研究成果概要


国総研資料 第 28 号

【資 料 名】 道路橋床版の疲労耐久性に関する試験

【概   要】  現在,我が国では,橋長15m以上の橋梁だけでも約13万橋の道路橋が供用されており,こうした膨大な数の道路橋を適切に維持管理することが需要な課題となっている。特に既設道路橋RC床版は,鉄筋量の不足,床版厚の不足,車両の大型化および交通量の増大等の影響を受け,損傷事例が報告されている。
 このような中,道路橋RC床版の破壊メカニズムの解明や既設RC床版の損傷状態に応じた効果的な補修・補強工法の検討が求められている。
 そこで,橋梁研究室では,平成8年度から平成12年度にかけて,既設RC床版の疲労耐久性および既設RC床版に対する各種補修・補強工法の効果を把握することを目的として,実車両の輪荷重の走行をモデル化した移動載荷を可能とする輪荷重走行試験機による検討を行ってきた。
 本報告書は,これらの結果を取りまとめたものである。  

【担当研究室】 橋梁研究室

【執 筆 者】 中谷昌一,内田賢一,西川和廣,神田昌幸,宮崎和彦,川間重一,松尾伸二



表 紙 26KB
中 扉 88KB
まえがき 49KB
目 次 59KB
1章 目的 83KB
2章 輪荷重走行試験機 66KB
3章 各種補修・補強工法 133KB
4章 道路橋床版の疲労耐久性試験方法 128KB
5章 道路橋示書床版の試験結果 527KB
6章 補強床版の試験結果 882KB
7章 おわりに 46KB
参考文献 210KB
付属資料 4,678KB
奥 付 13KB

全 文 7,827KB