
はじめに
CommonMP (Common Modeling Platform for water-material circulation analysis)は、 水理・水文現象等の複合現象を解析するために、さまざまな異なった現象を再現する要素モデルを結合して一体的に協調・稼働させ、河川流域の複合現象をシミュレーションするための基盤ソフトウェアです。 CommonMPウェブサイト(https://framework.nilim.go.jp/)は、CommonMPプロジェクトの終了に伴い、令和5年3月31日をもって閉鎖しました。本サイトでは、プロジェクトの終了について引き続き周知するとともに、継続利用等に関するQ&A及び国総研が著作権を有するCommonMPソフトウェアに関する問合せ先を紹介しています。今後とも、大学、民間等による開発を期待し、問合せに応じてCommonMP本体プログラムのソースコード等を配布可能です。
継続利用等に関するQ&A
- 令和5年3月31日のCommonMPウェブサイト廃止に伴い、どのような影響がありましたか。 「CommonMPプラットフォーム、要素モデルや水文水質データ取得ツールのダウンロード」、「GISライセンス(有効期限6ヶ月)の発行」など、ウェブサイト機能を活用していた一切が令和5年4月1日からできなくなりました。ダウンロード済みの水文水質データ取得ツールについても、ユーザー認証がウェブサイト機能に依存しているため、使用できなくなりました。一方で、ダウンロード済みのCommonMPプラットフォーム、要素モデルについては、ライセンス規約や利用許諾条件書の範囲内で継続利用可能です。
- CommonMPの継続利用にセキュリティ上の問題はありませんか。 継続利用は可能ですが、本ソフトウェアに不具合、不備等があっても今後修正されません。ライセンス規約の免責事項等をよくご確認ください。
- 水文水質データ取得ツールを業務等に活用しており、使用できなくなると困ります。 水文水質データを取得するには、有償となりますが、水防災オープンデータ提供サービスが利用できます。詳細は、下記の水管理・国土保全局サイトをご確認ください。 https://www.mlit.go.jp/river/event/main/datahaishin/index.html へのリンク
ソフトウェアに関する問合せ先
E-mail:nil-mizujunkan(アットマークを入れて下さい)ki.mlit.go.jp