【CAD製図基準(案)】
平成15年 5月20日更新
平成15年 4月24日更新
平成15年 3月10日更新
平成15年 2月 7日更新
平成15年 1月 8日更新
平成14年12月17日更新
平成14年12月 2日更新
平成14年11月15日更新
平成14年10月25日更新
平成14年10月15日更新
平成14年10月2日更新
平成14年 9月18日更新
平成14年 9月3日更新
平成14年 8月30日更新
平成14年 8月 9日更新
平成14年 7月25日更新
平成14年 7月 8日更新
平成14年 6月24日更新
平成14年 6月 4日更新
平成14年 5月13日更新
平成14年 3月 4日更新
平成13年12月17日更新
平成13年11月19日更新
平成13年10月 4日作成
No. 質 問 回 答
CA-199 ラスターファイルは、通常オリジナルのCADファイルと同じファイル名でラスターを図面に貼り付けていますが、基準(案)に準拠して変換(名前の変更)するとリンク情報が失われますがどのように対処したらよいでしょうか。 最終の納品成果品の名称でリンクを張って納品してください。(H15.5.20)
CA-198 基準(案)には 『責任主体は該当するレイヤを修正したときのみ変更し、該当するレイヤを変更しない場合はレイヤ名を変更しない』とありますが、例えば、測量が作成した図面を設計で計画を追加する場合、次のどちらに該当するのでしょうか。
(1) S-△△△-□□□のレイヤは全て残して設計のレイヤを追加する。
(2) 平面図は現況地物として D-BGDというレイヤに放り込んでしまって、S-△△△-□□□のレイヤは削除するのか。
(1)の場合、後で図面をもらう工種はどんどんレイヤが追加されます。(2)の場合、D-BGDをS-BGDに変更し、これだけ残して後は削除という判断なのでしょうか。
電子納品の基本的な考え方は、ライフサイクルを通じて利用が可能となることを前提としています。ご質問のような測量成果を設計で利用するときは、設計で利用(変更)したレイヤのライフサイクルをSからDに変更してください。具体的には、利用した測量において現況地形等のレイヤであれば、S-BGDで設計プロセスに渡されることを想定していますので、S-BGDをD-BGDに変更して利用してください。(H15.5.20)
CA-197 トンネル調査補修設計業務を行っているのですが、その際に作成しなければならない図面(ex.変状展開図、補修工詳細図)に関しての図面ファイル名やレイヤ名は基準(案)で策定されているのでしょうか。 基準(案)では、設計業務共通仕様書を参考に工種を選定しています。基準(案)で対象とする工種は、次回改訂時の基準(案)で示す全34工種となります。基準(案)に定義されていない工種については、基準(案)を参考に受発注者で協議し、各種の取り扱いを決定してください。(H15.5.20)
CA-196 「ダム構造物設計/重力式コンクリートダム詳細設計/施工計画図」のレイヤ名に誤記があります。具体的には、「ダム構造物設計/重力式コンクリートダム詳細設計/施工計画図」にて「特に明示すべき現況地物」レイヤ名が「ETRL」となっていますが、これは「EXST」の誤りではないでしょうか。 正誤表をご覧ください。P240の重力式コンクリートダム詳細設計の(9)施工計画図の特に明示すべき現況地物を-BGD-ETRYから-BGD-EXSTに修正します。(H15.5.20)
CA-195 「ダム構造物設計/重力式コンクリートダム詳細設計/堤体標準断面図」の記載方法が統一されていません。具体的には、「ダム構造物設計/重力式コンクリートダム詳細設計/堤体標準断面図」にて製図仕様、付属資料のファイル名とレイヤ名一覧にて記述が一致していません。 正誤表をご覧ください。P155の1-13重力式コンクリートダム詳細設計のファイル名一覧のDS:堤体標準横断図を堤体標準断面図に統一します。(H15.5.20)
CA-194 「ダム構造物設計/重力式コンクリートダム詳細設計/縦断面図」のファイル名称、製図仕様に関する規定がないです。具体的には、「ダム構造物設計/重力式コンクリートダム詳細設計/縦断面図」が、付属資料のレイヤ名一覧にのみ存在し、製図仕様やファイル名一覧には存在しない。実際に製図する際は、仕様およびファイル命名をどのようにすべきでしょうか。 正誤表をご覧ください。P155の1-13重力式コンクリートダム詳細設計のファイル名一覧に縦断図の記載がありませんのでPF(ProFile)縦断図を追加します。P243に示す通り、重力式コンクリートダムの縦断図は道路詳細設計の縦断図を参考にしてください。(H15.5.20)
CA-193 下水道設計/管路詳細設計/縦断面図・横断面図の記載方法が統一されていません。具体的には、「下水道設計/管路詳細設計/縦断面図」と「下水道設計/管路詳細設計/横断面図」にて製図仕様、付属資料のファイル名とレイヤ名一覧にて記述が一致していません。 正誤表をご覧ください。記載方法が統一されていませんでしたので、縦断面図を縦断図に横断面図を横断図に修正します。(H15.5.20)
CA-192 下水道設計の各図面における地下埋設物のレイヤ設定について教えてください。また、線種の種類は、1種類で対応しなければいけないのでしょうか。 地下埋設物のレイヤは、基準(案)のレイヤ名称に従い、受発注者で協議し、決定してください。基準では1レイヤ1線色を前提に定義していますので、同一レイヤ内で線色を変えることが必要となる図面は、受発注者で協議し、取り扱いを決定してください。(H15.5.20)
CA-191 ファイル名の整理番号、図面番号は連番でなくても構わないのでしょうか。例えば、位置図と平面図の整理番号が違っていたり、全3枚の平面図の図面番号が010、111、001など連番となっていなくてもよいのでしょうか。 基準(案)の解説に示す通り、図面番号は表題欄の図面番号を表していますので、図面番号は連番となります。ただし、整理番号はライフサイクル、図面種類、図面番号を詳細に区分するためのものであり、付番の方法は受発注者で協議してください。(H15.5.20)
CA-190 道路詳細設計の縦断図では表示する帯と順番が決められていますが「拡幅すり付け」を表示する場合は何番目に表示すればよいのでしょうか。「片勾配すりつけ図」の下に表示すればよいのでしょうか。 基準(案)には、従来の表記に準じて作図することを基本としていることが記載されていますので、従来の表記に準じて作図してください。(H15.5.20)
CA-189 砂防ダムおよび重力式コンクリートダムの本堤正面図を現況の横断図を3本重ねて作成する場合、レイヤ名や線種、色を変えて表示させたいのですが、どのように考慮すればいいのでしょうか。
下流側横断図 現況地形 破線 推定岩盤線 二点鎖線
ダム軸横断図 現況地形 実線 推定岩盤線 二点鎖線(実際は別の線種にしたい)
上流側横断図 現況地形 一点鎖線 推定岩盤線 二点鎖線(実際は別の線種にしたい)
実業務でダム(本堤)の形状決定時の根拠となるので必要になりますが、基準(案)ではそこまで示されていないのでどうすればいいのか解りません。
基準(案)では、代表的な事例を示していますので、業務に支障のないように受発注者で協議し、線種・線色を決定してください。ただし、線種については、SXFの規定外の線種を選択するとデータ交換ができませんのでご留意ください。
なお、基準では1レイヤ1線色を前提に定義していますので、同一レイヤ内で線色を変えることが必要となる図面は、受発注者で協議し、取り扱いを決定してください。(H15.5.20)
CA-188 基準(案)に準拠して線種、線幅、文字サイズを変更していくと紙で出力した成果と見栄えが異なってきますが、よいのでしょうか。 原則として基準(案)に従い作図してください(ただし、紙で出力した成果と見栄えが大きく異なる場合は、受発注者で協議し、取り扱いを決定してください)。(H15.5.20)
CA-187 電子納品要領(案)は1業務1媒体を基本としていますが、複合業務の場合の[DRAWING]フォルダおよび[REPORT]フォルダをどのように整理すればよいでしょうか。整理番号によって分けてもよいのでしょうか。 複合業務の場合は、ファイル名の整理番号を利用してください。(H15.5.20)
CA-186 複数年度の工事で(4〜5年前など)の電子納品対象外のCAD図面で、本年度修正のため電子納品で再提出する図面に対しても、基準(案)に遵守してレイヤわけや線種変更作業をしなければならないのでしょうか。 発注図面がCAD製図基準(案)に従ったCAD図面である場合は、原則として完成図面をCAD図面で納品してください。また、事前に受発注者で協議し、納品方法を決定してください。(H15.5.20)
CA-185 同一図面に、平面図・縦断図・標準横断図などの図面種類の異なった内容がある場合、図面種類をどのように定義すればいいのでしょうか。チェックシステムでは定義した図種以外のレイヤがエラーになります。 同一図面に複数の図面種類を作図する場合は代表的な図面種類を選択してファイル種類を選択してください。(H15.5.20)
CA-184 用紙サイズがA1より長くなる場合、長尺規格サイズだと大きく余ったり、微小に足りない場合が出てきますので、収まるサイズにしてもよいでしょうか。 基準(案)で規定している図面の大きさは、標準として示しているものであり、基準(案)によらない大きさを使用する場合は、受発注者で協議し、取り扱いを決定してください。(H15.5.20)
CA-183 カラーの図面(赤のみまたは多色、塗りつぶし)の場合、基準(案)どおりの作図では紙で出力した状態と同じように図面色が反映できません。カラーの図面の場合、線色を出力色どおりにしてもよいのでしょか。 原則として、レイヤの線色は基準(案)に従い記入してください。ただし、紙図面に印刷する場合など、基準(案)通りの作図で見づらい場合は、受発注者で協議し、取り扱いを決定してください。(H15.5.20)
CA-182 土木構造物標準設計」の図集にて設計を行う場合もCADソフトで図面を作成する必要があるのでしょうか。また、この図集のCAD図面を公開する予定はあるのでしょうか。 国土交通省直轄の設計業務においては電子納品の対象となっていますので、基準(案)に準じて作図してください。現在のところ、土木構造物標準設計の図集のCAD図面を公開する予定はありません。(H15.4.24)
CA-181 CAD図面に外部参照で画像を貼り付けた場合、貼り付けた画像データを入れる時のファイル名称に規定はあるのでしょうか。 CAD図面に外部参照で画像を貼り付けた場合(ラスタデータ)のファイル名称は、参照元と同様のファイル名称とし、拡張子を「TIF」として参照元ファイルと同一フォルダに格納して納品してください。(H15.4.24)
CA-180 P21形式とはどのような形式でしょうか。 CA-149をご覧ください。(H15.4.24)
CA-179 距離標に関し、n+mのkmを3桁でmを3桁で記入するとありますが、起点側の測点の距離が1850.700であった場合に桁数が合わないように思いますが、具体的にどのように数値をを記入するのでしょうか。 距離標のn+mのnは3桁としており、km(キロメートル)の単位を想定しています。同様にmは3桁としており、m(メートル)の単位を想定しています。このため、100km以上の距離標は想定していません。上記のn+mの単位に留意して記入してください。(H15.4.24)
CA-178 測点に関し、n+mのnを4桁で、mを3桁でとありますが、測点がNo.20+15.00であった場合、nは0020、mには15と記入すればよいのでしょうか。また、測点がNo.20+15.570とかの場合はmに記入するのも15でよいのでしょうか。 測点がNo.20+15.00であった場合、測点nを0020、測点mを015と記入してください。また、測点がNo.20+15.570の場合も同様に、測点nを0020、測点mを015と記入してください。(H15.4.24)
CA-177 樋門設計には、機械および電機の設計も含まれますが、該当する図面の種類およびレイヤの種類が存在しないと思われますが、どのように対処すればよいでしょうか。 樋門樋管に関することだけでなく該当する図面種類やレイヤ名が存在しない場合は、基準(案)を参考にして、受発注者で協議し、取り扱いを決定してください。(H15.4.24)
CA-176 基準(案)P78で「2編以降を参照」と記述されていますが、どこを参照すればよいか分かりません。また、ほとんどの工種において、「従来の作図方法を踏襲する」という記述が多数ありますが、「従来の作図方法」とは、何を見れば分かりますでしょうか。同様に、P83の旗上げ表記方法に関する説明でも、「従来の表記方法」という記述があります。 「2編以降を参照」とは、線形図の線形要素の表現に関しての事項となりますので、基準(案)P30〜P32の解説を参照してください。従来の作図方法とは、電子納品を行う前の紙図面での作図方法を指しています。(H15.4.24)
CA-175 基準(案)で規定する文字高さというのは、文字高さ情報のことでしょうか。それとも印刷した時の見た目の文字高さのことでしょうか。SXFの文字高さに関し、文字の回りには余白がありますので、データで3.5mmの情報を与えても実際目に見える文字高さは3.5mmではありません。 基準(案)で定義している文字高さとは、文字高さ情報のことです。ただし、同じ3.5mmの文字を作図してもCADソフトにより印刷時の文字高さが異なることがあります。(H15.4.24)
CA-174 STR以外の作図要素および図面オブジェクトには数字を付け足すことはできないのでしょうか。STR以外の作図要素および図面オブジェクトにも数字を付け足してよりわかりやすいよう区別し、チェックシステムの新たなレイヤを作成した場合の入力のダイアログに入力するとエラーが出ます。 レイヤ名の2階層目の図面オブジェクトに数字を付与することはできません。しかし、3階層目の作図要素には、受発注者で協議し、付与することができます。(H15.4.24)
CA-173 緯度経度などを調べたい場合、どこかに問い合わせれば教えてもらえるのでしょうか。 平面直角座標が分かっていれば、緯度経度への変換は可能です。ただし、平面直角座標や緯度経度も不明の場合は、発注者に尋ねるか、国土地理院の発行している地形図およびホームページを参考にして調べてください。(H15.4.24)
CA-172 「一般図」で緯度経度などの情報がわからない場合、未記入でもよいでしょうか。 図面管理ファイルにおける「位置図」、「平面図」、「一般図」の場所情報および基準点情報は、必須記入となっていますので必ず記入してください。(H15.4.24)
CA-171 基準(案)P21に、次の解説がありますが、P24の「表1-6 CADデータに添付する場所情報一覧」を見ると「一般図」は必須ではないように読み取れるのですが必須なのでしょうか。
・「位置図」「平面図」「一般図」の場所情報について、20〜23または24〜28のいずれかを必ず記入する。
・「位置図」「平面図」「一般図」の基準点情報について、30〜31または32〜34のいずれかを必ず記入する。
正誤表をご覧ください。「表1-6 CADデータに添付する場所情報一覧」の一般図を位置図、平面図と同様に修正します。(H15.4.24)
CA-170 図面作成例では、「romans.shx」、「extfont.shx」、「bigfont.shx」フォントが使用されていますが、これらは一般的なフォントなのでしょうか。また、MSゴシックやMS明朝以外で「simplex.shx」、「bigfont.shx」もよく使いますが、これらは一般的なフォントに含まれるのでしょうか。 図面作成例は、一部現行の基準(案)に準じてないところがあります。一般的なフォントとは、MSゴシックやMS明朝などを指します。「simplex.shx」、「bigfont.shx」などのフォントの利用は受発注者で協議し、決定してください。(H15.4.24)
CA-169 ファイル名の整理番号は0〜9、A〜Zとなっていますが、付番ルールはあるのでしょうか。区分(分け方、番号の付け方)について詳細を教えてください。 ファイル名の整理番号に関する付番ルールは特に設けていません。整理番号は、ライフサイクル、図面種類、図面番号を詳細に分類するために利用してください。(H15.4.24)
CA-168 工事発注時の表題様式基準(案)の表題欄の規定が異なっています。どちらにするか協議により決定することとなっていますが、両方の表題欄の図面を作成するように指示されると電子納品で納める図面および作業量が倍になります。今後統一することはあるのでしょうか。 原則として、基準(案)に従い表題欄を作成してください。ただし、基準(案)に記載している通り、表題欄の一部の変更は認めていますので受発注者で協議し、決定してください。(H15.4.24)
CA-167 基準(案)では詳細にレイヤを分類していますが、ここまで分ける必要があるのでしょうか。 基準(案)では、ライフサイクルによる利用や他分野との連携等も考慮してレイヤ分類をしています。(H15.4.24)
CA-166 図面作成例は、基準(案)に準じていないようですが、基準(案)[H13.8版]に準じているからでしょうか。最新のデータはアップロードしていただけないでしょうか。 図面作成例の一部は、現行の基準(案)に準じてないところがあります。図面作成例の最新データの公開については、今後の課題として検討していきます。(H15.4.24)
CA-165 DMデータをSXFデータに変換するソフトウェアは国土交通省ホームページからダウンロードできるのでしょうか。 国土交通省では、現在のところDMデータをSXFデータに変換するソフトウェアは取り扱っていません。(H15.4.24)
CA-164 レイヤの順番に関する規定は見当たりませんが、必要に応じてレイヤ順番を変えても問題ないでしょうか。 地形図などを一番上に持ってくると他のレイヤに作図した内容はは見えなくなります。基準(案)では、レイヤの順番までは規定していませんので、作図者がレイヤの順番変更で見えないレイヤが出ないようにして納品してください。(H15.4.24)
CA-163 公園詳細設計に適用する工種はあるのでしょうか。また、平面図を「施設平面図」「割付平面図」「植栽平面図」とした場合、基準に設定の無い「図面種類」をオリジナルとして規定してもよいのでしょうか。このような図面は成果品として納品できるのでしょうか。 現在の基準(案)で規定しない工種については、受発注者で協議し、取り扱いを決定してください。その際のファイル名やレイヤ名は、基準(案)を参考にしてください。(H15.4.24)
CA-162 各要領(案)では、文字サイズの規定を特に設けていませんが、CAD製図基準(案)では文字サイズが規定されています。この解釈はどのようにすればよいのでしょうか。 CAD製図基準(案)で規定している文字サイズは、CADデータ中の文字であり、管理項目に用いる文字ではありません。(H15.4.24)
CA-161 図面ファイルを作成したソフトと、SXF形式に変換したソフトが異なる場合、図面管理ファイルの[図面ファイル作成ソフトウェア名]は、どちらのソフトウェア名を入力すればいいのでしょうか。
(例)図面ファイルをAというCADソフトで作成、BというソフトでP21形式に変換したとき
図面管理ファイルには最終的に利用したCADソフト(SXF形式に変換したソフト)を記入してください。(H15.3.10)
CA-160 CA-55に関連した質問です。
(1)一般的なフォントを使用すると曖昧に書かれてますが、具体的にどのようなフォントを使用すればよろしいのでしょうか。ベクトルフォントでよろしいのでしょうか。それともMS明朝またはMSゴシックが適切なのでしょうか。私の周りでは、ベクトルフォントが大多数であります。
(2)仮にMS明朝やMSゴシックを使用した場合に、文字高さの設定が3.5mmであっても、出力の際3.5mmでは印刷されず、正確に表現されません。ちなみにベクトルフォントの場合は、3.5mmで設定すれば3.5mmで正確に表現されます。
(1)[CA-157]をご覧ください。

