No. |
質 問 |
回 答 |
B-33 |
コア写真整理結果を作成する際、掘削深度を変更しなければなりませんが、写真編集用ソフトで編集してもよいのでしょうか。 |
写真編集用ソフトで編集しても構いませんが、編集は必要最低限に留めてください。
(H15.5.20) |
B-32 |
有効画素数200万画素以上のデジタルカメラを用いて撮影した際、コア写真の200万画素程度の規定に準じたサイズに編集しなければいけないのでしょうか。 |
ファイルの表示・印刷等が困難になる、あるいはファイル容量が極端に大きくなるなど、解像度が大きいことにより問題が発生する場合は、必要に応じて解像度を落とした形でファイルを作成してください。上記問題が特に発生しない場合は、200万画素以上の解像度でも構いません。(H15.5.20) |
B-31 |
ボーリング等の岩盤分類のうちコア形状は、JACIC発行のボーリング柱状図作成要領(案)解説書(改訂版)(H11.5)に従ってローマ数字を使用するようになっています。これらのローマ数字は禁則文字とされていますが、ボーリング柱状図等にはどのように表記すればよろしいのですか。 |
コア形状区分の記号の記載に当たっては、ローマ数字の代わりにアルファベット大文字の"I","V","X"を組み合わせて使用してください。(H15.4.24) |
B-30 |
[B-28]の回答によると、「GTST0100.DTD」において[試料番号][試料採取情報][試験上端深度][試験下端深度]についてN回繰返すことになりますので、DTDファイルの更新が必要になりますが、現在のところ更新されていません。DTDファイルが変更されるということは、DTDを使用して作成されたXMLファイルも変更されることになります。変更される場合は、バージョン管理上必ずDTDファイルのバージョンを変更してください。また、[試料番号][試料採取情報][試験上端深度][試験下端深度]は、グループで扱うほうが管理しやすいのではないかと思います。上記改訂後の問題点は、例えば[試料番号]が3回繰返して、[試験上端深度]が2回しか繰返していない場合、[試験上端深度]の2番目のデータが[試料番号]の何番目のデータに対応するのか判断できません。このように、ただ繰り返しにするのではなく下記の例の通り、このパターンを繰返すようにしてはいかがでしょうか。例の通り変更される場合は、DTDの構造が大幅に変更されることになりますが、構造的には理解し易いものとなります。
<試料採取>
<試料番号>1</試料番号>
<試料採取情報>2</試料採取情報>
<試験上端深度>3</試験上端深度>
<試験下端深度>4</試験下端深度>
<試料採取> |
[B-28]の回答は要領(案)P6-5の表の誤記を修正したものであり、「GTST0100.DTD」の変更を伴うものではありません。また、将来においてDTDを変更する場合は、当然のことながら、DTDのバージョンも合わせて更新します。
[試料番号][試料採取情報][試験上端深度][試験下端深度]はグループ化して扱うことがデータ管理上必要不可欠です。「GTST0100.DTD」では、前述の要素が親要素「各種試験情報」ですでにグループ化しています。詳しくは要領(案)P6-16〜6-19をご覧ください。(H15.3.10) |
B-29 |
要領(案)「7-4 用紙設定」(P.2-21)電子簡略柱状図のCADデータの尺度について、要領(案)では「CAD図形は拡大・縮小に伴って文字の大きさが変化してしまうことを考慮し尺度は1:100を基本とする」とあります。
また「電子簡略柱状図においては、メートル単位として1単位=1mとする」とあります。これはCADでの作図をメートル単位で、すべて実寸の1/100の大きさで作図するということでしょうか。
例)実寸で「1mの長さ」は、CADでは「0.01」で作図 |
CADは実寸で作図するのが基本であるため、ここで言う1/100という尺度とはCADデータを紙に出力した場合の尺度を表します。CADデータは1単位1mで作図し、紙に出力する場合は1/100のスケールで出力してください。また、1/100スケールで出力することを想定し、文字の大きさを調整してください。(H15.3.10)
|
B-28 |
<6章3-2土質試験及び地盤調査管理ファイルに含める項目>
記述する回数に示される数はGRNDTST.XMLファイル中に記述する回数のことと思われますが、同じ階層中にN回と1回が混在するのがわかりません。また、ダウンロードしたXML記入例には試料番号・試料採取情報・試験上端深度・試験下端深度が2回記述されているようです。矛盾しているように思われますがどちらが正しいのでしょうか。
