第6回 濁水長期化とその対策
ダムの濁水は時間と共に変化します。ダムでは水の濁りが測定されていますが、中には常時計測が可能な装置を設けて24時間監視しているところもあります。
ダム貯水池のこの挙動に併せて濁っていないところから水を流せば、下流に濁った水は流れません。このため、今では多くのダムで「選択取水設備」という施設が設けられています。選択取水設備は、取水する場所を上下させ、さまざまな水深から水を取るための施設で、濁水対策にも効果があるものです。
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