(2)CADソフトにより、そのような場合も見受けられます。1)で示した通り、MSゴシックやMS明朝等の一般的なフォントを利用して作図願います。(H15.3.10)
CA-159 SXFはは最終的にレベル4までバージョンアップされると聞きましたが、レベル4になったら必ずレベル4でOCFの認証を受けたCADソフトを使用しなければならないのでしょうか。レベル4は3Dに対応と聞きましたが、一般に我々の行う業務では2Dだけで検討を行っているため、単純にレベル4が3Dに対応するだけなら納品はレベル3までのSXFでもって行えば良い様に思います。あと、3D-CADによってどのような事が出来る様になるのかイメージがつかめません。 国土交通省では、民間機関によって認証されたCADソフトの利用を義務付けるようなことはしていません。レベル4になっても基本的に同じと想定しています。レベル4は、単に3次元に対応するわけではなく、図面以外の設計情報等も保持できるモデル化を行って、計画・調査-設計-施行-維持管理という建設のライフサイクルを通して情報の連携・共有を実現していくことを目指しています。レベル4の利用方法や適用対象等は、現在検討中であり、今後適宜広報していく予定です。(H15.3.10)
CA-158 図面ファイル名のつけ方について、発注者が発注図面を受注者に渡す際、ファイル名をリネームすると聞きましたがこの解釈でよろしいでしょうか。
その際、完成図面の改訂履歴を表す英数字は、0で良いと聞きました。工事施工の場合の発注図面のライフサイクルは、施工。当初発注図面のままの場合は、改訂履歴は0。変更があった場合は、改訂履歴が1。変更が2回の場合は、改訂履歴が2。完成図面のライフサイクルも、施工。改訂履歴は、Zにするものだと思ってましたが、どちらが正しいのでしょうか。
工事施工の場合のファイル名称の改訂履歴は下記の通りです。
C0PL0010.P21(発注時) 
C0PL0011.P21(改訂1回目)
C0PL0012.P21(改訂2回目)
C0PL001Z.P21(納品時:最終成果品)(H15.3.10)
CA-157 CADソフト固有のフォントは基本的に使用できないのでしょうか。使用できない場合は、Windowsフォント(MS明朝、MSゴシック)のとなりますが、SXF変換する際に支障はないのでしょうか。 異なるソフト間のデータ交換の際にうまく受け渡しができませんので、MSゴシックやMS明朝等の一般的なフォントを利用することをおすすめします。SXFブラウザでは、認識できないフォントの時は、MSゴシックに変換しています。(H15.3.10)
CA-156 CADデータ中の文字はJIS Z 8313:1998「製図に用いる文字」と定められていますが、具体的にどのような文字が可・不可なのでしょうか。 JIS Z 8313は、製図で用いる文字の大きさやレタリング(明朝、ゴシック、イタリックなどの書体)に関する規格です。使用文字については基準(案)P8「(1)使用できる文字」をご覧ください。
(H15.3.10)
CA-155 H15年度以降のSXF(p21)形式の電子納品に伴い、現在データ交換用に位置づけられている「sfc形式」の今後の取扱いついて教えてください。今後「sfc」はバージョンが上がることはないのでしょうか。 SXFの仕様は、p21とsfcの両形式を対象としていますのでセットでSXFとお考えください。現在検討しているSXFVer3.0についても、sfc、p21どちらも対応する予定です。(H15.3.10)
CA-154 従来の紙媒体の変更図面は、朱書きを行い、変更のゴム印を押していましたが、CAD図面においてはどのように取り扱えばよいのでしょうか。 現在検討中のため、しばらくお待ちください。(H15.3.10)
CA-153 位置図以外のCAD図面を発注者よりもらいましたが、この場合は発注図としての取扱いはどのようになるのでしょうか。また、納品義務はどのようになるのでしょうか。 発注者から受け取った図面の取扱いは[CA-93]をご覧ください。(H15.3.10)
CA-152 [CA-93]では、新規に作成した図面は基準(案)に準拠して作成し、納品するとありますが当初の図面で変更がないものについては納品しなくてもよいのでしょうか。 発注段階で基準(案)に準拠したCAD図面を発注者から受け取った場合、当初図面からの変更がなくても、CAD製図基準(案)に従ったCAD図を納品することなります。(H15.3.10)
CA-151 ある整備局で打合せを行ったところ、図面の表題欄について基準(案)の表題欄(CAD製図基準P.5)を使用しないように指示されました。その整備局では、基準(案)の表題欄を今後、使用しないよう通達が出ているそうです。これは、電子納品の目的に反しているのではないのでしょうか。それぞれの整備局で仕様が違うというのはまずいのではないでしょうか。図面の表題欄ですのでデ−タの受け渡し等、不便になる箇所ではありませんが、何のためにCAD製図基準で規定されているのか疑問に思います。 基準(案)の整備の経過において、別途様式を定めて運用している場合があります。これは、基準(案)P5「別途基準等で定めた場合には一部を変更して使うことができる」に基づき行われているものです。表題欄の統一的な運用を図っていくよう今後も引き続き検討していきます。(H15.3.10)
CA-150 線種は、実線、破線、一点鎖線、二点鎖線の4種類となっていますが、土木CAD製図操作マニュアル(案)(OCF作成)によるとSXFを次のように説明しています。

実線はcontinuous line
破線はdashed line
一点鎖線はlog dashed short dashed line
二点鎖線は log dashed double-short dashed line

市販のCADで作成するとこの様な線種がないCADがありますが、一番近い線種とは具体的にどのようなものですか。
SXFの既定義線種(15種類)は、ISOで規定されている名称です。実際に市販のCADソフトでこのような名称になっているとは限りません。一般的な実線、破線..の名称となっていることが想定されます。CADソフト上のどの線種がSXFのどの線種に変換されるのかは、各CADソフトの仕様によって異なりますので、各CADソフトのマニュアルやヘルプ、または各CADベンダーにご確認ください。(H15.2.7)
CA-149 基準(案)P12「CADデータのフォーマット」の項目で電子納品はSXF(P21形式)と定めたとありますが、SXF(P21形式)は国際標準規格、SFCは国内のデータ交換のための簡易形式、基本的にこの2つはデータ上何が違うのでしょうか。 P21とSFCでは、データの記述方法が異なります。P21はISO/STEPに準拠した記述方法ですので、国際標準規格に準拠したフォーマットです。ただし、ファイル容量が大きくなるという特徴を有しています。国土交通省では、CAD図面の納品フォーマットをP21と定めています。
一方、SFCは、P21に比べファイル容量が非常に小さく、業務/工事中の関係者間のCAD図面の交換・共有に利用することができる簡易版のフォーマットです。ただし、業務・工事中の関係者間のCAD図面の交換・共有に利用することを義務付けるものではありません。必要に応じてご利用ください。

詳細につきましては(財)日本建設情報総合センターのホームページをご参照ください。
(H15.2.7)
CA-148 基準(案)P16,17の「1-11ファイル・レイヤの分類方法」で決められていることは、土木、電気、各部門に関わらず共通と考えてよいのでしょうか。また、共通と考えるときP17の 3「ファイル種別と図面オブジェクトの組合せ」表の○△−に従い図面を作成し、レイヤ訳しなければならないのでしょうか。 基準(案)のP16,17の「1-11ファイル・レイヤの分類方法」は、土木分野に関する定義内容です。現在公開されている土木以外の港湾や営繕等の各分野においても基準(案)と同様にレイヤの規定が設けられていますが、一部整合性のとれていない箇所もありますので、その際は対象となる各基準(案)に準拠してCAD図面を作成してください。(H15.2.7)
CA-147 電気部門のCAD製図基準(案)については、いつ頃策定の予定でしょうか。 電気設備のCAD製図基準(案)に関しては、現在作成中です。公開の時期につきましては、決定次第お知らせいたします。(H15.2.7)
CA-146 CA-131では「責任主体」という言葉が使われているので、ファイル名ではなくレイヤ名のことを指していると思います。レイヤ名に関しては、平成14年7月改訂の基準(案)P15に「責任主体は、該当するレイヤを修正したときのみ変更し、該当するレイヤを変更しない場合は、レイヤ名を変更しないこととする(・・略・・)。」と記述があります。
(社)日本土木工業協会が10月に公開した図面取り扱いガイドブックでもP9-10でそのように解説しています。
ご質問の通り、原則として、ファイル名のライフサイクルをDからCに変更して、DRAWINGSフォルダに格納して渡すこことなります。また、レイヤ名称の責任主体の変更については、業務や工事で変更が生じたレイヤ責任主体のみ変更作業が生じます。(H15.3.10)
CA-145 基準(案)P199「2-8築堤・護岸詳細設計(1)位置図・平面図」レイヤ名一覧について築堤・護岸における主要構造物(堤防・護岸等)が全て副構造物外形線レイヤ(-BYP)内に規定されておりますが、この場合、位置図・平面図における主構造物外形線(-STR)とは何を示すのでしょうか。上記構造物は、他の図面のレイヤ名一覧表では主構造物外形線レイヤ(-STR)で規定されていることを考えると、「-STR」の間違いではないかと思われるのですが。 P199の例では、あくまでもレイヤ区分の使用法を例示したものでありますが、ご指摘のように必ずしも適切な例示となっていないため、次回の基準(案)改訂時に対応します。
(H15.2.7)
CA-144 各CADソフトのデータ交換フォーマットで納品可能だと聞きました。そこでお伺いします。
 (1)OCF検定に合格していないCADソフトでCAD図面を作成しなければいけないのでしょうか。
 (2)各CADソフトでSXFコンバータなどで対応する予定があるのかどうかなどの情報が確定でありましたら教えていただけますでしょうか。
CA-88をご参照ください。また、SXF対応予定のCADソフトにつきましては、財団法人日本建設情報センターのこちらのページをご覧下さい。
(H15.2.7)
CA-143 CA-131の回答で、下記のとおり記載されていますが、
(3)ファイル名の改訂履歴を利用して区別し、「DRAWINGS」フォルダに当初契約図面および変更契約図面を格納してください(P13参照)。(例:C1PL0010.P21、C1PL0011.P21)(H14.12.17)

C1PL0010.P21(当初契約図面)
C1PL0011.P21(変更契約図面)

ということでしょうか。変更契約図面は下記のように改定履歴がZになるべきではないでしょうか。

C1PL0010.P21(当初契約図面)
C1PL0011.P21(変更1契約図面)
C1PL001Z.P21(変更2契約図面)
ご指摘の通り、変更契約図面の改訂履歴はZとなります。
(H15.2.7)
CA-142 基準(案)1-10レイヤ名の注釈では、責任主体は、該当するレイヤを修正したときのみ変更し、該当するレイヤを変更しない場合は、レイヤ名を変更しないこととする。と記述されています。この意味は、以下のどちらのケースが正解なのでしょうか。