<6章4-4解説>
「1試験ごとに1つの電子データシートのファイル(PDF ファイル)を作成する。データシートが複数の様式によって構成されている場合は、1つの電子データシートのファイルに複数のデータシートを含めても良いこととする。1つのデータシートを複数の電子データシートのファイル(PDF
ファイル)に分割してはならないものとする。」とありますが、複数のデータシートを含めても良いという表現では、含めなくてもどちらでも良いという意味にも一見思えます。しかし分割してはならないとあとで述べている以上、実質的には含めなければならないという意味になるのでしょうか。
「また、1つのデータシートに複数の試料の試験データを含めてはならない。」とありますが、従来どおりの帳票形式はだめということにはなりませんか。従来の帳票での運用であれば、1シートに3〜6試料のデータがありますが、例えばT-1・T-2・T-3試料の密度試験シートは同じ内容のファイルが名前を変えてTS001001.PDF、TS002001.PDF、TS003001.PDFと3つあるという形でいいのでしょうか。 |
要領案6-5ページ、「表3-1 土質試験及び地盤調査管理ファイル」にある「試料番号」、「試料採取情報」、「試験上端深度」、「試験下端深度」の各項目の記述する回数が1回となっていますが、N回の誤りです。詳しくは正誤表をご覧ください。
「試料番号」、「試料採取情報」、「試験上端深度」、「試験下端深度」が含まれる「各種試験情報」の項目については実施した試験数量分だけ繰返し記述を必要とします。
試験によっては複数のデータシートの記載が必要な場合があります。例えば、「土の粒度試験」では「土の粒度試験(ふるい分析)」、「土の粒度試験(2mmふるい通過分分析)」等、複数のデータシートがあります。この場合、「土の粒度試験(ふるい分析)」、「土の粒度試験(2mmふるい通過分分析)」のデータシートごとにPDFファイルを分割することなく、試験ごとにデータシートを取りまとめて1つのPDFファイルを作成する必要があります。要領案の解説は修正しますので、正誤表をご覧ください。
要領案では、電子データシート(PDFファイル)は1試験、1試料ごとに1つのファイルを作成することとしています。よって、1試験に対し複数の試料のデータがある場合、ご指摘の通り、試料ごとに分割してファイルを作成してください。
しかしながら、これまでの「1つのデータシートに複数の試料情報を含める」帳票形式での運用を考慮し、要領(案)の課題として、次回の要領改訂に反映させるよう検討していきます。
(H15.2.7) |
B-27 |
要領(案)(H14.7)のP2-41 表8-12「櫓の種類のコード(港湾局指定コード)」について、”その他”に対応するコードが”04”となっています。
・p2-40、表8-9「掘削方法(港湾局指定コード)」は、H13年版では”その他=4”だったコードがH14.7版では”その他=9”に変更されている
・他の項目及び様式についても、”その他”に該当するコードは”9”や”9XX”で統一されているようである
これらを鑑みると、上記「櫓の種類コード」のみ”その他=04”というのは、他のコードと整合性が取れないように感じますが、これで正しいのでしょうか。 |
ご質問にある「表8-9 掘削方法」、「表8-12
櫓の種類のコード」はともに港湾局指定コードから引用しており、港湾局発注業務の場合のみ必須入力項目としています。
これらのコードは基本的には港湾局指定コードと同一のものを使用することを前提としています。「表8-9
掘削方法」における「その他=9」は誤りであり、「その他=4」に修正します。
正誤表をご覧ください。
(H14.11.15) |
B-26 |
[B-23]の回答に関して、
・地質情報管理ファイル(BORING.XML)は、10進表記
・ボーリング交換用データ(BEDNNNN.XML)における経度、緯度は、60進表記
となっておりますが、なぜ表記方法を変える必要があるのでしょうか。混乱やミスの元になる可能性が高く、また手間もかかると思うのですが。可能であれば、統一していただきたいと思います。 |
要領(案)の課題として今年度検討していくこととします。
(H14.11.15) |
B-25 |
土質試験デ−タのXML記述についてお伺いします。
要領(案)では一覧表の基礎地盤の項目のみ記載されていますが、(記載例がありますが)材料試験や岩石試験、また一覧表に記載されていない試験(透水試験、粗骨材の比重など)はどのようにXML記述をすればいいのでしょうか。 |
