研究成果概要


国総研資料 第 54 号

【資 料 名】 空港地上支援機材の交通シミュレーションプログラムの作成

【概   要】  今後の空港整備は量から質への時代へとなっており,利用者に対し如何に利便性の高い施設を提供するかと言うことが問題となってきている.羽田空港を始めとする大規模空港にあっては機能も複雑となり,かつ拡張の困難性やスポットニーズの拡大から効率的なスポットの確保や大型航空機の導入にかかるスポット再配置に当たってエプロンおよび周辺部の有効利用を図る必要がある. 本レポートはこの地区における空港地上支援機材の交通についてその実態を把握するとともに,その動きを再現するためのシミュレーションモデルの作成を行ったものである.機材の動きをビジュアルに再現するとともに置き場や通路の配置とダイヤによるGSEの必要台数,交通量及び車両密度を結果として算出する.今回の作業はモデルとして基本的なスポット配置を基に作動を確認したが,再現精度の向上や具体例の入力等実用化を図る必要がある.

【担当研究官】 空港新技術研究官

【執 筆 者】 長谷川浩



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中 扉 54KB
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