研究成果概要


国総研資料 第 602 号

【資 料 名】 47都道府県間産業連関表を用いた海上コンテナ貨物の
輸出による経済波及効果の推計

【概   要】 天然資源を持たない我が国において,必要な資源輸入を支えつつ高い経済水準を維持していくためには,輸出主導型の経済成長モデルは重要な戦略となり,これに対応した国際コンテナ港湾の整備は全国の主要な港湾及びその港勢圏への民間投資の誘発を含む広範な投資,さらには国際貿易の振興に結びついていると考えられる.
本分析では,社会的共通資本としての国際コンテナ港湾の整備の今後の政策検討に資する基礎情報の提供を行うため,主要17港湾における2008年の海上コンテナ貨物の輸出による経済波及効果,すなわち生産誘発額,粗付加価値(GRP)誘発額及び輸入誘発額について,47都道府県間産業連関表を用いた産業連関モデルによって国民経済としての総額だけではなく地域への帰着先を含めて推計した.

【担当研究室】 港湾研究部

【執 筆 者】 笹山博



表 紙 347KB
中 扉 422KB
目 次 256KB
本 文 3,151KB
奥 付 44KB


全 文 3,026KB