ご質問にある試験については、様式未策定です。試験結果は報告書本文に記載してください。
様式の策定については今後の検討課題とさせていただきます。(H14.10.2) |
B-24 |
1. 7月に発表された【地質調査資料整理要領(案)】について
ボーリング交換用データファイルの名称『BEDNNNN.XML』に関して「NNNN は当該地質調査におけるボーリングに対して
割り振られた連番(0001 から開始)を示す。」とありますが、これはBORING.XMLの<ボーリング連番>と連動しなくても良いのでしょうか。要領(案)付属のサンプルでは<ボーリング連番>が3の<ボーリング交換用データファイル名>が「BED0100.XML」となっています。
2. サンプルとして配布されているGRNDTST.XMLにて
「<フォルダ名>SIT0001 </フォルダ名>」のように<試験情報>の<フォルダ名>のデータの末尾に半角スペースがついているものがあります。このようなデータの前後の半角スペースについてはどのような扱いとなるのでしょうか? |
1. ボーリング交換用データ「BEDNNNN.XML」における連番「NNNN」と、「BORING.XML」における「ボーリング連番」は一致させる必要があります。
要領(案)のBORING.XMLの記載例にある「BED0100.XML」は誤りですので、「BED0003.XML」に修正します。
2. 要領(案)に示されている半角スペースは誤記となります。
GRNDTST.XMLには他の箇所にも半角スペースがついていますので該当部分については今後修正します。
(H14.10.2) |
B-23 |
要領(案)(H13.8版)について、
P.2-19、 P.2-20・・・緯度、経度のサンプルが10進になっています。
P.2-24・・・緯度、経度のサンプルの小数点の位置が間違っています。 |
下記解説に従い、要領(案)の記載どおり、経度、緯度情報を記入してください。
P.2-19、 P.2-20には、地質情報管理ファイル(BORING.XML)における経度、緯度の記載方法を示しています。地質情報管理ファイル(BORING.XML)の経度、緯度情報は、度に換算した値(=度+分/60+秒/3600)を記入します。したがって、例示した通り、10進表記で記入してください。
一方、P.2-24には、ボーリング交換用データ(BEDNNNN.XML)における経度、緯度の記載方法を示しています。ボーリング交換用データ(BEDNNNN.XML)の経度、緯度情報は、度、分、秒を
それぞれ記入します。したがって、例示した通り、60進表記で記入してください。(H14.9.18) |
B-22 |
要領(案)(H14.7版)にて、OTHRFLS.XMLの<その他コメント>は複数記入可能項目でしょうか。添付資料【その他管理ファイル(OTHR0100.DTDバージョン1.00)の構造図】では<その他コメント>の後ろに「*」がついて複数入力可能となっていますが、DTDファイルの方は次のようになっています。
<!ELEMENT その他電子情報 (電子データファイル名, 電子データ用ソフトウェア名,電子データ用ソフトウェアバージョン情報,
電子データ用ソフトウェアメーカ名, 電子データファイル内容, その他コメント?)> |
要領(案)に一部の誤りがありましたので、正誤表をご覧ください。
(H14.9.18) |
B-21 |
要領(案)(H14年版)については「平成15年度から適用」とのことですが、平成14年度のBORING.XMLはDTDバージョン1.20(H13年版)に基づいて作成しなければならないということでしょうか。 |
ご質問のとおり平成14年度発注業務では、地質調査資料整理要領(案)平成13年8月版が適用されます。したがって、平成14年度業務においては、平成13年8月版にあるBRG0120.DTDを参照してBORING.XMLを作成してください。
なお、地質調査資料整理要領(案)の適用時期は以下の通りです。
平成13年8月版 平成14年度適用
平成14年7月版 平成15年度以降適用
(H14.7.25) |
B-20 |
ボーリング交換用データ記入項目のA様式(標題情報)中の掘進情報で,「掘進角度・掘進方位」があります。
そこで、「掘進角度0度鉛直下方の場合は、掘進方位は空欄とする。」と要領(案)に書いていますが、XMLファイルではどのように記入すればよいのでしょうか。 |
掘進角度0度鉛直下方の場合は、「0.00」と記入してください。次回の要領(案)の改訂では、「掘進角度0度鉛直下方の場合は、掘進方位は空欄とする。」の箇所は削除します。(H14.5.13) |
