研究成果概要

国総研資料 第 1159 号


【資 料 名】 災害時における合成開口レーダ(SAR)の散乱変化事例解説集
【概   要】  夜間や悪天候のために光学センサの使用が困難な災害時にはSARの散乱変化に基づく 調査を実施することが有効であり、多種多様なSARの散乱変化特性について幅広く理解しておくことが求められる。
 本資料は、近年の災害事例を用いてSARの散乱変化の特徴と判読上の留意事項を解説し、 SAR画像による土砂災害判読の調査要領を提案した。
【担当研究室】 土砂災害研究室
【執 筆 者】 鈴木 大和・松田 昌之・中谷 洋明


            

表 紙

320KB

中 扉

344KB

はじめに

274KB

目 次

327KB

本 文

1.合成開口レーダ(SAR)の散乱

3,306KB
  1.1 後方散乱
  1.2 前方散乱
  1.3 2回散乱
  1.4 体積散乱
  1.5 局所入射角との関係
 

2.災害時における SAR の散乱変化

438KB
  2.1 災害時における SAR の散乱変化に対する考え方
  2.2 災害時における SAR の散乱変化モデル
 

3.災害時における SAR の散乱変化の事例解説

53,741KB
  A ) 農地や道路に対する土砂の堆積
  B ) 流木等の漂流
  C ) 河道閉塞による湛水(天然ダム)
  D ) 浸水・洪水
  E ) 橋梁の流失
  F ) 森林斜面の崩壊(馬蹄形)
  G) 森林斜面の崩壊(細長形)
  H) 裸地斜面の崩壊
  I ) 住宅地に対する土砂の堆積
  J ) 建物・構造物の倒壊
  K ) 降灰
  L ) 火砕流の流下
 

4.災害時における SAR の散乱変化を踏まえた判読調査要領

444KB
  4.1 災害時における SAR の散乱変化の傾向
  4.2 SAR 画像による土砂災害判読の調査要領
  4.3 その他留意事項
 

参考文献

412KB
 

強度差分 SAR 画像の諸元

414KB
 

奥 付

369KB
 

全 文

56,814KB