研究成果概要


国総研資料 第 504 号

【資 料 名】 性能設計体系に対応したマリーナ等施設の設計の基本的考え方

【概   要】  2007年に「港湾の施設の技術上の基準」(技術基準)は全面的に改正され,性能設計体系の技術基 準となった.また,技術基準を解説する「港湾の施設の技術上の基準・同解説」についても性能設計体系に対応した内容へと改訂された.
 本研究では,プレジャーボート等の小型船舶を対象とした係留施設等により構成されるマリーナへの性能設計の概念の本格的な導入を図ることを目的として,マリーナが貨物船や旅客船等を対象とし た通常の係留施設とは整備目的や利用状況が全く異なるという観点に立ち,性能規定型の技術基準下におけるマリーナ施設の設計におけるマリーナ固有の留意点を整理し,その結果を「マリーナ等施設 の設計ガイドライン(案)」として取り纏めた.また,設計者の便を考慮して,マリーナ等の施設整備の推移や現状について基本情報を併せて整理した.

【担当研究室】 港湾施設研究室

【執 筆 者】 宮田正史,長尾毅,小澤敬二



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中  扉 287KB
目  次 353KB
本  文 1,220KB
奥  付 48KB


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