調査フェーズ ボーリグ調査を実施
ケース1,2共通
S-BGD-BRG

設計フェーズ 構造物1と2を計画
ケース1
S-BGD-BRG
D-STR-STR1
D-STR-STR2

ケース2
D-BGD-BRG
D-STR-STR1
D-STR-STR2

施工フェーズ 構造物1を施工段階で修正
ケース1
S-BGD-BRG
C-STR-STR1
D-STR-STR2

ケース2
C-BGD-BRG
C-STR-STR1
C-STR-STR2

ケース2では、対象フェーズ毎に全ての図面のレイヤ名を変えていくことなります。ケース1では、変更が生じた部分のみレイヤ名を替えていくことなります。この結果、ケース1では、各計画の図形に対して、誰が主体的な責任を持って計画したのかが一目瞭然になります。しかし、ケース2では、全ての責任は、最終フェーズの方に一任することになります。基準案では、ケース1のように理解できていたのですが、Q&Aの回答(CA-131、CA-102)では、ケース2のように理解できます。どちらが正しいのでしょうか。
各フェーズにおいて、図面を修正しないレイヤのレイヤ名を変更する必要はありません。したがって、レイヤに関する責任主体については、設計段階、工事施工段階ともケース1が妥当です。
(H15.2.7)
CA-141 現在、出来形展開図について紙ベースでの提出がまだ主流だと思いますが、これから電子納品を実施して行くにあたって完成図面(p21)と出来形管理(MEET)のどちらで納品すればよいのでしょうか。「図面」ですのでp21形式での提出とも考えられますし、実線(実測値)がカーブの面積計算の関係や見た目(レイアウト)を重視するあまり書類と異なる部分が出来てしまうため、あくまでも出来形としての取り扱いとも考えられます。CALS/EC実施に向けて支援ソフトを作成するにあたり、この位置付けがわからずに悩んでおります。 通常、出来形展開図は、出来形管理資料として取り扱うものであり、CAD図面として納品する義務はありません。ただし、納品の対象となる図面においては、基準(案)のCADデータのフォーマットに準拠し、P21形式で納品してください。
(H15.2.7)
CA-140 SXF(P21)について、LEVEL4まで対応するのはいつ頃になりますでしょうか。 SXF LEVEL4の開発については、現在スケジュールも含め検討しているところです。具体的なスケジュール等が決定しましたらお知らせします。
(H15.2.7)
CA-139 CA-38に対するレイヤ名称の質問です。設計段階のCAD図面を工事段階の発注図として使用する場合、ライフサイクル"D"として納品されたCAD図面のレイヤ名称を発注者が"C"に変更し、発注図として使用することになるのでしょうか。 設計段階のCAD図面を工事段階の発注図として使用する場合、図面内容に変更がない時は、レイヤ名称の責任主体は変更せず、Dのまま発注図とすることになります。
ただし、ファイル名については、発注者が発注時にファイル名のライフサイクルの変更を行います。 
(H15.2.7)
CA-138 図面管理項目の場所情報の所で起点側測点-n、終点側測点-nのマイナス測点の場合は、
どのような入力をすればよろしいでしょうか。
図面管理項目の場所情報の起点側測点-n、終点側測点-nに関するマイナス測点の記入は、冒頭に-(マイナス)を記入して残り3桁で対応してください。
本課題につきましては、次回基準(案)改訂時に、マイナスを考慮した管理項目といたします。
(H15.2.7)
CA-137 図面管理項目の場所情報の所で起点側測点-n、終点側測点-nのマイナス測点の場合は、
どのような入力をすればよろしいでしょうか。
現在検討中のため、しばらくお待ちください。
(H15.1.8)
CA-136 基準(案)P7「1-4 線種と線の太さ」について、[解説]の中で「線種の使い分けは、付属資料6「図面作成例」を参照する。」とあります。しかしながら、ホームページで発表されているものには「付属資料6」は見あたりません。 基準(案)P7「1-4 線種と線の太さ」について、[解説]の中で「線種の使い分けは、付属資料6「図面作成例」を参照する。」とありますが、誤記ですので削除します。
正誤表をご覧ください。
(H15.1.8)
CA-135 国土交通省港湾局「CAD図面作成要領(案)平成14年3月版」の内容はかなり細かく決められています。例えば出力する際の線の太さはA3用の太さ、A1用の太さなどしかり明記されていますし、線色にしましてもかなり多くの色が設定されており非常に作業しやすかったです。
港湾CALSホームページの「CAD図面作成要領(案)に対する意見照会結果と対応」という項目1-1に国土交通省CAD製図基準(案)と今後統一化する方向で取り組むと記載されていたのですが、具体的にいつ頃、どの程度の統一化の予定なのでしょうか。
成果品電子化検討小委員会等の場を活用しながら対応を図っていきます。
(H15.1.8)
CA-134 CAD図面の標題欄に記述する図面番号について、図面番号に発番規則はあるのでしょうか。図面種類ごとに連番で付ける、もしくは図面種類に関係なく連番で付ける、連番で発番し、欠番は許さない等。 標題欄に記述する図面番号の記入規則は、連番で付番し、欠番を許さないこととしています。
(H15.1.8)
CA-133 標題欄について、年月日を記入する欄がありますが、この年月日は図面を作成した段階の日付でよろしいのでしょうか。発注者への納品時の日付ともとれるのですが、いかがでしょうか。 標題欄の年月日記入欄には、契約上の履行期間の完了年月日を記述してください。
(H15.1.8)
CA-132 寸法(矢印の大きさ)の記入方法についてですが、基準(案)には、『土木製図基準に準ずる』と、書いてあります。よって、矢印の大きさは、30度の開き角度で、3mm程度とすればよいと思うのですが、3mm程度ということは、斜長3.1mmとしてよろしいのでしょうか。 土木製図基準のP20に記述されている端末記号としての矢印の大きさに関する記述をご参照ください。
(H15.1.8)
CA-131 (1)発注図面を電子媒体として受注者に渡す場合は、納品ツール使用し、責任主体をDからCに変更したのち、DRAWINGSフォルダを作成し渡すのでしょうか。

(2)また、その際に、従来の紙媒体の赤色着色に相当する施工範囲を図面に表現する必要があると思いますが、そういった情報はどのレイヤに納めるのでしょうか?(平面図における施工区間の旗揚、対象構造物の着色、今回施工分の数量等)

(3)変更契約が生じた場合の当初契約図面についてはやはりDRAWINGSフォルダに納めるのでしょうか。その際のファイルの命名規則はどうなるのでしょうか。
(1)ご質問の通り、原則として、責任主体をDからCに変更してDRAWINGSフォルダに格納して渡すこことなります。基準(案)では、その際の納品ツールの使用は定めておりません。

(2)WORKレイヤ、OTRSレイヤで表示するかまたは新規追加レイヤを利用してください。その際に受注者に分かるよう説明が必要となります。

(3)ファイル名の改訂履歴を利用して区別し、「DRAWINGS」フォルダに当初契約図面および変更契約図面を格納してください(P13参照)。(例:C1PL0010.P21、C1PL0011.P21)
(H14.12.17)
CA-130 基準(案)において、平面線形の表現方法が「2-1-2平面図」に規定されています。尾根や谷の部分のような重要な地形の変化点やその他必要だと思われる任意の箇所の横断測量を行った場合、平面図に横断面の測量箇所を明示する必要があると思いますがその対処について、
  1)対処法を監督官と協議
  2)明示する必要はない
  3)中間測点は目盛りと測点を表示する
  4)その他
上記方法が考えられますが、望ましい方法および本内容の今後の規定化の予定について質問致します。
(現状ではNo.測点文字が100m毎の表示となっていて、中観測点の目盛り線だけ追加した場合、無記入のNo.測点と紛らわしくなると思います)
重要な地形の変化点や必要と思われる任意の箇所の横断測量を実施した場合、横断図に測量箇所(測点)を記述するのが一般的です。ただし、ご指摘のように平面図に測量箇所を明示する必要がある場合は、受発注者協議により対応願います。
(H14.12.17)
CA-129 基準(案)P.200の 2-8 築堤・護岸詳細設計(2)縦断図の現況河床高のレイヤ名が、現況堤外地盤高と同じ-BGD2となっていますが、これは、-BGD3のまちがいでしょうか。それとも同じレイヤにするという意味でしょうか。 P200の2-8 築堤・護岸詳細設計(2)縦断図の現況河床高のレイヤ名称が、「-BGD2」となっているのは誤記です。築堤・護岸詳細設計(2)縦断図の現況河床高のレイヤ名称を「-BGD3」に修正します。正誤表をご覧ください。
(H14.12.17)
CA-128 基準(案)では、1レイヤ1線種1線色となっていますが、 ホームページで公開されている図面作成例の縦断図をダウンロードしたところ、 "片勾配すり付図"のレイヤD-TTL-BANDが左右の表現で、線種が実線と破線の2種類で表現されていますが、同レイヤー内で線種を変えても良いのでしょうか。また、発注者との協議により、変更してもかまわないのでしょうか。 基準(案)に線種が1種類しか定義されていなくても従来の図面体裁を優先する必要がありますので、ご指摘のように、同一レイヤに書いた方が良い場合には、発注者に提案し、受発注者協議により線種を変更してください。(H14.12.17)
CA-127 図面作成例のレイヤの分け方について
<平面図>
(1)方位マークがD-TTLレイヤに入っています。 こういうマーク系などを格納するレイヤの規定がないのですが、TTLレイヤに入れるものでもないと思うのですが、このような「部品もの」は、全てTTLレイヤに入れると、解釈してもよいのでしょうか。

<縦断図>
(1)橋長を表す文字列がD-TTL-TXTレイヤに入っていますが、これは意味合いとしては、D-STR-STR2(橋梁)に作図されている橋に関連した文字列なのですから、D-STR-DIMもしくはD-STR-TXTに入れるほうが、よいのではないでしょうか。
(2)バーチ距離の文字列も1と同様にD-TTL-TXTレイヤに入っていますが、これもD-STRに書かれている計画高線に関わっている文字列ですから、1と同じレイヤの方がよいのではないかと考えます。
(3)縦断図のバンドに関わる文字列が、D-TTL-TXTとD-TTL-BANDの2つのレイヤに分けられていますが、これはどういう基準・根拠によってこのように分けられているのでしょうか。
(4)橋長表示の、寸法線のように表現した線と、橋の始点と終点の測点がD-STR-HTXTに入っていますが、これは意味合い的にD-STR-DIMのような気がしますが、旗上げという扱いになるのでしょうか。
(5)D-BGD-CRSTに入っている横断構造物の旗上げが、D-STR-HTXTに入っていますが、これはD-BGD-HTXTに入れるべきものではないでしょうか。

<標準横断図>
(1)D-BMKに入っているDLラインですが、これまでの作図手法では、DLラインは実線で表現するのが通常でしたが、この作成例では一点鎖線になっています。電子納品では、一点鎖線で表現することになるのでしょうか。
(2)D-BMK-HTXTに図面タイトル・各図名称が入っていますが、これらは構造物基準線に絡む文字列ではないと思います。D-TTL-TXTに入るのではないでしょうか。
(3)法線の勾配寸法がD-STR-TXTに入っていますが、データとしては文字列ですが、何を表しているかという意味合いから言えば、「寸法」になるわけですから、D-STR-DIMに入るのではないでしょうか。

<横断図>
(1)側道の路面の、横断勾配寸法がD-STR-HTXTに入っていますが、これはD-STR-DIMではないでしょうか。
(2)側道のセンターラインと思われる線が、D-STR-HTXTに入っていますが、これはD-BMKではないでしょうか。

