Mobile Mapping System(以後、MMSという。) とは、車両にレーザー計測機、GNSS装置、IMU(慣性装置)、デジタルカメラを搭載し、これらによって道路面および道路周辺の3次元座標データと連続カラー画像を取得する装置です。 国土交通省の各地方整備局(北海道開発局、沖縄総合事務局含む。以後、各地整という。)では、道路管理等に活用するため、全国の直轄国道でMMSを用 いて点群等のデータ(以後、MMSデータという。)を 取得しており、令和4年度までに直轄国道のほぼ全区間のデータが取得されています。 国総研では、各地整がMMSを用いて取得したMMSデ ータを一元的に管理する機能(以後、「データ 保管・管理機能」という。)及び必要な箇所のMMSデータをGIS上で選択し閲覧・ダウンロードできる機能(以後、「データ提供機能」という。) を過年度までに国総研内に実験的に構築し、令和5年7月から各地整で試験利用が開始されています。 また、MMSデータを自動的に合成・小区間に分割する合成処理機能の開発・実装の検討も行っています。
中山英昭,寺口敏生,糸氏敏郎、関谷浩孝,土木技術資料,(一財)土木研究センター,Vol.60,No.5,pp. - ,2018.