研究成果概要


国総研資料 第 222 号

【資 料 名】 ディスポーザ導入による影響評価に関する研究報告
-ディスポーザー導入時の影響評定の考え方-

【概   要】 本報告は,ディスポーザー導入時の影響,すなわち下水道処理区域内の家庭等から発生する厨芥(生ごみ)をディスポーザーで粉砕したディスポーザー排水が直接下水道に排出される際の影響について,これまでの調査研究を基に,下水道管理者がディスポーザー導入の可否を検討する上での技術的資料としてとりまとめた。また,ディスポーザーの導入による下水道施設等への影響を判定する手法を示すとともに,住民の利便性向上の評価手法,ごみ収集・処理システムと下水道システム双方のエネルギー収支や温室効果ガス発生量に関する総合的な評価手法などを示し,地方自治体においてディスポーザー導入時の影響,効果を判定する考え方について提示した。

【担当研究室】 下水道研究室

【執 筆 者】 下水道研究室,下水処理研究室他



表 紙 30KB
中 扉 27KB
はじめに 20KB
目 次 29KB
1.総則
2.影響判定の条件設定
3.厨芥及びディスポーザー排水に関する原単位
4.下水道システムへの影響
5.ごみ処理システムへの影響
6.市民生活への影響
7.経済性及び環境面からの影響評価
8.今後の検討課題
1,231KB
【参考資料】
1 下水道管理者のディスポーザーへの対応に関する調査について
2 諸外国におけるディスポーザーの導入状況
3 管渠内堆積物の掃流特性に関する模型実験
4 合流式下水道越流水の影響予測計算例
5 ディスポーザー利用者の利便性便益の調査事例
6 LCAの手法を用いた影響評価事例 
1,240KB
奥 付 19KB

全 文 2,229KB