下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト*)
* Breakthrough by Dynamic Approach in Sewage High Technology Project
令和6年度末 下水道革新的技術実証事業評価委員会の結果について
令和3年度に採択された1技術、令和4年度に採択された2技術、令和4年度補正に採択された4技術、令和5年度に採択された4技術、令和5年度補正新規採択技術の1技術、
令和6年度に採択された2技術及び令和7年度新規採択技術の4技術について、学識経験者からなる「下水道革新的技術実証事業評価委員会」に、令和6年度の結果報告及び、
今後の研究計画について説明を行い、それに対する評価を受けました。
評価結果を受け、国土技術政策総合研究所上下水道研究部では、令和6年度及び令和7年度採択技術の実証研究を進めていきます。
対象技術は以下のとおりです。
令和3年度採択技術(実規模実証最終年度)
- ICTを活用した下水道施設広域管理システムに関する実証事業(日本下水道事業団・東芝インフラシステムズ(株)・(株)日立製作所・三菱電機(株)・(株)明電舎・メタウォーター(株)・倉敷市共同研究体)
令和4年度採択技術(実規模実証最終年度)
- 高効率最初沈殿池による下水エネルギー回収技術に関する実証事業((株)明電舎・大阪市共同研究体)
- 省エネ型深槽曝気技術に関する実証事業(前澤工業(株)・日本下水道事業団・埼玉県共同研究体)
令和4年度補正採択技術(実規模実証最終年度)
- 新たなリン回収システムによる下水道の資源化に関する実証事業(太平洋セメント(株)・メタウォーター(株)・東京都下水道局共同研究体)
令和4年度補正採択技術(実規模実証2年目)
- MAPにより脱水ろ液から効率的にリンを回収する技術に関する実証事業(月島JFEアクアソリューション(株)・横浜市共同研究体)
令和4年度補正採択技術(実規模実証2年目繰越)
- 消化汚泥から効率的にリンを回収する技術に関する実証事業(水ingエンジニアリング(株)・神戸市共同研究体)
令和5年度採択技術(実規模実証2年目)
- 汚泥の高付加価値化と低炭素社会に貢献する超高温炭化技術に関する実証事業(大同特殊鋼(株)・(株)テツゲン・(株)グリーンテック・(学)中央大学・気仙沼市共同研究体)
- 縦型密閉発酵槽による下水汚泥の肥料化技術に関する実証事業 ((株)クボタ・UBE 三菱セメント(株)・中部エコテック(株)・島根県・日本下水道事業団共同研究体)
令和5年度補正採択技術(実規模実証1年目)
- リン吸着バイオ炭によるリン回収および炭素貯留技術の実証事業((株)フジタ・住友重機械エンバイロメント(株)・東北大学・国際農林水産業研究センター・福山市共同研究体)
令和4年度補正採択技術(FS調査 最終年度)
- 下水汚泥焼却灰の低コスト肥料化技術に関する調査事業(三機工業(株)・秋田県・東京都下水道局共同研究体)
令和5年度採択技術(FS調査 最終年度)
- 活性汚泥併用型生物膜処理システムの開発に関する調査事業((一財)造水促進センター・(株)日立プラントサービス・DDPスペシャルティ・プロダクツ・ジャパン(株)・(大)北九州市立大学・(独)秋田工業高等専門学校・日本水工設計(株)共同研究体)
- 膜曝気型バイオフィルム法(MABR)を用いた排水処理の省エネ、N2O発生抑制技術に関する調査事業(三菱ケミカル(株)・(株)クボタ・(大)東京農工大学共同研究体)
令和6年度採択技術(FS調査1年目)
- リアルタイム感染症動向把握のための下水バイオマーカーセンサの開発((株)日水コン、(株)明電舎、ユニアデックス(株)、三機工業(株)、(株)NSCテック、東北大学、仙台市共同研究体共同研究体)
- 下水汚泥消化ガスのEx-situ型バイオメタネーション反応技術に関する調査事業(カナデビア(株)・日本下水道事業団共同研究体)
令和7年度予算採択技術(実規模実証新規採択)(AB-Cross※)
- 好気性グラニュールによるダウンサイジング可能な下水処理技術(メタウォーター梶A日本下水道事業団、宮城県共同研究体)
令和7年度予算採択技術(FS 調査新規採択)(AB-Cross※)
- 中大口径管内表面状態評価技術(シャープ梶A潟Jンツール共同研究体)
※上下水道一体革新的技術実証事業