<用排水系統図>
(1)平面図での盛土法面の線と標高数値が、一緒にD-OTRSに入っていることについてです。いずれのレイヤにも寄りがたい要素がある場合、D-OTRSというレイヤを作ってそこに格納するという規定になっていますが、既存のレイヤ構成のように、「D-OTRS-DIM」「D-OTRS-TXT」「D-OTRS-HTXT」のようなレイヤを作って、文字列と図要素とを分けておくという原則をふまえるものだと考えていたのですが、そうではなく、D-OTRS一つだけで図要素も文字も全て一つのレイヤ格納しなければいけないのでしょうか。全てD-OTRS一つでまかなうのであれば、D-OTRS行きになる要素種別が多いと、作業が煩雑となり、レイヤわけ自体の意味がなくなってしまうと思いますが。ちなみに、このファイルのD-OTRSに入っている標高数値が乗っている引出し線が、0レイヤに格納されています。
現在検討中のため、しばらくお待ちください。 (H14.12.2)
CA-126 西側境界平面直角座標が123.0の場合、「.0」を表記する必要がありますでしょうか。
記入規則を読む限り小数点が必須のように読み取れました。
小数点以下の有効桁数は分かる範囲で少数点以下最大3桁まで記入してください。ご質問の西側境界平面直角座標が123.0の場合には小数点以下「.0」と記入してください。
(H14.12.2)
CA-125 ファイル名一覧の橋梁詳細設計に落橋防止装置に関する図面名がありません。
ファイル名の付け方を教えていただきたいのですが。
基準(案)では、代表的なファイルのみを対象としています。このため、ご質問のような落橋防止装置に関する図面名は、受発注者の協議の上、決定してください。
(H14.12.2)
CA-124 基準(案)の「付属資料3図面管理項目の記入要領」の15)西側境界座標経度から、23)南側境界平面直角座標の備考欄に、”「位置図」、「平面図」、「一般図」の場合、15)〜18)または19)〜22)を必ず記入する。”とありますが、これは”15)〜18)または19)〜23)を…”になると思うのですが。 「付属資料3図面管理項目の記入要領」の15)西側境界座標経度から、23)南側境界平面直角座標の備考欄を、「位置図、平面図、一般図の場合、15)〜18)または19)〜23)を必ず記入する。」と修正します。正誤表をご覧ください。
(H14.12.2)
CA-123 重力式コンクリートダム詳細設計について、基準(案)の目次では、「8-1 重力式コンクリートダム詳細設計」となっていますが、P155の付属資料のファイル名一覧では「1-13 重力コンクリートダム詳細設計」となっております。重力式コンクリートダムと重力コンクリートダムのどちらに合わせたらよろしいでしょうか。 P155の1-13重力コンクリートダムは誤記であるため、重力式コンクリートダムに統一します。正誤表をご覧ください。
(H14.12.2)
CA-122 文字高は2.5,3.5,5,7,10,14,20mmと定められていますが、機器の外形図,標識など外形として描かれている文字もこの文字高を考慮しなければならないのでしょうか。また、この場合文字は外形と同じレイヤで良いのでしょうか。それとも文字列のレイヤに含まれるのでしょうか。 標識中に示される文字等は図形オブジェクトとして位置づけられるため、基準(案)に示した文字高に従う必要はありません。従って、標識中に示される文字等は外形と同じレイヤに作図してください。
(H14.12.2)
CA-121 CA-108の回答に関して質問があります。既設構造物含む場合はBGDレイヤーと書かれていますがCAD製図基準(案)の図面作成例(イメージ)の「側溝 U4」の図面では基礎材、敷モルタル、目地モルタルがBGDレイヤーになり側溝がSTRレイヤーになっています。基礎材、敷モルタル、目地モルタルが既設構造物になるのでしょうか。そうすると側溝が新設構造物であったとしても既設構造物を含むのでBGDレイヤーになると思われます。CA-108の回答を見ると一つの図面に複数の構造物が存在してその中に一つでも既設構造物が存在すればその図面は全てBGDレイヤーになると認識したのですが間違いないでしょうか。 現在検討中のため、しばらくお待ちください。
(H14.11.15)
CA-120 山岳トンネルを設計してます。CAD製図基準(案)のP249 「標準的な線色」の牡丹、茶、橙、薄緑、明青、青紫、明灰、暗灰は、Auto CAD の色設定では何番になるのか教えてください。 基準(案)で記載している「標準的な線色」は参考として示したものです。市販のCADソフトを利用して作図するときは、「標準的な線色」に近づけて表現して下さい。CADソフト個別の色設定番号については、販売店やソフト開発者等にお問い合わせください。
H14.11.15)
CA-119 1-5 文字 【解説】
(2)縦書きの際の留意点についてですが、縦書きをする場合は、文字列として入力し全角文字(数字とラテン文字を除く)となっています。数字を含む文字列を縦書きにしたい場合はどのようにすればよろしいですか。
横書きで代用できればいいのですが、図面的に不適切および理解が困難になるため、縦書きが良いと思います。文字のみを縦書きの文字列に作成し、数字の入る箇所は予めスペースで空けておいて、後からその部分に数字をはめ込むようにすると可能だと思いますが、1つの文字列にはなりません。
ご指摘の通り、基準(案)では、縦書きの場合は文字列として入力し、全角文字(数字とラテン文字を除く)としています。ただし、全角の文字と半角の数字・ラテン文字が混在すると、不適切になると予想されます。作図する場合には引き出し線を使用するか、縦方向の横書きで処理してください。また、使用しているCAD機能の縦書き用フォントの漢数字を使用することもできますが、CADにより使用できる縦書きフォントがことなるため確認が必要となります。
(H14.11.15)
CA-118 各工種の「位置図」の項目に、「基本となる地形図が電子化されていない場合は、市販地図をラスタデータに変換して利用することが望ましい。」をありますが、市販地図やWeb上のMAPの作成者は、著作権を主張しておられます。今般の条文作成に際して、著作権への対応策を教えてください。例えば、
1.作成者、転用者間の争議は発注者が一括して責任を被覆する。
2.発注者は使用権料を代替する。
3.使用権およびこれに関わる費用を契約に追加計上する。
4.条文を網羅する資料を、全て国土地理院が完備する。
A-102の質問にありますが、申請簡略化を来年度から実施する。
基本的に市販されている地図は各々の作成元に著作権が帰属するためその取扱いや費用等については、それぞれの作成元にお問い合わせ下さい。
国土地理院の地図を利用する場合は下記の通りとなります。
(1) 紙図面の地形図をスキャニングして報告書等に用いる場合
 測量法30条第3項の規定に基づき挿入図扱いとし、「国土地理院発行1/25,000地形図「○○」」等の出展を明示する。
(2) 数値地図(地図画像)をカット&ペーストして報告書等に用いる場合
 測量法30条第3項の規定に基づき挿入図扱いとし、「国土地理院発行1/25,000地形図「○○」」等の出展を明示する。
(3) 数値地図50mメッシュ(標高)、空間データ基盤、細密数値情報等の元データを成果品の一部として納品する場合
 内容により異なりますが、原則として測量法29条もしくは30条による申請が必要になります。(H14.12.17)
CA-117 完成図の定義を教えてください。
工事完成図書の要領(案)P3において「設計図書に従って作成された完成図面のことであり、出来形測量の結果、最終的に出来上がった図面を指す」と記述されています。
この解釈ですが、例えば、設計の長さ5m(5000)の構造物を構築し、その出来形を測定したら、5m3mm(5003)だったとします。
最終設計図面の「5000」をわざわざ「5003」と書き直ししてそれを完成図として納めなければならないのですか?
また、旧運輸省の工事で、最終設計図面の「5000」は消さずに、「5000」の上とか横に朱書きで「5003」と記入し、かつ、図面の右下の表題欄の上に朱書きで「完成図」と記入した図面を作成し、完成図として納めるように指示されたことがあります。
工事完成図書の電子納品要領では、「完成図とは、出来形測量の結果、最終的に出来上がった図面を指す」と定義していることから、設計図面(発注図)に記載された数値は、出来形測量の結果と異なることがあります。このような場合、各工事発注担当者にお問い合わせください。(H14.12.17)
CA-116 図面管理項目の場所情報に関する質問です。
(1)nとmの意味がよくわかりません。測点と距離標の桁数がなぜ違うのかをお教えください。

(2)SP=1234,5678.9012は通常どのような記載になるのでしょうか。 (北海道開発局の仕様です)

(3)調査範囲の東西南北の座標(緯度経度)を記入するとありますが、協同企業体で受注した時に、各社が作る図面ごとなのか、全体なのか明示がありません。メインルートディレクトリのXML場所情報とDRAWINGフォルダの位置情報が一致していなくてもよいのでしょうか。 (延長が長く、曲線数が多いときは特に広範囲な記述となります。)
現在検討中のため、しばらくお待ちください。
(H14.10.25)
CA-115 「CA-95」に関し、重力コンクリートダム詳細設計におきまして「DS」が重複していたため詳細図を「DP(Details Plan)」とするとありますが、堤体平面図も「DP(Dam Plan)」となっています。基準(案)の同一工種内での図面種類名は重複しないことに反していまうのではないでしょうか。 [CA-109]をご覧ください。
(H14.10.25)
CA-114 電子納品では発注図を「DRAWIGS」に納めて納品するのですが、発注図とは、何をいうのでしょうか。当初、発注図以外にも施工時に監督員から受領した図面や変更契約時に付いてくる図面も含まれると聞きました。そうなると、完成図面と発注図面の区別がよく分かりません。発注図の中から、最終形として残った図面を選抜して「DRAWINGF」に納めるということでしょうか。そうなると「DRAWIGS」と「DRAWINGF」の中には、全く同じ図面が入るように思います。わざわざ「DRAWIGS」と「DRAWINGF」に分ける必要がないように思います。 [CA-106]をご覧ください。
(H14.10.25)
CA-113 基準(案)に則ったレイヤー名は、なかなか覚えにくいです。ファイル名のように、備考欄に略す前の単語が記載していればよいのですが、レイヤー名については、記載されていませんでした。どこかに公開してもらえないでしょうか。 ご指摘の通り、レイヤ名の略語の解説についても公開できるよう検討いたします。
(H14.10.25)
CA-112 CAD図面において一般的な詳細図などはテンプレート化を図ろうとしています。しかし、基準(案)において各種工事別の構造図・詳細図でレイヤに違いがあり一概にテンプレート化しても基準(案)にあわすことが出来ません。これらについては、どのような対応をすればよいのでしょうか。 基準(案)では、工種および図面種類ごとにレイヤを決定しています。このため、テンプレート作成時には基準(案)に従い工種や図面種類ごとに作成願います。
(H14.10.15)
CA-111 CAD製図基準において図面作成時に弊社で受けた業務と他者が受けた業務を同じ平面図上に描く場合には、弊社設計の構造物レイヤはD-STRとなりますが、他社設計の構造物レイヤはどのレイヤに属するのかわかりません。
設計条件
弊社:砂防ダム及び床固め工詳細設計
他社:橋梁詳細設計(弊社計画施工後に施工予定)
作成図面:平面図

また、上記と同様の質問ですが将来計画がある場合のレイヤの決め方はどのようにしたらよろしいでしょうか。
基準(案)でのレイヤ名は、図面のライフサイクル間での利活用を前提にしています。ご質問の場合には、下記の2通りが考えられます。どちらが相応しいかは、作成される図面の性格により異なると想定されますので作図者が判断出来ない時は受発注者協議の上、決定してください。

例1)D-STRとD-BYPまたはD-BGDに分ける。
 御社の物件→D-STR(主構造物とする)
 他社の物件→D-BYPまたはD-BGD(副構造物または背景とする)

例2)双方ともD-STRとし、作図要素で区分する。(ここでのnおよびzは半角英数字とする)
 御社の物件→D-STR-STR1〜STRn
 他社の物件→D-STRn〜STRz
(H14.10.15)
CA-110 基準(案) の本文と、添付資料のファイル名一覧の記述とで、不一致している箇所があるため、以下に示しましたので、ご回答いただければと思います。不一致の内容は、図面名が足りない箇所、図面名の名称が異なる箇所等があります。

(1)1-3 立体交差点詳細設計
本文にある「交差点平面図」、及び「用排水系統図」の記述がファイル名一覧にありません。
(2)1-5 電線共同溝詳細設計
 ファイル名一覧の図面名では「埋設平面図」となっていますが、本文では「埋設物件平面図」と記述されています。
(3)1-8 築堤・護岸詳細設計
 ファイル名一覧の「土構図」と「付帯構造物図」の順番が本文の逆になっています。
(4)1-9 トンネル詳細設計
 ファイル名一覧の工種名が「トンネル詳細設計」となっていますが、本文では「山岳トンネル詳細設計」となっています。
(5)1-10 シールドトンネル詳細設計
 ファイル名一覧の図面名では「地質縦断図」となっていますが、本文では「地質・土質縦断図」となっています。また、「セグメント一般図」が「セグメント構造一般図」、「立杭全体一般図」が「 立杭の全体一般図」となっています。
(6)1-13 重力コンクリートダム詳細設計
 ファイル名一覧の図面名では「堤体上流面図」となっていますが、本文では「堤体上流断面図」となっています。また、「堤体下流面図」が、「堤体下流断面図」となっております。
基準(案)に一部誤りがありましたので修正内容は正誤表をご覧ください。
(H14.10.15)
CA-109 2002/9/18に更新した正誤表の「重力コンクリートダム詳細設計の図面種類、図面名、備考」に関しての質問です。
DS、詳細図、Details Structure
  ↓
DP、詳細図、Details Plan
という形に更新し、提体標準横断図の図面種類と重複しなくなりましたが、詳細図の図面種類をDPに変更すると、以下の通り、提体平面図と図面種類が重複してしまいます。
DP、提体平面図、Dam Plan
DP、詳細図、Details Plan
図面種類が一意となるように、再度、詳細図の図面種類を更新していただけないでしょうか。
CA-95で回答した内容に一部誤りがありましたので正誤表にて訂正いたします。重力コンクリートダム詳細設計の詳細図の図面種類名称をDP(Details Plan)からDL(Details pLan)に修正いたします。図面種類名称やレイヤ名称については、表記内容の統一を含め引き続き検討いたします。
(H14.10.15)
CA-108 CA-83を確認したところ、下記のようになると認識したのですが、間違いないでしょうか。

 |新設構造物のみ |既設構造物含む
----------------------------
基礎材 |STRレイヤ |BGDレイヤ
----------------------------
基礎材以外 |STRレイヤ |STRレイヤ
CA-83の回答の「新設道路において既設構造物が含まれる場合は、BGDレイヤに基礎材のみを表記してください。」の記述に誤解が生じているようですので追記します。レイヤに既設構造物を含んでいれば、基礎材以外についても「BGDレイヤ」に作図してください。基本的な考え方は基準(案)(H14.7)P16レイヤの分類に示す通り、BGDレイヤには背景として主曲線、計曲線、現況地物、既設構造物等を、STRレイヤには主構造物として新設構造物等を作図してください。ご質問の回答は下記の通りとなります。

|新設構造物のみ |既設構造物含む
基礎材   |STRレイヤ|BGDレイヤ
基礎材以外|STRレイヤ|BGDレイヤ
(H14.10.15)
CA-107 図面作成例」(DXF)をダウンロードしましたが、レイヤの分類がCAD製図基準とは違っております。
例:CAD製図基準(案)では、図面外枠が0レイヤ0シートとなっていますが、ダウンロードしたDXFデータでは、1レイヤ1シートです。
また、全てのデータが1シートに入っています。
当方のソフトは、SXF対応のソフトを使用しておりますが、設定の問題でしょうか。それとも、作成例ということで、CAD製図基準(案)に完全に準拠しているわけではないのでしょうか。
公開している図面作成例は、平成13年8月版の基準(案)に準拠しています。
(H15.2.7)
CA-106 発注図の定義を教えてください。基準(案)では、「発注図とは、入札に際して発注者が示した設計図、発注者から変更または追加された設計図・・・・・」と書かれています。この解釈ですが、当初発注図面の他に、変更契約時の図面も「DRAWINGS」に入れて納品するのでしょうか。もし変更契約時の図面も納品するとなると、最終変更契約の図面が、ファイル名や保管先フォルダは違いますが、内容的に完成図(「DRAWINGF」に入れる図面)と重複することになると思います。
発注図の定義は、基準(案)P3に示すとおりです。したがって、変更契約時のCAD図面においても「DRAWINGS」に格納して納品してください。
発注図のとおりに施工した場合は、発注図と完成図の描画内容は重複することになります。しかしながら、発注図と完成図の内容が重複していても、完成図は請負者の責任の下で提出されるものですので、請負者は図面ファイル名を変更(ライフサイクルを表す記号として「C」を付与)して完成図を「DRWINGF」に格納して納品してください。(H14.10.15)
CA-104 出来形管理図は、CAD製図基準(案)に準拠して作成する必要があるのでしょうか。 出来形管理図の寸法図は、施工計画書等に使用するポンチ絵程度のものと見なすと、CAD製図基準(案)に準拠する必要がないと考えられるのですが、その目安が電子納品要領(案)には記載されていません。 基準(案)は、土木工事の場合では発注図面および完成図面に適用します。このため、出来形管理図は対象外となります。(H14.10.2)
CA-103 基準(案)の「1-6 図形の表し方」の解説には、図形の重複を避けるようにありますが、CA-62の回答のように各レイヤ毎に作図すると線が重複してしまうのではないでしょうか。 基準(案)では、不要な図形が重ならないように「重複」をさけると定義しています。しかし、基準(案)においては図面の利活用を考慮して必要と考るレイヤを定義していますので、図形が重複していても省略せず基準(案)のレイヤ構成に従い作図してください。(H14.10.2)
CA-102 [CA-81]に出ていたサンプル図面を拝見しましたが、測量部分だと思われる平面図や等高線などのレイヤ名がDになっていましたが、Sではないのでしょうか。 公開しているサンプル図面は、設計業務の納品図面を公開していますのでレイヤ名の責任主体部分がDとなっています。(H14.10.2)
CA-101 CAD製図基準(案):レイヤについて
図面作成例を入手してレイヤ作成の参考にしようとしましたがわからない点があるので教えてください。

