数量算出・積算

BIM/CIM積算試行業務受注者向け

１）試行対象

BIM/CIM積算の試行業務は現在、コンクリート構造物（例：橋梁下部工、函渠工、場所打擁壁工、砂防堰堤工等）を対象としています。

２）試行内容

以下の内容を実施するものとします。

• ３次元形状データを作成し、オブジェクト分類名、３次元モデルから計測した数量、工事工種体系ツリーコード及び規格を属性情報として設定する。
• ソフトウェアの機能によりIFC形式のデータを出力する。
• 「データ変換ツール」を使って、IFC形式のデータを、設計数量管理機能に読み込み可能な数量データ（XML形式）に変換し、設計数量管理機能に読み込む。
• 変換した数量データ（XML形式）を、受注者にて設計数量管理機能に読み込み、内容を確認する。（設計数量管理機能は国総研HPからダウンロードする。設計数量管理機能の操作方法は、国総研HPに掲載されている「設計数量管理機能（試行版）操作説明書」を参照する。）
• 変換した数量データ（XML形式）は成果物として納品する。

３）試行結果の報告

試行が終わり次第、結果を速やかに様式にて発注へ報告すること。
あわせて、属性情報を付与した３次元モデル（オリジナルデータ、IFC形式）及び設計数量管理機能の数量データ（XML形式）も提出すること。

４）その他

成果品として、属性情報を設定した３次元モデル（オリジナルデータ、IFC形式）及び設計数量管理機能の数量データ（XML形式）を納品する。電子納品のフォルダは「BIMCIM」フォルダ内の「MODEL」フォルダとする。