研究成果概要


国総研資料 第 157 号

【資 料 名】 歩行者用照明の必要照度とその区分に関する研究

【概   要】 近年の交通事故の特徴の一つに,夜間における高齢者の歩行中の死亡事故の増加が挙げられる。一方,高齢者や身体障害者などが自立した日常生活を営むことができる社会整備として平成12年5月には通称「交通バリアフリー法」が公布され,国土交通省では歩行空間における道路構造や施設のバリアフリー化を進めている。このなかでは,夜間における交通安全対策として歩行者用照明も重要な役割を担っているが,今のところ道路管理者が準用できる歩行者照明の明確な技術的基準がないのが現状である。このことから本研究では,諸外国の基準を調査し,高齢者や身体障害者など様々な身体特性を有した歩道利用者が夜間安全に通行できる照度を視認性評価実験によって確認し,歩行者用照明の基準作成に資する照度区分の検討を行った。

【担当研究室】 道路空間高度化研究室

【執 筆 者】 森望,安藤和彦,河合隆,林堅太郎



表 紙 23KB
中 扉 56KB
目 次 88KB
はじめに 43KB
第1章 総 論 113KB
第2章 各国及び機関の基準・規格調査 363KB
第3章 既往歩行者照明施設の実施調査 411KB
第4章 歩行者のための照明要件と照度区分の検討 165KB
第5章 歩行者用照明に関する視認性評価実験 1,437KB
第6章 歩行空間を分類する項目の定量化 320KB
第7章 照度区分の提案 211KB
第8章 総 括 129KB
参考文献 41KB
参考資料 1,626KB
奥 付 14KB
   
全 文 5,008KB