B-19 |
簡易柱状図の旗揚げで、今までは位置情報として測点情報(測点No.5+10.0
L-5.0m等)を併記してきましたが、今後はこの測点情報は併記は出来ないのでしょうか。
もし併記できるとすれば、旗揚げのどの位置にどの様にすればよろしいのでしょうか。 |
要領(案)にある簡略柱状図は標準的なものについて例示しているのみです。旗揚げ部分に測点情報を追加しても構いません。また、測点情報を示す位置については特に規定しませんので、凡例で測点情報の記述内容や位置等について説明するようにしてください。(H14.5.13) |
B-18 |
要領(案)のU-16ページの図7-3には、電子簡略柱状図の標準寸法が示されています。
図7-3には、文字高2.0ミリと4.0ミリの文字が示されていますが、この2種類の文字はCAD製図基準(案)』の文字の大きさの標準と異なります。
図7-3の文字高2.0ミリと4.0ミリの文字は、例外として使うことがあるのでしょうか。 |
要領(案)については、CAD製図基準(案)と整合をとるかたちで、「2mm」は「2.5mm」に、「4mm」は「5mm」に変更します。
ただし、文字の大きさについては、原則、標準を使用することとしますが、標準以外の使用を制限するものではありません。(H14.5.13) |
B-17 |
要領(案) II-6ページに、ボーリング交換用データのファイル名称は、8文字+3文字と記載されていますが、記入例は7文字+3文字となっています。これは、記入例が間違っているという解釈でよろしいのでしょうか。 |
要領(案)におけるファイル命名ルールは、ISO9660レベル1の8.3形式に基づいて定めています。8.3形式は、「ファイル名部分最大8文字+.拡張子部分最大3文字」となっていますので、記入例はファイル命名ルールに則したファイル名称となっています。(H14.5.13) |
B-16 |
要領(案)のU-29ページの表8-7主要な標高基準について吉野川のA.P.について意味不明と記載されていますが、意味は、阿波水位 アワペール(デ・レーケが、吉野川の改修計画策定のため作成した、吉野川検査復命書では、阿波水位と訳されています。)
T.P.との差は、徳島工事事務所では、-0.833メートルとしています。-0.8333メートルの根拠があれば教えていただけないでしょうか。 |
A.P.については、改訂新版(平成9年10月)建設省河川砂防技術基準(案)同解説調査編に東京湾中等潮位との関係が-0.8333メートルとなっています。
要領(案)については次回改訂において以下の補足を加えます。
(1) A.Pの呼称を不明からアワペールに変更。
(2) 出典を明記する。
『建設省河川砂防技術基準(案)同解説・調査編(平成9年10月16日改訂新版)』(H14.5.13) |
B-15 |
電子納品Q&A中の質問B-7:
「土質・地質の図模様は、整理要領(案)に記載しているものでないと電子納品にならないでしょうか。オリジナルの図模様は使用できないでしょうか。」に関連する質問です。
(1)要領(案)に規定されている土質区分コードでは土質の種類が少なすぎるため、表現できない土質分類がある (第一分類に「礫」・「砂」・「シルト」があるのに「粘土」がない、ただし「粘性土」はある。第二分類に「礫質」がない等。また地盤工学会の基準では砂という分類はない。「細砂」または「粗砂」となる。)
(2)要領(案)に規定されている土質区分は地盤工学会基準等の規格化された土質区分とも異なり、統一性が少ないと感じられます。 (このため、これら基準にもとづき調査した土質区分を、改めて電子納品用に読み替えている)
(3)地盤工学会基準に準じた土質区分およびそれらに対応するコード番号の設定が必要なのではないでしょうか。 |
コード体系の見直しを含めて、検討していきます。(H14.3.4) |
B-14 |
要領(案)P.iii-3の図3-2土質断面図の例について、1枚のCAD図面に縦断図、位置図、凡例を書いてもよいのでしょうか。 |
要領(案)に示している図はあくまで例であり、1枚の図面に縦断図、位置図、凡例を記載していただいても結構です。なお、具体的な取り扱いについては、事前に受発注者で協議の上、決定するようにしてください。(H14.3.4) |
B-13 |
要領(案)P.ii-2のBORINGフォルダの階層構造について、XMLファイルとは別にDTDファイルも格納する必要があるのでしょうか。 |
