治水対策に活かすための参考となる資料を取り纏めたものである。

【担当研究室】 河川研究室

【執 筆 者】 坂野 章



表 紙 23KB
中 扉 45KB
はじめに 22KB
目 次 202KB
第1章 流木の橋梁への集積に関する過去の研究のレビュー 281KB
第2章 流木集積の影響事例 716KB
第3章 実験による検討 2,449KB
第4章 まとめ 121KB
おわりに 34KB
参考文献 35KB
参考写真 3,103KB
奥 付 14KB

全 文 7,012KB