令和8年熊本地震による鉄筋コンクリート造建築物等の被害調査報告(速報)を
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令和8年9月18日

<概要>


○令和8年熊本地震による鉄筋コンクリート造建築物等の被害調査報告(速報)
  調査結果のまとめは以下の通り。なお、今後の調査に伴い、本報告の内容には修正が加えられる可能性がある。
・宇城市や八代市の建築物において一部の構造部材が被害を受けたものや、非構造壁、エキスパンションジョイント(Exp.J)、内装材、ガラス、天井、屋外手摺等の被害、自動ドアやエレベータの故障等が見られたが、全て継続使用がなされていた。
・FRP 製円筒※の一部損傷や、鉄筋コンクリート(RC)造煙突の倒壊、それに伴う周辺建築物の被害が確認された。
 ※建築基準法上の煙突にはあてはまらないことから、円筒と表現する。
・八代市及び宇城市で1981年以前の旧耐震基準で建設されたと思われる、耐震補強が行われていない低層RC造建築物の1階の層崩壊が確認された。
・八代市、宇土市及び宇城市にある46棟のホテルや共同住宅の外観調査を行った。被害の特徴として、非構造壁の被害が共同住宅で多く見られた。建築物階数が高い建築物において、非構造壁の被害が建築物の多くの階や箇所で確認された。また、一部の建築物では、Exp.J の被害や、構造部材の被害が確認された。
・八代市、宇城市及び氷川町にある26棟の店舗、倉庫、住宅、寺院等の比較的規模の小さい建築物の外観調査を行った。本報告では、代表的な被害が見られた6棟について報告している。26棟のうち、外壁の亀裂や隣接建築物の傾斜、鉄筋の腐食が見られた建築物が9棟あった。また、補強コンクリートブロック造や組積造の倉庫等の被害が複数あった。2階建て等の低層RC造建築物の数棟で構造部材の損傷が確認された。地盤変状が著しいエリアでは、杭頭が露出している建築物を確認した。

本資料は、国総研ホームページ及び建研ホームページで公開しています。
ダウンロード先URL:
https://www.nilim.go.jp/lab/bbg/saigai/R8/kumamototekkinkonkurito.pdf


記者発表資料(PDF)

(問い合わせ先)
国土技術政策総合研究所 建築研究部
 建築災害対策研究官 村上 真祥(内線 4326)
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