「BRG0120.DTD」ファイルは、BORINGフォルダ内に格納してください。また、「BED0110.DTD」ファイルは、DATAフォルダ内に格納してください。(H14.3.4) |
B-12 |
土質断面図のレイヤ名について、レイヤ構成で構成要素の断面図の土質情報では土質分布の着色、またはハッチのレイヤ名はS-BGD-BNDFに続けて数字が0〜9までつくかと思います。
この場合は、10色または10パターンの区別ができますが、これ以上の区別をしたい場合、どのようにしたらよいでしょうか。 |
要領(案)では、土質分布を記載する場合「BNDF」レイヤのみを使用する(全てのハッチパターンをBNDFの1レイヤに記載する)こととしており、土質区分ごとの添字つきのレイヤ細分を認めてはいません。しかしながら、土質区分ごとにレイヤ細分を必要とする場合は、受発注者の協議の上、適宜設定してください。(H13.12.17) |
B-11 |
簡略柱状図について、要領(案)のII-14ページとIII-12ページに記載されている「原位置試験」と「試料採取位置」のハッチングパターンの内容が違います。これは、どちらかが誤りであるのか、あるいは凡例も併せて表示し、パターンの示すものは凡例を参考にするべきであるのか教えてください。 |
要領(案)では、簡略柱状図に凡例も図示することとなっています。
凡例も併せて表示し、パターンを示すものは凡例を参考にするようにしてください。(H13.12.17) |
B-10 |
II-4の表4-1の中に「DTDバージョン」という項目がありますが、実際に配布されているDTDにはこの項目がありません。これはどちらが正しいのでしょうか。 |
BRG0120.DTDでは、「DTDバージョン」を属性情報として次のように定義しています。(要領(案)II-18
8-2地質情報管理ファイルの定義内容タイトルの後の2行目を参照)
---<BRG0120.DTD>-------------------------------
<!ATTLIST BORING DTD_version CDATA #FIXED "1.20">
------------------------------------------------
また、BORING.XMLでは、次のように表記します。(要領(案)II-19 8-3地質情報管理ファイルの記入例データの最初から3行目を参照)
---<BORING.XML>-------------------------------
<BORING DTD_version="1.20">
------------------------------------------------
(H13.12.17) |
B-9 |
ボーリング交換用データの形式がCSVからXMLに変更されておりますが、この交換用データの提出先や提出方法は、どのように対応したらよいのでしょうか。
検査時に監督職員および検査職員の方に説明を行う上でも重要な点と思われます。
従来は、要領に基づいたデータ入力システム(地質調査資料入力システム)で交換用データ(CSV)を作成し、JACICのTECRISセンターにフロッピーディスクで提出していました。
しかし、TECRISセンターに問い合わせたところ、「電子納品の適用や要領の変更に伴い、ボーリングデータは直接各地方整備局で管理するようになるので、TECRISセンターでは受け付けないことになる予定」と聞きました。
今回の業務特記仕様書では、旧来の特記仕様書様式をそのまま用いているため、「請負者は、建設大臣官房技術調査室監修『地質調査資料整理要領(案)解説書』(平成7年4月)に基づいて下記の資料(ボーリング及び標準貫入試験のデータ、土質試験のデータ、孔内原位置試験データ)を作成し、監督職員の確認を受けた後、(財)日本建設情報総合センターへフロッピーディスクにより提出する」と記載されております。 |
特記仕様書で電子納品が指示されている場合には、新しく発行された「地質調査資料整理要領(案)平成13年8月」に従って、データを発注者に提出してください。この場合には、旧来のFDデータの(財)日本建設情報総合センターへの送付は不要です。
XMLデータの作成については、市販のソフトウェアが対応する予定ですので、それをご利用ください。
特記仕様書で旧来の要領(案)の使用が指示されている場合には、発注者にご相談ください。
地質調査資料整理要領(案)は今回の改定以前にも平成11年5月に国際単位系の改定による若干の変更を行っています。平成7年4月の規定ではなく、平成11年5月の規定に従ってください。(H13.11.19) |
B-8 |