図面枠のレイヤについて、内枠線と図面枠線がともにD-TLLになっています。基準では図面の輪郭線の線幅を1.4oとすると書いてありましたが、この輪郭線とは内枠線を示していると解釈していました。(通常内枠線のほうが図面枠線より太いからです。)内枠線と図面枠線の両方を輪郭線と呼んで同じ太さで出力するようとの意味なのですか。それとも同じレイヤ名内で線幅を違えてもよいとのことでしょうか。
基準(案)では、AO、A1サイズの図面の輪郭線の太さは1.4mmと定義しています。ご指摘のように輪郭線は内枠線を示しています。図面枠線の太さは基準(案)では定めていませんので、輪郭線と異なる太さを用いても構いません。(H14.10.2)
CA-100 公共測量作業規程の大縮尺地形図図式に準じて現況平面図を作成する際、線号 線種 文字高等 CAD製図基準に合わせると適応しなくなってしまうものが多くでるのではないでしょうか。 電子納品する際、協議するとはいえ作業規定と大きく違ってしまってもいいのでしょうか。 基準(案)では、「公共測量作業規程」の図式分類記号などを定義しているものではありません。当該作業規程で対象となる発注業務の測量成果は作業規程の仕様に従って納品してください。なお、測量成果の電子納品は平成15年度より運用開始となります。(H14.10.2)
CA-99 図面の命名規則について、例えば
-共同溝設計だと防水工詳細図の図面種類はWP
-橋梁詳細設計だと施工要領図の図面種類はWP
など異なった図面種類ですが命名される画面種類は同一というものがあります。これによりファイル名称が重複する、もしくは区別がつかなくなるなどの現象が発生するのではないでしょうか。
基準(案)では工種ごとに図面種類を決定し、同一工種においては重複しないよう定義しています。業務や工事(複数工種を含まない)の納品時には、保管先フォルダ、整理番号、図面種類、図面番号、改訂履歴等により区別されるため問題はないと考えています。ただし、業務や工事において複数の工種が発生する場合には、図面種類の重複が考えられるため、整理番号で区別するか図面種類の変更を受発注者間協議にて決定してください。
1業務において複数の工種が発生する場合や同一図面に複数工種が描かれる場合の図面の命名規則について引き続き検討していきます。(H14.10.2)
CA-98 CADデータ中の文字でCA-87ではαβγφ等のギリシャ文字は使用出来ないとなっていますが、ギリシャ文字はJIS文字コードに載ってる文字のようですが、本当に使用出来ないのでしょうか。ちなみに、報告書の作成時には全角でギリシャ文字は使用できるようです。 CADデータ中の文字においてもギリシャ文字は使用可能です。CA-87の回答に一部誤りがありましたので、H14.9.3に修正しました。(H14.10.2)
CA-97 図面作成例」(DXF)をダウンロードしましたが、レイヤの分類がCAD製図基準とは違っております。
例:CAD製図基準(案)では、図面外枠が0レイヤ0シートとなっていますが、ダウンロードしたDXFデータでは、1レイヤ1シートです。
また、全てのデータが2シートに入っています。
当方のソフトは、SXF対応のソフトを使用しておりますが、設定の問題でしょうか。それとも、作成例ということで、CAD製図基準(案)に完全に準拠しているわけではないのでしょうか。
現在検討中のため、しばらくお待ちください。(H14.10.2)
CA-96 測量の成果ファイルとしては、4種の大別のうち、1種、若しくは2種にあたるものしかないと思いますが、すべてのファイル名一覧に測量のライフサイクル「S」があるのはおかしいのではないでしょうか。必要ない(測量のライフサイクルで発生しない)ものは表示しない方がいいと思います。 初めて測量を行う場合の測量成果ファイルは、基準(案)P16のファイル分類で定義した1種(案内図)および2種(説明図)の対応で応可能です。しかし、維持管理から測量にデータが引き継がれる場合には、ファイル分類の3種(構造図)および4種(詳細図)の図面を取り扱う可能性がありますので現行通りとします。(H14.10.2)
CA-95 基準(案)(H14.7版)P155ファイル名一覧 1-13重力コンクリートダム詳細設計の図面種類について、重力コンクリートダム詳細設計の中で以下に示す通り、図面種類の文字に重複するものがあります。

「図面名」 「図面種類」
堤体標準横断図  DS
詳細図        DS

堤体平面図と堤体横断図は、DPで重複するのを避け、堤体横断図の図面種類をDRと定義していますし、図面種類が重複すると、納品時にファイル名から、その図面が何かを判断することが難しくなります。詳細図の図面種類をDTとするなどの対応をとって図面種類が一意となるようにしていただけないでしょうか。
基準(案)に一部の誤りがありましたので、正誤表をご覧ください。
重力コンクリートダム詳細設計の図面種類名称において、堤体標準横断図のファイル名がDS(Dam Standard profail)、詳細図のファイル名称がDS(Details Structure)で重複しております。
基準(案)では、同一工種内での図面機種名は重複しないこととしているため、詳細図のファイル名をDP(Details Plan)としてください。(H14.9.18)
CA-94 基準(案)(H14.7)P.240 <重力コンクリートダム詳細設計-施工計画図>において、レイヤ名“(S,D,C,M)-BGD-ETRL” の「レイヤに含まれる内容」の記述が、 “特に明示すべき現況地物”となっていますが、 “推定岩盤線”ではないでしょうか。
<重力コンクリートダム詳細設計>の他の図面の、 “(S,D,C,M)-BGD-ETRL” の「レイヤに含まれる内容」は、“推定岩盤線”と記述されています。他の工種・図面においては、“特に明示すべき現況地物”は、“(S,D,C,M)-BGD-EXST”がレイヤ名となっています。
基準(案)に一部の誤りがありましたので、正誤表をご覧ください。
基準(案)(H14.7)P.240の重力コンクリートダム詳細設計-施工計画図面におけるレイヤ名○-BGD-ETRLのレイヤに含まれる内容は「推定地盤線」になります。(H14.9.18)
CA-93 発注図面(DWG)が基準(案)(H14.7版)のレイヤ分けされていない場合、SXF(P21)への変換が困難として「DWGを完成図として納品。新規図面は基準(案)(H14.7版)に準拠し、SXF(P21)で納品」と協議をする場合、完成図のDWGは、基準(案)のレイヤ分けを行うのでしょうか。

<発注図面(DWG)のレイヤ例>
シアン_CONTINUOUS
緑_CONTINUOUS
白_CONTINUOUS
シアン_DOTTED
緑_DOTTED

例のように、線色をレイヤ分けした状態で、DWGは、基準(案)でいう電子的な発注図といえるのでしょうか。データを頂いただけで、発注図面は"紙"と解釈できるのでしょうか。複数図面が1つのファイルに作図されているのもあります。
紙図面を発注者より入手した場合は、完成図を電子化して納品する義務はありません。
基準(案)に基づかないCAD図面を入手した場合でも同様です。
工事段階において新規に作成するCAD図面は基準(案)に準拠して作成し、納品してください。(H14.9.18)
CA-92 基準(案)で文字の大きさは2.5、3.5、5、7、10、14、20とありますが縦横の比率を変えてもいいのでしょうか。 基準(案)では、CADデータ中の文字の縦横比率の定義はありません。図面の体裁を考慮して、適宜、変更することは可能です。(H14.9.18)
CA-91 電線共同溝詳細設計の図面種類が10種類あるのですが、付属資料のファイル名一覧には8種類のファイル名しか記載されていませんでした。また、細部構造図・仮設構造図のファイル名が記載されておりません。 基準(案)に一部の誤りがありましたので、正誤表をご覧ください。
電線共同溝詳細設計の「細部構造図」と「仮設構造図」のファイル定義がありません。細部構造図のファイル名をVS(View of Super structure)、仮設構造図のファイル名をTS(Temporally Structure)として運用してください。(H14.9.18)
CA-90 Q&AのCA-75の回答で、輪郭線を極太線として数え・・・とあります。この場合、図面作図時(同じく回答に「太線、細線の2種類での作図が困難な場合」とあるので、通常は困難でないと判断しました)は次のとおりになります。
・極太線は輪郭線のみでしか使用しない
・A0、A1以外では輪郭線の太さは1.0mmで作図するため、使用可能線幅である2.0mmは使用不可
・線幅の比率は1:2:4と規定されているため、使用可能線幅である0.13、0.18mmは使用不可

このため、使用可能線種の組み合わせは次のようになり、大半が固定になってしまうのではないでしょうか。
A0、A1の場合は
0.35、0.70、1.40(1:2:4)
0.35、1.40(1:4)
0.70、1.40(1:2)
上記以外の場合は
0.25、0.50、1.00(1:2:4)
0.25、1.00(1:4)
0.50、1.00(1:2)
なお、1.40、1.00は輪郭線として使用します。
Q&AのNo.CA-75の回答で示す通り、線幅を複数利用したい時などや不都合があれば輪郭線は別扱いとして、その他に3種類を組み合せて作図してもよいとしていますのでご指摘のような組合わせだけではありません。

下記に基準(案)にしめす太さの比率の組み合わせの例を示します。
  0.50、1.00、2.00(1:2:4)
  0.35、0.70、1.40(1:2:4)
  0.25、0.50、1.00(1:2:4)
  0.18、0.35、0.70(1:2:4)
  0.13、0.25、0.50(1:2:4)
(H14.9.18)
CA-89 図面管理項目の「メーカ連絡先」、「受注者説明文」、「発注者説明文」、「予備」の文字数が128文字と定義されていますが、工事完成図書の電子納品要領(案)の同じ名前の項目は、文字数が127文字となっております。私の個人的な考えではありますが、おそらく127文字というのは、入力された文字のバイト数が255バイトに収まるように考慮された文字数であると認識しております。よって、基準(案)の「メーカ連絡先」、「受注者説明文」、「発注者説明文」、「予備」の文字数を255バイトに収まるように127文字に変更していただけないでしょうか。 図面管理項目の「メーカ連絡先」、「受注者説明文」、「発注者説明文」、「予備」の文字数については、今後、電子納品に係わる要領/基準(案)と整合を図るよう検討していきます。(H14.8.30)
CA-88 CADのファイル形式はSXF形式に正式に決まったのでしょうか。そうであった場合、OCF認定のCADソフトウェアでなければダメなのでしょうか。また、DXF形式からSXF形式に変換ソフトがあればDXF対応のCADソフトでもよいのでしょうか。
基準(案)(H14.7版)では、CADデータのフォーマット形式をSXF(p21)と規定し、平成14年10月以降に契約を締結する直轄工事・業務のうち、対応が可能なものから適用することとしています。 ただし、暫定措置として”平成14年度に限り受発注者間協議のうえ決定することができる”こととしています。
また、基準(案)では特定のCADソフトウェアを指定するような規定はしていません。納品時の形式がSXF(p21)となっていればよいため、変換ソフトを利用していただいても問題ありません。ただし、オリジナルファイルからの変換の時に図面情報に誤記がないか確認後納品してください。(H14.8.30)
CA-87 CADデータ中の文字で「@A・・・、TU・・・、
αβγ」などは使えるのでしょうか。
ご質問の丸数字(@、A、B…)とギリシャ数字(T、U、V…)は、JIS X 0208において定義されていないので使用できません。ギリシャ文字(α、β、γ)はJIS X 0208において定義されているので使用できます。ただし、運用により、丸数字等は図形と組み合わせて表現することが可能です(例:文字の「1」と○図形を組み合わせて「@」)。(H14.9.3)
CA-86 レイヤ名を付ける際、作図要素が複数の場合レイヤ名はどうしたらよいのでしょうか。 基準(案)では作図要素が複数にまたがるものとして、主構造物のようにSTRnのような表記としています。これに該当せず作図要素が複数にまたがる場合は、受発注者間協議の上決定してください。ただし、本事項については、今後も引き続きの検討課題とします。(H14.8.30)
CA-85 基準(案)(H14.7版)の付属資料の内容について、ファイル名一覧とレイヤ一覧が異なる箇所があります。
(1)1-6 立体交差点詳細設計にて、「交差点平面図」と「用 排水系統図」がファイル名一覧に記載されていない。
(2)1-11 離岸堤・人工リーフ等でレイヤ名一覧に配置図が無い。
(1)ご指摘の通り、立体交差点詳細設計の「交差点平面図」と「用 排水系統図」がファイル名一覧に記載されていません。図面ファイル作成の際は、立体交差点平面図をPL、用排水系統図をDPとして運用してください。本事項に関しては、正誤表にて対応し、次回基準(案)改訂時に修正します。
(2)ご指摘の通り、 離岸堤・人工リーフ等のレイヤ名一覧に配置図の記載がありません。配置図は、場合によっては位置図或いは平面図と兼ねて作成されているようで、一般的な図面とは認識していないため、レイヤは作成していません。このため、配置図の記述は、誤記となります。本事項に関しては、正誤表にて対応し、次回基準(案)の改訂時に削除します。(H14.8.30)
CA-84 橋梁詳細設計では、高欄防護柵図のファイル名の指定しかなく、詳細のレイヤ名、内容が記載されていません。図面提出の要求があった場合、何を参考に作図すればよいのでしょうか。また、詳細はいつ決定、公表されるのでしょうか。
橋梁詳細設計における高欄防護柵図は基準(案)(H14.7版)P80の記載事項に示す通り、構造図の上部工構造図と位置づけています。このため、レイヤについてはP191の上部工構造図を利用してください。(H14.8.30)
CA-83 基準(案)のレイヤ名一覧について、道路詳細設計の小構造物図でBGDレイヤに表記するものが既設構造物等(基礎材)とありますが、基礎材以外に具体的にどのようなものを作図したらよいのでしょうか。
小構造物図は道路の新設・改築に関らず作成されますが、小構造物図に表記される構造物は、道路の性格、築造される地域等で種々の小構造物が含まれることが予想されます。
このため、基準(案)では、既設の小構造物を利用した、道路改築等への対応を図るため、小構造物図に表記される範囲においては、新設の構造物と既設の構造物に区分し、維持管理を考慮した基準を作成しています。
表記すべき既設の小構造物の内容・種別については、受発注者協議等により、決定してください。ただし、新設道路において既設構造物が含まれる場合は、BGDレイヤに基礎材のみを表記してください。(H14.8.30)
(CA-108参照)
CA-82 [CA-23][CA-65]に関連して、測量平面図ではD-BGD現況地物は実線とありますが、従来の図面表示では法尻線や家屋の屋根など破線で表示しています。オブジェクトはBGDと分かっているのにレイヤが存在しない場合には、D-BGD-OTRSは1種類しかないため、2線種以上増やせません。このような場合はどうしたらよいのでしょうか。OTRSにもn番表示が必要ではないでしょうか。 ご指摘のように、同一の図面オブジェクトが複数存在し、区別する必要があるなどやむを得ない場合は、本基準のレイヤ【解説】で示す通り、監督職員と協議の上、作図要素の表記を適宜変更してレイヤを作成してください。その場合は、作成したレイヤ名および作図内容の概要を図面管理項目の「受注者説明文」に記述してください。(H14.8.30)
CA-81 基準(案)の文章から各レイヤ分けを理解するには時間がかかります。具体的に各工種毎のレイヤに従った図例などがあれば理解しやすいと思うのですが、そのような図例をダウンロードできるようにはできないでしょうか。 現在、当ホームページからDXFファイルのサンプル図面を入手することが可能です。(H14.8.9)
CA-80 営繕工事、建築工事のCAD図面についても、SXF仕様を用いた方がよろしいのでしょうか。 営繕工事、建築工事のCAD図面は、『建築CAD図面作成要領(案)』および『建築設備CAD図面作成要領(案)』に基づき作成することになりますが、現行の要領(案)では、SXF形式に関する記述はありません。したがって、受発注者協議により決定してください。なお、SXFについては、今後の改訂の際に対応する予定です。(H14.8.9)
CA-79 道路詳細設計の図面種類が8種類ありますが、これに該当しない図面のファイル名、図面種類、レイヤ名、線色、線種等はどうすればよろしいでしょうか。 ご指摘のように基準(案)にない図面のファイル名、図面種類、レイヤ名、線色、線種等については、既存の類似工種や類似図面種類を参考として、受発注者協議の上、決定してください。なお、本基準(案)の改訂や工種の追加は、今後も順次拡大予定です。(H14.8.9)
CA-78 使用文字について、「CADデータ中の文字」と「管理項目に用いる文字」と分けて解説されてありますが、CAD図面内で使用する文字については、数字等に全角・半角の規定はないのでしょうか。 基準(案)では、CAD図面内で使用する文字における半角、全角文字の規定はありません。数字等を作図する時は、従来の作図に従い作成者の判断により、半角文字および全角文字を利用してください。(H14.7.25)
CA-77 基準(案)(H14.7版)P5にいおいて表題欄の寸法が掲載されていますが、この寸法は、図面寸法によって任意に変更してよろしいのでしょうか。
基準(案)では、標題欄の寸法をA0およびA1サイズ図面を対象として、100mm×60mmとしています。よって、図面サイズの小さいA3等で出力する時は、寸法の変更は可能です。(H14.7.25)
CA-76 基準(案)(H14.7版)では1レイヤにつき1線種、1線色とありますが、SXF Ver.2フィーチャー仕様書においては、レイヤフィーチャーには線種、線色の属性がないように思われます。
また、線種、線色属性は各幾何要素/表記要素にて管理しているように受け止められたのですが、ここに矛盾は生じていないのでしょうか。
ご質問のとおり、現在のSXFレベル2では、線種、線色、線幅はレイヤに依存せず、図形要素ごとの属性として線種、線色、線幅を持つ仕組みとなっています。
CADデータの交換標準であるSXFとしてはより自由度の高い仕様となっており、図面の描き方(表記)の基準であるCAD製図基準(案)に従って描かれたCADデータを正しく交換することが可能ですので、矛盾は生じません。
レイヤによる線種、線色の規定につきましては今後も引き続き、電子納品の実運用等を考慮して検討していきます。(H14.7.25)
CA-75 線の太さは1図面に対して細線、太線、極太線の3種類でその比率は1:2:4と基準(案)で規定されています。輪郭線を1.4mmと規定していますが、この輪郭線を極太線として3種類にするか、3種類+1.4mmの線としてもよろしいでしょうか。 基準(案)の記載の通り、A0、A1図面の輪郭線の線の太さは、1.4mmとなっております。ご質問の通り、図面作成では輪郭線を極太線として数え、太線、細線を利用してください。ただし、太線、細線の2種類での作図が困難な場合は、輪郭線を除いて、極太線、太線、細線を利用して作図してください。(H14.7.8)
CA-74 コンクリート既製品設計製造をしていますが、例えば、L型擁壁・プレキャストBOX・ブロック積の配列図面はどのようにファイル名・レイヤ名を設ければよいのでしょうか。
また、配筋図は現場打ちと同じ要領で作成するものなのでしょうか。
ご質問のようなコンクリート既製品設計製造等の図面作成時には、業務により該当レイヤ等(レイヤ分類例:L型擁壁が主構造物であればSTRとなり、副構造物であればBYP等)が異なります。このため、基準(案)の工種・図面種類・レイヤ等がどの基準(案)に該当(参考と)するか受発注者協議の上決定してください。(H14.7.8)
CA-73 基準(案)P.8「1-5-1 CADデータ中の文字」では、2.5、3.5、5、7、10、14、20mmを標準とすると記載されていますが、サイズは任意でもよろしいのでしょうか。 原則として基準(案)に記載の通り、CADデータ中の文字は、2.5、3.5、5、7、10、14、20mmを標準としてください。ただし、CADデータ内の文字において、見栄え、体裁が損なわれる場合には、受発注者間で協議の上、調整してください。(H14.7.8)
CA-72 図面のファイル名で整理番号の付け方がよく分かりません。 基準(案)の記載の通り、同一業務の中で詳細設計と切り回しなど複数の設計がある場合、同一図面種類(平面図等)が複数存在することが考えられます。そのような場合、受発注者間で協議の上、整理番号の1は詳細設計、2は切り回し設計の整理番号として、区別して利用してください。整理番号の決め方は、事前に受発注者間で協議し、決定してください。(H14.7.8)
CA-71 図面でラスターデータを使用した場合、ラスターの色は任意でよろしいのでしょうか。また、ラスターの拡張子はTIFとなると思うのですが、納品のときのファイル名や格納フォルダはどうなるのでしょうか。 基準(案)のレイヤ名一覧には、ラスタレイヤの線色についての明示がされていませんが、CADデータを開いたときや出力を考慮して、見やすい色にて作図してください。
また、CADデータ交換標準(SXF)で扱えるラスタは、モノクロ(白黒の2値)となっています。
納品時のファイル名ですが、位置図(LC)に使用したラスタ地形図であれば、D0LC001Z.TIFとなりますし、平面図(PL)に使用したラスタ地形図であれば、D0PL001Z.TIFとなります。ラスタ地形図を格納するフォルダは、ラスタ地形図を使用したファイルと同じフォルダに保管してください。(H14.7.8)
CA-70 基準(案)P.4にある図枠の綴じ代の記述は、基本的に電子納品場合、紙による納品は行わないため不要であると思います。CAD図面を作成後、発注者から紙による納品を行って欲しいといわれた場合、綴じ代の幅は変えないといけないのでしょうか。
また、これまで、右下に入れていた会社名、照査技術者の枠は要らないのでしょうか。
原則として電子納品の際に、紙による納品の義務はありません。しかし、基準(案)では、従来の図面体裁を踏襲して作成されています。図面の輪郭と余白については、綴じ代の有無を事前に受発注者間協議の上、決定して基準(案)に記載の通り作図してください。
表題欄は、各地方整備局で利用されている図面をもとに標準化したもので基準(案)に示した表題欄を利用してください。ただし、基準(案)の記載の通り、表題欄は、受発注者との協議により変更することができますので、表題欄に必要な項目や体裁を事前協議段階において決定してください。(H14.7.8)
CA-69 道路詳細設計に於いては、図面の種類は8種しかなく、特に構造図関係に関しては小構造物図しかありません。他工種の構図物のファイル名を使用しても良いのでしょうか。 基本的には、各工種のファイル名を利用してください。ファイル名一覧に該当しないファイル名をつける場合は、監督職員と協議してください。その場合は、ファイル名の簡単な概要を図面管理項目の「受注者説明文」に記述してください。(H14.6.24)
CA-68 業務におけるCAD図面のファイルの命名項目「整理番号」について、受発注間での協議となっていますが、現在のところ業務内容によって整理番号の規定はないのでしょうか。 「整理番号」は、設計段階における詳細設計、予備設計の区分や、工区分け等を区別する汎用性の高い識別符号です。現在のところ整理番号の規定はありませんが、実運用の動向を踏まえて、詳細な定義が可能であるか検討していきます。(H14.6.24)
CA-67 CAD製図基準(案)の改訂時期と追加される10工種について教えてください。 基準(案)の改訂版の公開については、平成14年7月を予定しています。また、追加する10工種は次のとおりです。(H14.6.24)

