研究成果概要


国総研資料 第 477 号

【資 料 名】 NILIM−AISによる国内外主要海域の比較評価 −航路,海峡等における輻輳度評価手法の検討−

【概   要】 2000 年のSOLAS条約(海上における人命の安全のための国際条約)の改訂により,外航船のみならず内航船ともに一定規模以上の船舶へのAIS(船舶自動識別装置)搭載が義務化された.
この結果,陸上にAIS受信局を設置することにより,船舶動静に関する定常的観測および国内外の海域を対象とした解析が可能となった.
本研究では,国総研資料No.420 と同様の解析を対象海域をさらに追加して実施し,既往の成果と併せて国内外の主要海域での航行実態の比較を行う.また,新たに特定の断面を対象とした通過実態の分析・比較を行う.
さらに,その通過実態の結果を踏まえて,AISデータの特性を活用した航路・海峡等の輻輳度評価の手法について検討する.

【担当研究室】 港湾計画研究室

【執 筆 者】 高橋宏直,柳原啓二



表  紙 106KB
中  扉 168KB
目  次 116KB
本  文
 1.はじめに
 2.AISおよびAIS陸上局の概要 846KB
 3.国総研船舶動静解析システム(NILIM-AIS)の構築 330KB
 4.NILIM-AISを用いた解析事例 3,589KB
 5.国内外主要海域での通過実態比較 7,662KB
 6.航路・海峡での輻輳度評価手法の検討 975KB
 7.おわりに
 謝 辞
 参考文献 258KB
奥  付 204KB


全  文 11,858KB