基本課題

国民のニーズに応える研究の推進

3つの基本課題の検討


基本課題T「時代に即した社会資本の整備・運営のあり方       〜ユーザーオリエンテッドの評価軸〜」

<基本課題検討の着眼・ねらい>

 社会資本の整備・運営に対する必要性・効率性・透明性等への国民批判の高まり、少子高齢化への対応や環境保全等の重要性の拡大、厳しい財政状況の中での公共事業予算の見直し議論等、社会資本をめぐる社会情勢は大きく変革している。
 このような時代の変化に的確に対応していく上で、「円滑な社会的合意形成」、「多様な価値を反映した総合的評価の確立」、「既存ストックの改善と有効活用」、さらには「今後の公共投資のあり方」といった、ユーザーでありタックスペイヤーでもある国民本位の評価軸を確立していくための研究開発が急務となっている。



<講演会等開催状況>



有職者講演会 開催情報


講演会名 講演者 役職 開催日
「分権化時代の公共事業政策のあり方と政策評価」 長峯純一 関西学院大学総合政策学部教授 H.13.11.9
「公共事業政策の現状と今後の方向性について」 宮脇淳 北海道大学大学院教授 H.13.12.6
「生産性に着目した社会資本の評価について」 小林潔司 京都大学大学院教授 H.14.6.26
「歴史人口学から見た国土のあり方」 鬼頭宏 上智大学経済学部教授 H.15.1.31
「社会資本整備におけるPI  〜交通計画を中心として〜」 石田東生 筑波大学社会工学系教授 H15.2.26
「地域間競争と環境価値評価について」 小林正美 明治大学理工学部助教授 H15.3.25
「災害リスクと防災投資の経済効果」 小林潔司 京都大学大学院教授 H15.11.7
「道路整備の歴史とこれからの政策課題 」 武部健一 道路文化研究所理事長 H16.1.19
「財政学から見た公共投資」 土居丈朗 慶応義塾大学経済学部客員助教授 H16.2.26
「公共投資の経済効果と地域経済について」 吉野直行 慶応義塾大学経済学部教授 H16.3.10
「アカウンタビリティ概念と計画論的意義」 小林潔司 京都大学大学院教授 H17.1.25
「リスクマネジメントと国土計画」 岡田憲夫 京都大学教授 H17.1.28
「21世紀の国土と地域社会の望ましいあり方」 宮口としみち 早稲田大学教授 H17.2.1



国総研 講演会

講演会名 講演者 役職 開催日
「今後の社会資本整備の視点」 中村俊行 研究総務官 H.15.12.10
「公共投資規模に関する視点」 中村俊行 研究総務官 H.16.12.4



報告書取りまとめ

題名 報告書 取りまとめ月日
「公共投資規模のあり方を考えるうえでの視点」 国総研資料第79号 H.14.12
「大田猛彦が語る『国土づくりと森林―森林の多面的機能について』」 国総研資料第150号 H16.1
「鬼頭宏が語る『歴史人口学から見た国土のあり方』」 国総研資料第162 H16.1





国総研
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