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  分類            対象工種
-----------+------------------
河川構造物 + 築堤・護岸
海岸構造物 + 離岸堤、人工リーフ等
砂防構造物 + 砂防ダム及び床固工
ダ ム         + 重力式コンクリートダム
道 路         + 平面交差点
                + 立体交差点
                + 共同溝
                + 電線共同溝
トンネル      + シールドトンネル
下水道        + 管路
-----------+------------------
CA-66 電子納品において例えば、CAD図面をP21形式で渡そうとするとかなり大きな容量となります。LZH形式で圧縮して電子納品することは許されているのでしょうか。 納品されたファイルの閲覧性を考慮して、圧縮形式による納品はできません。(H14.6.24)
CA-65 基準(案)で『レイヤ名に該当しない施設などはその他の構造物等を表すレイヤ(X-OTRS)に作画する』とありますが、線種の追加を含めて-OTRSを用いたレイヤの作成の仕方が良く分かりません。
X-OTRS、X-OTRS-XXX、X-XXX-OTRS のパターンがあると思います。
レイヤ構造は、「責任主体」-「図面オブジェクト」-「作図要素」によって構成されています。
レイヤ一覧に該当しない施設などは、X-OTRS、X-OTRS-XXXのパターンになり、線種を追加したい場合などは、X-XXX-OTRSのパターンになります。(H14.6.24)
CA-64 [CA-1]と[CA-33]において、回答の趣旨が若干違っていないでしょうか。
図面集の表紙や目録等は、結果的にあった方がよいと思いますが、目録や表紙の作成をCADファイル(SXF)で統一して作成するのは、少し手間がかかると考えております。
現状でのやり方では、EXCELやWORDで作成した表紙や目録を、AサイズのPDFとするのがよいと考えていますが、その場合、電子納品時にどのフォルダにどういったファイルの命名規則に沿って格納するのがよいでしょうか。
ご指摘の通り、現在の基準(案)には図面集の表紙や目次についての規定がありません。基準(案)では、CA-33による回答の通り、図面集の表紙と目次は、従来の紙図面の納品の際、必要に応じて作成されてきたものです。電子納品においては、従前の業務・工事で作成してきた目次の代替として、図面管理ファイル(DRAWING.XML)を作成することとしております。よって表紙と目次は不要となります。しかし、ご指摘の通り紙印刷等で必要な際は、発注者間で協議の上、表紙や目録を作成してください。
本課題については実運用の動向を踏まえ、CAD製図基準検討WGにて検討いたします。(H14.6.4)
CA-63 地形は「現況地物」と「特に明示すべき現況地物」とありますが、使い分けが分かりません。
例えば、業務が道路設計であれば、河川の護岸等は関係ないので「現況地物」逆に道路沿いの水路等は「特に・・・」と分ける。または、特に平面図として明記しなくてもよいものの(小さい管など)解釈がわかりません。
基準(案)では、「特に明示すべき現況地物」は、その設計で特記すべきものとしています。道路設計では、コントロールポイントとするような地物を指します。「現況地物」は、コントロールポイントとはなりませんが、その道路の維持管理上で押えておいた方がよいような地物を指します。(H14.10.25)
CA-62 計画における平面図・横断図等は、1本の線で複数表現するものがあります。
例えばブロックの天端線と平場線はレイヤを分けるようになっていますが、 線は複数描くのでしょうか。平面図でこれらを複数描くのは、大変な手間と間違いの基にならないでしょうか。
基準(案)では、電子納品を対象としているため、レイヤ単位での活用を考えているため1レイヤで複数表現できるものにおいても、本基準(案)に従い各レイヤ毎に作図願います。(H14.6.4)
CA-61 地形原図がCADデータ化されていない場合、設計では地形原図をスキャニングしてイメージとしてCADに挿入し、計画データをCADで作図することが多いのですが、その場合のイメージデータの具体的な納品方法について教えてください。 地形原図をスキャニングしてイメージデータをCADに挿入する時は、挿入するイメージデータをCAD図面と同じフォルダに格納してください。イメージデータのファイル命名規則は、CAD図面と同様に「挿入する図面ファイル.拡張子(TIF等)」となります。(H14.10.25)
CA-60 なぜ1レイヤー1線種1線色なのでしょうか。例えば構造物を描く際でも本当であれば太い実線、細い破線と混在させて描きたい所を、基準では1レイヤー1線種1線色を要求しています影線レイヤーが有るならよいのですが、手書きの流れを無視した内容になっていないでしょうか。 基準(案)では、電子納品を対象としているため1レイヤー1線種1線色としています。しかし、レイヤの線種や線色については、今後も実運用の動向を踏まえて検討していきます。(H14.6.4)
CA-59 電子納品の業務を行う際、データの提出はもちろんですが紙のA1、A3も合わせて提出しています。
CAD図面は一般的に線色に対して出力を行っていると思います。[CA-54]の回答のようにオブジェクトに太さを持たせた場合、A3とA1を出力する際に線幅の設定が必要になると思います。1レイヤの中で、各々線幅を設定してある場合には特に困難な作業のように思います。線色に対して出力する場合にも、基準線の黄色、もしくは地形線の白や赤は出力の際、図面にメリハリが無くなってしまう為色を再設定する必要が出てきます。結果、納品用と出力用の2種類のデータを作ることになり、作業時にも地形線などは見にくい為、結局色を変えて作業を行います。このため、線色に対しては考慮していただけないでしょうか。
原則としてレイヤの線種や線色は、基準(案)に従い記入してください。図面の認識等が困難な場合は基準(案)に記載の通り、受発注者間協議の上、変更することができます。(H14.6.4)
CA-58 基準(案)の橋梁詳細設計には仮設図のレイヤがありませんが仮設図のレイヤは今後追加されるのでしょうか。
現段階では、橋梁詳細設計以外の仮設関係のレイヤで該当するものを使用すれば良いのでしょうか。
基準(案)では今後も工種の追加や対象図面およびレイヤの見直しについて実運用の動向を反映して実施する予定です。
現段階での、該当するレイヤがない場合には、受発注者間協議のうえ決定してください。具体的には、他の工種の該当レイヤを使用するか、-OTRSレイヤを利用して、の受注者説明文または予備に説明文を記入して納品してください。(H14.6.4)
CA-57 線色の規定について、枠線関係および基準線関係に”黄”の規定ありますが、CAD画面上では、とても映えていてよいのですが、紙に出力した時には非常に見にくく、以前から目視確認する際の難点となってます。
この点について、目視確認にも配慮した線色の規定をご検討いただけませんでしょうか。
基準(案)では、納品時の線色を規定しています。CAD図面の作成時に関する規定は特に定めていませんが、成果品としては基準(案)の規定に準拠してください。今後成果品の納品は原則として、電子納品となりますが、印刷する際にはモノクロで印刷してください。またカラー印刷が必要な際、見にくいと判断した時は受発注者間協議にて線色を決定してください。(H14.5.13)
CA-56 「JIS A 0101:1994:土木製図通則(平成6年)」とは、「JISA0101 解説 土木製図,福田武雄監修,土木製図研究会著,(株)彰国社出版」のことでしょうか。それとも「通則」とは、また別のものを指しているのでしょうか。 ご質問の「JISA0101 解説 土木製図」は土木製図通則の解説本であり、JIS通則そのものではありません。通則は、「JIS A 0101:1994:土木製図通則(平成6年)」になりますが、業務において「JISA0101 解説 土木製図」をご利用いただいても問題はございません。(H14.5.13)
CA-55 CADの図面を書く場合、どういうフォントを使えばよいのでしょうか。 基準(案)では、CAD図面作成で使用するフォントを規定していませんが、一般的なフォントを使用するようにしてください。(H14.5.13)
CA-54 作図する線の色で、構造基準線が一点鎖線で黄色外枠・タイトル枠が実線で同じ黄色となっています。普通のCADソフトでは線の色で線の太さを規定していますが、細線である一点鎖線と実線の太線である外枠などが同じ色だと、黄色を細線にあわせると枠が華奢になります(普通枠は極太を使用しておりましが)。黄色を太線にすると基準線が不明確になると思うのですが(太くて線が込み入っている場合は位置出しが大変)、いかがなものでしょうか。 基準(案)では、納品時の線色・線種を規定しており線の太さは規定していません。同じ色で線の太さを変えたい時はオブジェクトに太さを設定してください。(H14.5.13)
CA-53 基準(案)のP87附属資料2レイヤ名一覧のレイヤ配置と下記掲載図面(図面作図例)内容が異なっていませんでしょうか。
公開されている図面が対象となります。

