研究成果概要


国総研資料 第 306 号

【資 料 名】 港湾と背後地域における間接被害を含めた津波被害波及過程及びその 評価方法

【概   要】  大規模地震・津波発生の切迫性が指摘されており,特に港湾におい ては海岸保全施設の防護ラインの外側に位置することから,これまで十分な津波対策を行っ ていないことによる問題が顕在化してきている.
  そこで,本研究では,港湾における津波防災について,過去に港湾で発生した津波による被害をまとめ,津波被害波及過程図を作成した.また,モデル港湾を対 象とした浸水・漂流シミュレーション及び直接・間接被害を含めた津波被害額の推計を行うとともに,今後講じていくべき津波対策の方向性について検討を行っ た.
  これらの結果は,今後,港湾管理者や国の直轄組織,及び港湾に関係した全ての者が津波対策を検討していく際の基礎資料となるものである.

【担当研究室】 沿岸防災研究室

【執 筆 者】 岡本修,小田勝也,熊谷兼太郎



表 紙 105KB
中 扉 169KB
目 次 71KB
1章〜2章(p1〜p3) 3,503KB
2章(p4〜p5)
2,662KB
2章〜4章(p6〜p9) 1,257KB
4章(p10〜p13) 3,546KB
4章〜7章・謝辞・参考文献(p14〜p17) 626KB
付録(p18〜p23) 3,865KB
奥 付 64KB

全 文 13,430KB