研究成果概要

国総研資料 第 1345 号


【資 料 名】 国内空港の滑走路・誘導路に発生する変状の実態
【概   要】

 国内空港では安全性確保のため,空港の滑走路・誘導路において巡回点検が定期的に実施されている. しかし将来的な人口減少による巡回点検作業員の不足が懸念され,滑走路・誘導路における巡回点検の効率化が急務となっている. 巡回点検の効率化には,変状が多発しやすい箇所等,発生状況の実態の把握が不可欠であるものの,その実態は十分に分析されていない.
 そこで本研究では,東京国際空港,長崎空港,鹿児島空港および松山空港を対象に,滑走路・誘導路で発生した変状のデータを整理し, 変状が発生する位置の傾向や交通量との関係性等の分析を行った.その結果,航空機の車輪の走行位置で変状が発生していること, また変状多発範囲は航空機の走行特性の違いにより変化すること等が確認された.

【担当研究室】 空港施工システム室
【執 筆 者】 渡邉 明日香、畑 伊織、坪川 将丈


研究資料全文

全 文

8,340KB
 

1. はじめに

2. 東京国際空港を対象とした研究の概要

3. 東京国際空港の誘導路の変状発生分析

3.1 変状データの概要
3.2 交通量との関係性
3.3 舗装の経過年数との関係性
3.4 横断方向の変状発生分布
3.5 気象条件との関係性
3.6 総括

4. 東京国際空港の滑走路の変状発生分析

4.1 変状データの概要
4.2 横断方向の変状発生分布
4.3 縦断方向の変状発生分布
4.4 総括

5. 長崎空港,鹿児島空港,松山空港を対象とした研究の概要

6. 長崎空港,鹿児島空港,松山空港の誘導路の変状発生分析

6.1 変状データの概要
6.2 横断方向の変状発生分布
6.3 総括

7. 長崎空港,鹿児島空港,松山空港の滑走路の変状発生分析

7.1 変状データの概要
7.2 横断方向の変状発生分布
7.3 縦断方向の変状発生分布
7.4 総括

8. 結論

9. おわりに

参考文献

付録

付録A 宮崎空港,高知空港,鹿児島空港,松山空港,長崎空港,北九州空港における
   緊急補修工事箇所の実態整理
付録B 鹿児島空港および松山空港の離陸・着陸時の走行経路