トンネル−本体工補強鉄筋図−D0RS001Z.ZIP(41kb)

BGDとSTRを間違っていませんでしょうか。
既設構造物(BGD(コンクリート外形線))はこの図面に存在しないと思われます。本来ならば、主構造物外形線(STR(トンネル))に表記されるべき図形がBGDレイヤの中に存在しているように思われます。
また、基準(案)P87に記載されている「本体工補強鉄筋図」に鉄筋のレイヤが抜けていませんでしょうか。
ご指摘の図面では、図面種類が「本体工補強鉄筋図」となっているため主構造物が鉄筋となります。よって鉄筋が主構造物のSTRに描かれ、トンネル構造外形線がBGDに描かれるようになります。橋梁、樋門樋管設計でも同様に、配筋(鉄筋)を描く図面においては、このような考え方が適用されるようになります。
トンネルの本体工補強鉄筋図が「-STRが主構造物(トンネル)外形線」となっているためご指摘のような誤解を招いてしまいました。「-STRが主構造物(トンネル)外形線」を他の工種と同様に「-STRが主構造物(鉄筋)外形線」と修正いたします。(H14.5.13)
CA-52 平成14年度には、CAD製図基準(案)に10工種が追加され、将来的に30工種まで整備されると聞いています。
現在公表されている工種以外の、残りの工種とは具体的にどういう工種になるのでしょうか。
対象工種は現在の基準では4工種であり、次回基準改訂時には10工種追加され計14工種となります。残りの工種については、現在対象工種を選定しているところです。(H14.5.13)
CA-51 CAD図面は、全て図面1枚につき、1ファイルにしなければいけないのでしょうか。たとえば、横断図等で、1つのファイルの中にすべて図面が入っている状態の場合など) 図面1枚につき1ファイルとして取り扱ってください。(H14.5.13)
CA-50 1つのデータの中にいくつもの尺度で作図されたCAD図面があるのですが、基準(案)ではスケールを1:1で作成となっています。尺度を調節してはいけないでしょうか。 尺度が異なる図面を作成する際は、受発注者の協議の上、作図の是非を決定することとしています。詳細は、「1-3尺度(P6)」に記述してあります。(H14.5.13)
CA-49 基準(案)ではラスターデータを使用してもよいとなっているが、CADソフトによってはラスターデータが使用できないものもあります。また、 仮にラスターデータが使用できるCADソフトであっても、DXFからのデータだと若干の化けが発生することがありますが、よいのでしょうか。 データの化けている図面は納品できません。ラスターデータを取り扱いたい時は、ラスターデータを取り扱えるCADソフトの選定するようにしてください。(H14.5.13)
CA-48 基準(案)では、使用できる文字について、「CADで文字を書く場合は、CADソフトの機能とフォントに依存するため、特定機種固有の文字は使用しないもの」とありますが、使用フォントは特に制限はないのでしょうか。 基準(案)では、CADデータ中で使用できる文字の集合について規定しており、フォントの指定は行っていません。図面作成で利用する一般的なフォントを利用してCAD図面を作成してください。(H14.5.13)
CA-47 基準(案)では、CAD図面のファイル命名規則の図面種類がアルファベット2文字で規定されていますが、ファイル名だけでは工種の区別がつきません。どのように工種の区別すればよいのでしょうか。 基準(案)の規定では、ファイル名から工種を識別することはできません。
工種は、上位の要領となる工事完成図書の電子納品要領(案)の工事管理項目によって識別することができます。また、設計業務の場合は、土木設計業務等の電子納品要領(案)の業務管理項目にて識別することができます。(H14.5.13)
CA-46 ファイル名における改訂履歴(0〜9,A〜Z)ですが、納品時には最終(Z)にする、または作成時における改訂履歴で納品するのでしょうか。 納品時における改訂履歴は「Z」を付与します。(H14.5.13)
CA-45 基準(案)の表題欄(P.5)と地質調査整理要領(案)の表題欄(V-6)では、若干の差異があります。

(1)年月日と尺度の記入位置
(2)地質調査整理要領(案)の表題欄では、株式会社に作者名や版情報がある。ただし、必要に応じての但し書きがある。

どちらも正しいのでしょうか。
基準(案)と要領(案)のどちらも正しいです。地質調査資料整理要領(案)の対象とする図面の表題欄は地質関連の図面の利活用を踏まえて定めています。(H14.5.13)
CA-44 「ファイル・レイヤの分類方法(P.16)」で4種類に分類されていますが、ファイル名の命名規則では、図面種類が関係しているのみで、4種類が直接関係していないように思われます。
表1-2の図面例(P.16)がファイル名の命名に影響していることから、この表現を統一する方向で規定すべきではないでしょうか。
 例えば、付属資料2で記載されているように、次のようにしてはどうでしょうか。
    ・位置図であればLC
    ・標準断面図であればSS
本基準では、図面分類の考え方を示すために「表1-2ファイル(図面)の大分類と目的、機能(P16)」を記載しました。今後、CAD製図基準(案)の適用状況をもとに、ご意見も参考にしながら、より分かりやすい内容に修正していきたいと考えます。(H14.5.13)
CA-43 CADでは原寸で作図するケースが多いと思いますが、表題欄に記載する尺度は、A1サイズで出力することを前提とするのでしょうか。「図面の大きさ(P.2)」でA1を標準とすると規定されてので、A1に対する尺度を記入すると判断されますが、受発注者間の協議等でA3を使用する場合には、A3に対する尺度を記入すればよいということになるのでしょうか。
表題欄に記載された尺度がA1に対するものかA3に対するものかについて図面管理項目だけで判断できるのでしょうか。
尺度の記入方法はご意見の通りです。表題欄に記載された尺度と紙のサイズは図面管理項目では判断できません。図面上に描画された情報より判断してください。(H14.5.13)
CA-42 縦断図のように縦横の尺度が異なる場合には、両方の尺度を表題欄に記載した方が利用しやすいと思われますが、図面管理項目(P.21)では、1つの尺度のみの入力になっています。縦横の尺度のうち1つを選択するとすれば、横方向の尺度を入力することになるのでしょうか。または、図示と入力してもよいのでしょうか。(現在の規定では、半角英数字となっていますので、規定違反ということは理解しています。)  図面管理項目の図面尺度は必須記入項目ですので、代表的な尺度を1つ記入してください。図面表題欄に「図示」と記載した場合は、「ZUSHI」と記入してください。(H14.5.13)
CA-41 基準(案)の表題欄(P.5)に「1枚の図面に尺度の異なる構造物が複数存在する場合は、代表的な尺度を表題欄に記入する」と規定されていますが、解説欄には、代表的な尺度もしくは「図示」を記載するとなっています。どちらが正しいのでしょうか。
なお、道路設計等のサンプル図面には、図示と記載されたものや、縦断図では縦横両方の尺度が表題欄に記載されています。
可能な限り代表的な尺度を記入してください。表題欄に2つの尺度が入っているサンプル図は、代表的な尺度を1つに修正します。(H14.5.13)
CA-40 生物調査における植生図等、CADで作成されていない図面もCADで再作成する必要があるのでしょうか。 発注者から紙で渡された図面を電子データ化することは義務付けられていません。また、現行の基準(案)では、植生図等に関する規定を設けていません。現行の基準(案)が植生図等に適用できるようでしたら、受発注者双方で協議し、基準(案)適用の有無を決定してください。(H14.5.13)
CA-39 「1-10レイヤ名」には、監督職員と協議の上、新規にレイヤを追加できることになっており、図面管理項目の「その他」の項目にその内容を記入すること、と規定されています。しかし、これらの内容(図面管理項目)は、設計段階から工事段階に移る時点で情報伝達が行われるのでしょうか。(例えば、発注図面とともに、図面管理項目が受注者に提示される、等) 設計業務で入力した情報を全て工事に渡すとは限りませんが、発注者が必要と判断した情報については、発注図面に盛り込むこととしています。(H14.5.13)
CA-38 ライフサイクル区分(S,D,C,M)の使い分けは、以下のような場合どのようになるのでしょうか。
コンサルタントが通常の設計業務(基本設計、詳細設計等)でCAD図面を成果品として納品する場合は、Dを使用することになると思います。また、工事の発注図面にはCが使用されることになると思われます。
工事発注のための実施設計のCAD図面で、Dを使用すれば、工事発注に際して発注図面として使用するために発注者がDからCに変更する作業が発生します。現状ではどのようにお考えでしょうか。
「現場における電子納品に関する事前協議ガイドライン(案)[土木工事編](P9)」に示してあるように発注者がファイル名を変更します。(H14.5.13)
CA-37 基準(案)「1-9ファイル名(P.13)」に、D1PL011.拡張子001には図面番号(001〜999)を付けるようになっています。この意味としては、設計業務で100枚の図面を作成したとすれば図面ファイル名のこの部分には001から100がつけることになると解釈しました。しかし、付属資料1(P.65、P.66)のファイル名の例では、横断図や配筋図の枚数に応じた3桁の数値がファイル名に反映されています。どちらが正しいのでしょうか。また、前者であれば図面の最終枚数が確定した時点でファイル名を付ける、もしくは修正することになるのでしょうか。 付属資料に示したファイル名の例は、ファイル名に用いることが可能な範囲を示したものです。ファイル名の付与として、001の部分は図面番号(表題欄の図面番号)を付けることになります。従いまして、図面枚数が確定した段階で、ファイル名を付けるか修正する必要があります。(H14.5.13)
CA-36 CAD製図基準(案)のファイル名の付け方について、例えば「道路詳細設計」で、電子納品する図面の中に「位置図」「平面図」「・・・」と存在する場合を想定します。位置図が10枚、平面図が10枚というように複数の図面種類があるとします。この場合の図面番号の付け方ですが、位置図が「D0LC001Z.拡張子」〜「D0LC010Z.拡張子」となり、その後に平面図がくる場合、平面図の最初の図面の素面番号は、次の2通りが考えられます。どちらが正となるのでしょうか。

(1)「D0PL001Z.拡張子」と図面種類ごとに(001)から始める
(2)「D0PL011Z.拡張子」〜「D0PL020Z.拡張子」と前の図面から連続して(図面全体的に見た連番で)つける
基準(案)では、P.13ファイル名の解説「図面番号:表題欄の図面番号を表す」に従って標題欄の図面番号と同じ番号を記入してください。(H14.3.4)
CA-35 CAD製図基準(案)の「場所情報」の箇所が正誤表にて訂正されていますが、
東西を指す座標が「Y」で、南北を指す座標が「X」になるのはなぜでしょうか。
また、「基準点情報」については訂正がなされていませんので、「Y」、「X」の順に統一しておかないと混乱しないでしょうか。
この内容についてホームページ等でわかりやすく解説しているところはないでしょうか。
通常の土木座標系のXY値を意味しています。CADでは、デカルト座標系なので東西と南北の座標値は、XとYが入れ替わります。ご指摘のありました事項に関しては、表現を統一するようにいたします。(H14.3.4)
CA-34 報告書に挿入する図面の取り扱いについて、報告書のオリジナルファイルには報告書のページ数を記入する必要がありますが、報告書の説明において必要な図面を報告書に挿入する場合、図面のオリジナルファイル(CADデータ)に図番とは別に報告書のページ数を記入しておく必要があるでしょうか。 左記の条件の場合、CAD図面のオリジナルファイルに報告書のページ番号を記入する必要はありません。(H14.3.4)
CA-33 表紙と目次の扱いについて、図面を納品する場合、必ず表紙と目次が必要ですが、CAD製図基準(案)においては、表紙と目次の設定がありません。CADデータのファイル名はどの様に付ければよいのでしょうか。あるいは表紙と目次は電子納品においては不要になるのでしょうか。
表紙と目次は、従来の紙図面の納品の際、必要に応じて作成されてきたものです。電子納品においては、従前の業務・工事で作成してきた目次の代替として、図面管理ファイル(DRAWING.XML)を作成することとしております。よって表紙と目次は不要となります。(H14.3.4)
CA-32 分冊化する必要がある場合のファイル名について、例えば「道路詳細設計と電線共同溝設計が同じ業務に含まれる場合」、「道路詳細設計で完成形と暫定形を区分する必要がある場合」、というように図面を分冊化する必要がある場合においては異なる図面に同じファイル名にをつけることがあります。
その対策として、次のような方法が考えられますが、どの様に対応すればよいでしょうか。
a)整理番号で区分する方法
b)2分冊目の図番のスタートを1分冊目の次から番号をつける方法
例:1分冊 1〜35 2分冊 36〜50
(分冊化の場合)
分冊化されそうな複合化業務に関しては、事前に受発注者の協議の上、取り扱いについて決定してください。

(段階が異なる場合)
同じ内容の図面を2枚以上納品する際は、図面番号が異なるためファイル名で区別することができます。また、完成形と暫定形は、ファイル名の改訂履歴で区別することができます。(H14.3.4)
CA-31 STEPとはどのようなものなのでしょうか。 STEPとは、ISOが1984年からISO10303 TC184/SC4にて標準化を進めている製品データ交換のための国際標準規格です。STEPの語源は、「STandard for the Exchange of Product model data」から来ていますが、正式名称は「Industrial automation system-Product data representation and exchange」です。
STEPは、製品の概念設計から詳細設計、製造、検査、保守に至るライフサイクル全体にわたって必要なデータ(製品データ)の表現方法と交換(共有)に関して定義した規約です。(H14.3.4)
CA-30 SXF、sfc、p21など、よく耳にするのですが、どの仕様が納品用のファイル形式になるのでしょうか。 国土交通省では、国際標準であるISO10303 STEP/AP202の規約に則した.p21形式を電子納品の正式なファイル形式として採用する予定です。 (H14.3.4)
CA-29 SXFとはどのようなものなのでしょうか。 SXFとは、建設(土木・建築)分野のCADデータ交換の標準化を目的として開発したCADデータ交換仕様全体を指し、Scadec data eXchange Formatの略です。
現在のバージョンは2.0で、国際標準であるISO10303 STEP/AP202の規約に則った.p21形式と、関係者間でのデータ交換のための簡易な形式である.sfc形式の物理ファイルをサポートしています。(H14.3.4)
CA-28 SXF仕様について、LEVEL4まで対応するのはいつ頃になるのでしょうか。 国土交通省では、2004年度にCALS/ECが実現するように取り組んでいます。LEVEL4については、現在、検討を進めていますが公開時期については未定です。(H14.3.4)
CA-27 1枚の図面に平面図、縦断図等複数ある場合、レイヤの取り扱いはどのようにしたらよいのでしょうか。 1枚の図面に複数の図面種類がある場合は、各々の図面種類のレイヤ基準に則して図面を作成してください。ただし、図面管理情報は、代表的な図面情報(表題欄記述内容)を記入してください。(H14.3.4)
CA-26 CAD製図基準(案)の記載どおりのレイヤ分けを本当に行わなければいけないのでしょうか。 CAD製図基準(案)で規定されている工種については、各工種のレイヤ分けに則して作成してください。(H14.3.4)
CA-25 CAD製図基準(案)の未整備の工種は、いつ頃を目途に整備されるのでしょうか。 2003年度を目途に、整備対象工種を選定しつつ基準の整備を進めています。(H14.3.4)
CA-24 CADデータのファイル名について、「ライフサイクル・整理番号・図面種類・図面番号・改訂履歴.拡張子」となっており、業務・工事の名分けが成されてません。
間違えて別業務・工事のフォルダへ入れた場合、違う業務・工事でも同じファイル名なので、ファイルを上書きする可能性があります。
業務・工事名を入れたファイル名の方がよいのではないでしょうか。
基準(案)は納品時のファイル名を定めており、業務途中や工事途中のファイル名まで定めていません。業務途中や工事途中での利用の際は、受発注者で協議して決定してください。(H13.12.17)
CA-23 レイヤ名について、計画構造物の中の「その他の構造物」レイヤ名が-STRnとなっています。nには任意の番号を入力するのか、または単純にnのままでよいのでしょうか。 基準(案)でレイヤ名の作図要素に「STRn」とありますが、通常、土木設計で図面内に描かれるであろう構造物をレイヤ一覧でSTR+番号にて定義しています。しかしながらレイヤ一覧で定義されていない構造物が現れる可能性がありますので、その時のためにレイヤ一覧で定義されている構造物番号から連番にて番号を決定していくものです。したがって、nには受発注者で協議し、任意の番号を記入してください。(H13.12.17)
CA-22 基準(案)では、各線種の色設定が背景の色を黒ベースとした場合の設定になっていますが、背景を白ベースに設定した色設定はないのでしょうか。 基準(案)では、背景色の規定はありません。線色については、画面の背景色に関係なく色を決定するために、RGB値を基準(案)P89に記載しています。
また、基準(案)での線色は納品時の図面出力を考慮した規定となっています。(H13.12.17)
CA-21 ファイル名(CADデータ)の図面種類を教えて下さい。
  例 平面図:PL

