研究成果概要


国総研研究報告 第 45 号

【資 料 名】 超大型コンテナ船の船舶諸元及び対応するバース・ターミナル諸元

【概   要】  近年のコンテナ船の大型化は著しい.2006年には,拡張後のパナマ運河を通航できない15,000TEUクラスが就航した.また,拡張後のパナマ運河を通航できる12,000〜14,000TEU クラスも,今後大量に就航予定である.昨年の国際コンテナ戦略港湾の選定に当たっては,この大型化の流れに対応し得るターミナルが必要であるとして,水深18mバースが想定された.しかし,現行の技術基準・同解説は,10万トンクラス(7,500TEU クラス)のコンテナ船までにしか対応しておらず,超大型コンテナ船の船舶諸元やバースの諸元は記載されていない.
 本報告は,以上の状況を踏まえ,10万トンを超える超大型コンテナ船の船舶諸元及び対応するバース・ターミナルの諸元をとりまとめたものである.船舶諸元については,既存船に加え,現在建造中の船舶も加えて,分析を行った.バース諸元については,船舶諸元の算定結果を基に設定した.さらに,ターミナルエリア面積については,超大型コンテナ船対応に必要な面積の算定手法をとりまとめた.

【担当研究室】 港湾計画研究室

【執 筆 者】 赤倉康寛



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中 扉 344KB
目 次 234KB
本 文 764KB
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