建築物更新時の既存杭活用や宅地擁壁の耐震化に向けて ～国総研研究報告第７６号『建築物と地盤に係る構造規定の合理化
による都市の再生と強靱化に資する技術開発』をHP で公表～

令和7年2月21日

• 　国総研では、令和２年度から令和５年度まで、総合技術開発プロジェクト「建築物と地盤に係る構造規定の合理化による都市の再生と強靱化に資する技術開発」に取り組んできました（概要は別紙の通り）。このたび、研究成果をとりまとめた報告書をホームページで公表しましたので、お知らせします。

＜概要＞

• ＜目次＞
  第Ⅰ編　　研究開発の概要
  　第１章　研究開発の経緯と目的
  　第２章　研究開発の内容
  　第３章　研究開発の実施体制
  　第４章　研究成果と活用
  第Ⅱ編　　既存杭分野
  　第１章　目的及び概要
  　第２章　既存杭を含む敷地における載荷試験、調査及び再現解析（茨城県稲敷郡河内町）
  　第３章　既存杭を含む敷地における調査（福岡市）
  　第４章　既存杭を含む敷地における調査（茨城県猿島郡境町）
  　第５章　既存杭を含む敷地における建築物の応答に関する検討
  　第６章　既存杭を含む敷地における建築物の構造計算例の検討
  　付　録　既存杭を含む敷地における建築物の設計指針（案）
  第Ⅲ編　　既存宅地擁壁分野
  　第１章　目的及び概要
  　第２章　宅地擁壁の構造性能に関する検討
  　第３章　遠心模型実験に基づく宅地擁壁の耐震性能の検討
  　第４章　被災宅地擁壁を対象とした耐震補強に関する設計例及び解析的検討
  　第５章　練積み・石積み擁壁を対象とした耐震設計手法（静的）の構築に関する検討
  
  ＜ダウンロード先ＵＲＬ＞
  　　https://www.nilim.go.jp/lab/bcg/siryou/rpn/rpn0076.htm
  

記者発表資料（PDF）

【お問い合わせ先】
　国土技術政策総合研究所
　　　　（既存杭分野）建築研究部　建築品質研究官　喜々津　TEL:029-864-4295
　（既存宅地擁壁分野）都市研究部　都市防災研究室長　岩見　TEL:029-864-4236