 深浅図、航跡図、等深線図
基準(案)にない工種については、CAD図面の電子納品の義務はありません。しかしながら受注者が自主的に納品する場合はこれを妨げるものではありません。また図面種類においても、既存工種を参考にして受発注者で協議の上、決定してください。
港湾関連業務については、港湾CALSの取り組みと整合を図りながら検討していきます。質問の深浅図、航跡図、等深線図は、港湾CALSにおいても現在取り扱っていないため、受発注者で協議の上、決定してください。(H13.12.17)
CA-20 測量業務の最終成果品を作成する際、例えば 「現況平面図」等はCAD製図基準(案)に基づき作成してもよいのでしょうか。ホームページ上の「業務種別と基準・要領(案)の適用について」の測量の欄では「CAD製図基準(案)」に○がついていないのでどのように解釈したらよいかわかりません。 今年度中には、SXF(p21)に対応したブラウザが公開され、SXF(p21)対応CADソフトが市場に流通する見込みです。
本基準案では、CADデータ交換フォーマットを受発注者で協議して決定することとしています。SXF(p21)対応ソフトが普及した段階で、CADデータ交換フォーマットの規定をSXF(p21)とするよう検討する予定です。(H13.12.17)
CA-19 CADデータのフォーマット形式について、現段階(平成13年度)では、受発注間の協議にて確定し、将来はSXFファイルに移行するものと認識しています。
いつ頃SXFデータに移行する予定か教えてください。
今年度中には、SXF(p21)に対応したブラウザが公開され、SXF(p21)対応CADソフトが市場に流通する見込みです。
現在、CADデータ交換フォーマットは、受発注者の協議の上、決定することになっていますが、SXF(p21)対応ソフトが普及した段階でSXF(p21)に移行するとしています。今後、SXF(p21)対応ソフトの普及状況を踏まえて、基準(案)のCADデータ交換フォーマットの規定を検討していきます。(H13.12.17)
CA-18 レイヤ設定において同じレイヤ名で異なる線種・線幅を設定し、使用する場合が発生すると想定されますが、その場合は可能でしょうか。 基準(案)では、レイヤにおける線色、線種についての規定はありますが、線幅に対しての規定はありません。CADソフトによっては、同一レイヤ内においてもオブジェクトごとに詳細内容(線幅等)を変更できるソフトもあります。ただし、線色、線種についてはレイヤ名一覧に従ってください。(H13.12.17)
CA-17 ファイル名の付け方として、最後の8桁目に、”改訂履歴”を表わす文字を記述しますが、最終的な電子納品を行なう場合には、最終完成品として”改訂履歴”部分は必ず”Z”としなければならないのでしょうか。履歴の番号を使用するのはあくまでも、途中段階のCAD図面に関してという見解でよろしいのでしょうか。 基準(案)では、P13の1-9「ファイル名」に示す通り、ファイル名の8桁目に改訂履歴を記述することとあります。
成果品を納品する際は、必ず改訂履歴をZとしてください。また、作業途中段階に改訂がある際は、改訂履歴規則に従い0〜9、A〜Yと記述してください。(H13.12.17)
CA-16 法面工工事のファイル名の取り扱いは、ファイル名一覧に定義されていません。道路詳細設計のファイル名称を流用した場合、図面種類についてわかりません。
法面保護工の構造一般図や構造図を、道路詳細設計の小構造物(LS)と考えたらよいのでしょうか。または、樋門・樋管設計に構造図や一般構造図(GS・VS)があるのでこちらを追加使用したらよいのでしょうか。その場合、データの互換性の面で問題が生じる恐れは無いのでしょうか。使用した場合のレイヤの名称はどのように規定すればよいのでしょうか。
法面工工事は、道路詳細設計等を参考に受発注者で協議し、ファイル名称を定めてください。ご質問の法面保護工に関する図面種類は、構造図(VS/View of Super Structure)や構造一般図(GS/General of Super Structure)が適切です。(H13.12.17)
CA-15 SXFは、DXFと同じように変換するものでしょうが、SXFだと面や線が管理情報とされるのでしょうか。他にも教えていただけませんか。 "管理情報"を"図形の変換単位"と理解してご回答します。
SXFでは面の情報は持っておらず、線は幾何情報として保持しています。
SXFに関する詳しい情報は、(財)日本建設情報総合センターのCADデータ交換標準開発に掲載していますので、そちらをご覧ください。(H13.12.17)
CA-14 公共測量のうち測量法第5条に該当しない測量もあるかと思います。その場合には公共の基準点を使用しないことがあります。
この様な場合には、場所情報としての緯度経度、もしくは平面直角座標はどのように測定するのでしょうか。
本基準(案)では、図面管理項目の中に場所情報に関する規定があります。しかし、公共の基準点を使用せず(測量法第5条に該当しない測量等)納品する際においても、背景図など座標のわかる地点を利用して図面上の任意地点の場所情報を管理項目に記入してください。
また図面上で場所情報の入手が困難な際は、国土地理院発行の1/25000地形図や国土基本図等から座標を計測して管理項目に記入してください。
どうしても不都合等ある時は受発注者で協議し、決定してください。(H13.11.19)
CA-13 今年8月に改訂された項目として、CAD製図基準では場所情報が必要になったようですが、位置図、平面図に必須記入項目となった境界座標については、日本測地系の経緯度または平面直角座標が必要となるということでしょうか。 本基準(案)のP24表1-6CADデータに添付する場所情報一覧に記載してあるとおり、「場所情報として境界座標(緯度経度または平面直角座標)のどちらかを「位置図」「平面図」において必ず記入する」となっていますので必要となります。(H13.11.19)
CA-12 CADで線色「白」を利用した作成は、「白」で作成しなければならないのでしょうか。 本基準(案)は、納品時の線色を規定しています。CAD図面の作成時に関する規定は特に定めていませんが、成果品としては基準(案)の規定に準拠してください。(H13.11.19)
CA-11 工事完成図書の納品時のCAD図面ファイル名について、基準ではC0CS123Z.P21のように中ほどに図面番号(001?999)が入っていますが、この番号は発注図の番号と対応させる必要があるのでしょうか。工事段階では発注図のファイル名がこの形式で提供されますが、工事中は施工者側で自由な名前で扱い、納品時に整形するほうが扱いやすいので、図面番号は納品時に連番を付けなおすようにしたいと考えています。 業務または工事で新たにCADデータを作成する場合は、ファイル名と表題欄の図面番号は一致させてください。発注図面がCADデータの場合は、ファイル名の図面番号は変更せず改訂履歴のみを変更するようにしてください。(H13.11.19)
CA-10 CADデータを電子納品するには、CADソフトのオリジナルファイルをSXF形式への変換する必要があると聞きましたが、変換ソフトの入手方法を教えてください。 CADデータ交換フォーマットについて、本基準(案)では受発注者で協議の上、決定することとなっていますのので、SXF形式による納品と規定されていません。
現在、JACICが事務局として実施している建設情報標準化委員会(CADデータ交換標準小委員会)においてSXFのCADデータ交換フォーマットを開発しています。基準(案)では、この仕様に対応したCADソフトウェアが普及した時点でSXFに変更することとなっています。
詳細な情報は、(財)日本建設情報総合センターのCADデータ交換標準開発をご参照ください。(H13.11.19)
CA-9 殆どのCADソフトウェアでは、画層の色に対して印刷する線の太さを設定しています。
基準に示されている画層(レイヤ)では、A1版に印刷する際に線種にメリハリのない図面になってしまいます。
この件に係わる以下の事項について回答願います。

(1)レイヤの改訂の予定はありますか。
(2)作業用として任意に作成できるレイヤとしてD-STR-STRnやD-BYP-STRn等がありますが、線種が実線と指定されています。点線や二点鎖線を割り当てて使用した場合、成果品として承認されるのでしょうか。
(3)任意のレイヤのnに3〜0、A〜Zを割り当てて20種類を超えるレイヤを作成し、納品時に図面管理ファイル等に明記した場合、
成果品として承認されるのでしょうか。
(1)利用実績を踏まえて必要に応じて検討していきます。

(2)基本的には、本基準(案)に従い作図してください。また、不都合等が生じた際は受発注者で協議し、作成してください。

(3)基本的には本基準(案)にしたがいますが、不都合が生じた場合は受発注者で協議し、作成してください。(H13.11.19)
CA-8 本年度から開始された電子納品に格納するCADデータの内で、基準に無い工種の設計図はどのように作成すれば良いのでしょうか?
事前協議や納品運用などのガイドラインにも、CADに係わる運用が記載されていません。
例えば、次のように対応していけばよいのでしょうか。
(1)自社内の慣例で作成して、オリジナルを納品。
(2)基準の似通った図名、レイヤーを流用して作図し、オリジナルを納品。
(3)全ての事項について監督員と協議し、指示に従う。
本基準(案)の改訂や工種の追加は、今後も順次拡大予定です。(本年度は10工種程度追加予定)
基準にない工種については、CAD図面の電子納品の義務はございません。しかしながら受注者が自主的に納品する場合はこれを妨げるものではありません。その際は、既存工種を参考にして、受発注者で協議し、決定してください。
(1)(2)の対応についても受発注者で協議し、決定してください。(H13.11.19)
CA-7 図面種類が異なる時に、構造物(-STR*)レイヤ(作図要素)が統一されていません 本基準(案)では、図面種類によって構造物(-STR*)の考え方が異なります。当面は、現行通りとし、統一の必要性が明確になった時点で検討していきます。(H13.11.19)
CA-6 CADソフト全般において、図面を出力する際に、個々のオブジェクトに対してではなく、個々の線色に対して太さを設定する方法が一般的であるが、この基準に則して線色に対する太さを設定する場合、各々の図面のオブジェクトのレベルの強弱を設定することが困難なように思わます。
【例】
外枠が[黄]、かつ、基準線も[黄]で設定されているので、基準線が構造物より太くなる。
ご指摘の通り、図面出力時の線の太さは個々の線色に対して設定する方法が一般的ですが、本基準(案)ではレイヤ個々の線の太さの定義はありませんので図面出力時に各自対応願います。(H13.11.19)
CA-5 線種の設定で[破線][二点鎖線]が使用されていません。 現在、対象としている4工種では、実線と一点鎖線で表現可能と考え、本基準(案)では破線や二点鎖線を利用しておりません。
作図に破線や二点鎖線が必要な際は、*-OTRSを利用するか受発注者で協議し、決定してください。
今後、隠線等の規定には必要ですのでの、基準(案)改訂の際の審議事項として検討していきます。(H13.11.19)
CA-4 同じレイヤ名だが、図面種類により線色が異なるものが存在します。
【例】
(1)「道路-04_標準横断図及び横断図-用地境界(幅杭)(S,D,C,M-BMK-ROW)(S,D,C,M-STR-STR2)」だけが[白]で他は[橙]。
(2)「道路-02_平面図-構造物02(トンネル)(S,D,C,M-STR-STR2)」だけが[青紫]で他は[赤]。
ご指摘の通り、他工種の図面間において同一レイヤ名称を用いている場合があります。その場合、同一レイヤ名称でも線色が異なることがあります。これは、本基準(案)では、同じ地物でも工種や図面毎に重要度が異なることや、他の地物との兼ね合いを考慮して線色を定めているからです。今後の実用性をもとに引き続き検討させていただきます。(H13.11.19)
CA-3 図面オブジェクトおよび作図要素ごとにレイヤを並べ替えるとその作図要素が必要と思われる図面名にレイヤが存在していません。
【例】
(1)現況地物(S,D,C,M:-BGD)が、「橋梁:04-1,04-2_構造物」と「樋門・樋管:03_構造図」に存在しない。
(2)外枠(S,D,C,M:-TTL)には全分類、全図面に存在している。
ご指摘の通り、図面によっては、作図要素が存在していないものがあります。本基準(案)では、図面オブジェクトの分類に従い、図面毎にレイヤを規定しております。
図面毎のレイヤの規定においても一般的に必要と考えられる作図要素を規定しておりますので、実際の作図においては不足するレイヤが生じる可能性があります。
その場合、基準(案)では、その他を表す*-OTRSを作成する、または受発注者で協議の上、決定することとしています。
なお、レイヤの追加・修正については、今後引き続き検討させていただきます。(H13.11.19)
CA-2 CAD製図基準(案)のファイルの拡張子の文字について、p.13ファイル名では「拡張子は半角英数字小文字で記述する」とありますが、p.95図面管理項目の記入要領では「必ず半角英数大文字で記入する」とあります。また、p.119のXML記入例では、半角英数大文字で記入されています。ファイル命名規則、ならびにXMLの記入規則におけるファイルの拡張子の取り扱いは半角英数大文字でよいのでしょうか。 p.13ファイル名の記述は誤記です。ファイル命名規則、ならびにXMLの記入規則におけるファイルの拡張子の使用文字は、半角英数大文字となっています。(H13.10.4)
CA-1 図面集の表紙や図面目録のCADデータ化について規定はあるのでしょうか。規定がない場合、作成方法は作成者の任意、または受発注者間で協議を行う必要があるのでしょか。 受発注者間で協議の上、決定してください。(H13.10.4)
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