交換データの定義について、A様式の文字データ(件名など)の長さに規定はないのでしょうか。規定が無い場合、今後、データベースを構築する際に支障が出てこないでしょうか。 |
特に文字数等についての規定は明記しませんでしたが、文字の量についてはボーリング柱状図の紙様式に記入できる範囲でデータを入力する必要があります。そのため、次のように運用してください。
1)記事以外の情報:全角127文字とします。(255バイト以内)
2)記事情報:文字数の制限は特に設けません。(H13.11.19) |
B-7 |
土質・地質の図模様は、整理要領(案)に記載しているものでないと電子納品にならないでしょうか。オリジナルの図模様は使用できないでしょうか。 |
ボーリング柱状図の電子成果品は(1)ボーリング交換用データ、(2)電子柱状図、(3)電子簡略柱状図の3種類のデータから成ります。(1)については数値データですので、柱状図の図模様は関係ありません。要領案のコード表に従ってデータを作成してください(注:コード表以外の土質区分は認められません)。(2)と(3)については、(1)の土質区分コードに対応した図模様を用いて柱状図を作成することが原則です。しかしながら、鍵層の表示、地層区分を行う際に必要な情報を保持するなどオリジナルな図模様が必要となる場合が考えられます。この場合は、受発注者間協議の上、オリジナルな図模様を使用しても構いません。(H13.10.4) |
B-6 |
海上ボーリングの櫓はスパット台船を多く使用していますので、これを対象に加えたらどうでしょうか。 |
現要領(案)では、櫓種類については旧運輸省港湾局の区分を参考にしています。本件については今後の検討事項とさせて頂きます。(H13.10.4) |
B-5 |
読みとり精度の考え方を具体的に教えて下さい。例えば、1/2.5万で読みとったら”0”とか、1/1.0万では”1”となるのでしょうか。 |
「読み取り精度」については要領案では秒単位で入力することになっています。1/2.5万の地形図での読み取り例について以下に示します。日本は南北に細長く、北海道と九州では1秒当たりの長さが若干異なりますが、関東付近では緯度の1秒が1/2.5万地形図上で1.23mm、経度の1秒が1.0mmに相当します。したがって、1/2.5万地形図上で1mm精度で位置情報を取得した場合は、“1秒”単位の精度がありますので、コード“0”を入力することとなります(要領案U-25頁を参照下さい)。(H13.10.4) |
B-4 |
位置情報をポケットナビゲーションで測定した場合の入力方法を教えてください。 |
位置情報については、「経度・緯度」、「経度・緯度の取得方法」、「経度・緯度の読み取り精度」に関して入力する必要があります(要領案U-24を参照下さい)。ポケットナビゲーションはGPS機能を内蔵したものだと思いますが、「経度・緯度」については測定値を入力してください。「経度・緯度の取得方法」は「測量」に該当しますので、コード1を選択してください(注:GPSを用いた測定はすべて測量に該当します)。「経度・緯度の読み取り精度」については、お手持ちの機械の取扱説明書等を参考に精度を記入してください。(H13.10.4) |
B-3 |
ボーリング本数が当初の本数より少なくなった場合、発注者の指示でボーリング番号に抜け番があるときはどうすればよいのでしょうか。例えば、当初B-1〜B-4が、B-1、B-2、B-4とB-3が欠落した場合など。 |
ボーリング番号に抜け番がでるのは問題ありません。ただし、ボーリング本数のボーリング通し番号については必ず連番としてください(要領案U-23頁を参照下さい)。(H13.10.4) |
B-2 |
A様式で同一業務の中で調査対象が異なるような場合は、入力をどのようにすればよいでしょうか。例えば、ボーリング地点ごとで記入、あるいは業務全体で代表的なものを記入するのでしょうか。 |
ボーリング交換用データはボーリング柱状図1本につき1つのデータ(ファイル)を作成する必要があります。したがって、A様式のデータはボーリング柱状図1本ごとに1つ作成されることになり、ボーリングごとに調査対象をそれぞれ記入してください(要領案のU-23頁を参照下さい)。(H13.10.4) |
B-1 |
今回の要領の改訂で土質断面図編が追加されていますが、適用の時期はいつからになるのでしょうか。または、既に適用されているのでしょうか。 |
土質断面図編の適用は、2002年度からとなっています。電子納品運用ガイドライン(案)のなかに、基準類の改訂スケジュールが記載されていますので、ご参照下さい。(H13.10.4) |