研究成果概要


国総研資料 第 179 号

【資 料 名】 大型車の振動特性が橋梁に及ぼす影響に関する研究(?T)

【概   要】 近年,乗員の疲労や積荷の損傷を軽減することを目的として,車両振動の低減効果の高いエアサスペンションを搭載した大型車が増加している。欧州などでは,サスペンション特性の異なる大型車が道路構造物に及ぼす影響についての調査がなされ,エアサスペンション搭載車両は,従来のリーフサスペンション搭載車両に対し,道路構造物に与える影響を低減する効果が認められるとの報告がなされている。しかしながら,我が国においては,大型車のサスペンションの振動特性と橋梁に及ぼす影響の関係に関する研究はほどんど行われていない。  本研究では,国内を走行する代表的な大型車を対象として,サスペンションの振動特性と橋梁に及ぼす動的影響の関係について,基礎的な特性を明らかにするため,実車を用いた走行試験等を実施した。  本報告書は,この試験の結果をとりまとめたものである。

【担当研究室】 橋梁研究室

【執 筆 者】 玉越隆史,中洲啓太,石尾真理,中谷昌一



表 紙 23KB
中 扉 63KB
まえがき 34KB
目 次 23KB
1章 序論 33KB
2章 動的影響に関する実車両試験 3,508KB
 2.1 概要
 2.2 人工段差落下試験
 2.3 人工段差走行試験
 2.4 橋梁走行試験
3章 まとめ 63KB
奥 付 13KB

全 文 3,728KB