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ー歴史的風致維持向上計画『認定都市』アーカイプー

認定都市の基本情報

大阪府堺市の基本情報

  • 仁徳天皇陵古墳 5世紀を中心に築かれた百舌鳥古墳群の中心にそびえる日本最大の前方後円墳・仁徳天皇陵古墳

    仁徳天皇陵古墳 5世紀を中心に築かれた百舌鳥古墳群の中心にそびえる日本最大の前方後円墳・仁徳天皇陵古墳

  • 百舌鳥八幡宮月見祭 9町のふとん太鼓が勇壮華麗に境内を練り歩く、百舌鳥八幡宮で中秋の名月にかけて催される月見祭

    百舌鳥八幡宮月見祭 9町のふとん太鼓が勇壮華麗に境内を練り歩く、百舌鳥八幡宮で中秋の名月にかけて催される月見祭

  • 井上関右衛門家住宅 日本で唯一の江戸時代前期の鉄砲鍛冶の住居兼作業場である井上関右衛門家住宅(鉄砲鍛治屋敷)

    井上関右衛門家住宅 日本で唯一の江戸時代前期の鉄砲鍛冶の住居兼作業場である井上関右衛門家住宅(鉄砲鍛治屋敷)

認定都市概要

堺市は、百舌鳥古墳群に代表されるように古代から輝く歴史を有し、中世には茶の湯などの町衆文化が花開き、自由・自治都市として大きな繁栄を遂げるとともに、近郊集落で個性豊かな行事・祭礼が始まりました。近世には環濠都市において「元和の町割」が整備され、刃物、線香といった商工業が発展しました。近代から現代にかけても鉄道網の整備に伴い海浜部が最先端の行楽地として賑わうなど、独自の歴史・文化を築いてきました。

都市の状況
地方公共団体の区分指定都市
人口816,236
市域面積(ha)14,983
都市計画地域の有無有り
都市計画地域面積(ha)14,982
歴史的風致維持向上計画の認定
最初の計画認定平成25年11月22日
最終の計画変更令和2年3月24日
二期計画の有無無し
認定の背景・目的
地域の中核的な歴史資源の復原や修復など、主に歴史まちづくりの拠点となる場の整備、充実を図るため
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歴史的風致維持向上計画(全体版)、評価シート

維持向上すべき歴史的風致項目

歴史的風致項目人々の活動タイプ
主要な活動付随的な活動「その他」の内容
百舌鳥古墳群の周遊にみる歴史的風致文化的活動(娯楽・行楽)
月見祭・百舌鳥精進にみる歴史的風致信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)生活習慣・風習
伝統産業にみる歴史的風致産業・生業
神輿渡御祭にみる歴史的風致信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
茶の湯にみる歴史的風致生活習慣・風習
こおどりをはじめとする伝統行事・祭礼にみる歴史的風致信仰に関わる行事 (祭礼など年中行事)
海浜部の行楽にみる歴史的風致文化的活動(娯楽・行楽)

重点区域

重点区域の数2
重点区域の総面積(ha)867
区域設定の考え方
 百舌鳥古墳群及び周辺区域:百舌鳥古墳群及び周辺区域は、本市が世界に誇るべき有数の歴史的資産を中心として地域の営みが培われた足跡を今に伝える伝統ある市街地であり、これらの歴史的風致を構成する古墳などの歴史的建造物等の分布を踏まえ、これらを包括する範囲を重点区域として設定する。  環濠都市区域:現在の市街地には、茶の湯にみる歴史的風致の核となる重要文化財の南宗寺(仏殿・山門・唐門)をはじめ、山口家住宅、大安寺本堂があり、刃物・線香に代表される伝統産業や神輿渡御祭(おわたり)が受け継がれる市街地には町家などの歴史的建造物等が広く分布する。この地は各時代に生まれ、現在まで受け継がれた様々な伝統を知り、触れることができる市街地であり、これらの建造物を包括し、さらに伝統を今に伝える環濠に囲まれた範囲を重点区域として設定する。その区域界は、土居川及び内川の河川区域外側、北側は市道三宝高須線の道路区域北端、東側は市道砂道翁橋線及び国道26 号の道路区域東端とする。
重点区域の名称都市の成り立ち要件となる文化財種類時代区分
百舌鳥古墳群及び周辺区域
古都・その他古都・その他
史跡百舌鳥古墳群いたすけ古墳他史跡名勝天然記念物(建造物) その他古代
環濠都市区域
在郷町・産業都市在郷町・産業都市
重要文化財山口家住宅他重要文化財(建造物) 住宅・民家近世

歴史まちづくりに係る制度・計画の運用

古都
世界遺産
無形文化遺産
日本遺産
重伝建地区
重要文化的景観
歴史文化基本構想
文化財保存活用地域計画
景観行政団体
景観計画
屋外広告物条例
緑の基本計画
歴史公園
街なみ環境整備事業
歴みち
地方登録制度

良好な景観形成に係る施策との連携

景観計画
景観条例
屋外広告物
(都道府県条例)
屋外広告物
(市区町村条例)
高度地区
地区計画
風致地区
緑地保全地域・
特別緑地保全地区
歴史的風土保存区域・
歴史的風土特別保存地区
伝建地区
自然公園
農業振興地域整備計画

凡例:歴史まちづくりに係る制度・計画の運用

  • 「○」 ⇒ 取り組み開始年が計画認定前で、現在も行っている場合に該当
  • 「●」 ⇒ 取り組み開始年が計画認定後で、現在も行っている場合に該当
  • 古都 ⇒ 古都における歴史的風土の保存に関する特別措置法(古都保存法)に基づく取り組み
  • 世界遺産 ⇒ 世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約に基づく取り組み
  • 無形文化遺産 ⇒ 無形文化遺産の保護に関する条約に基づく取り組み
  • 日本遺産 ⇒ 文化庁が認定する「地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリー」としての取り組み
  • 重伝建地区 ⇒ 文化財保護法、都市計画法に基づく「重要伝統的建造物群保存地区」としての取り組み
  • 重要文化的景観 ⇒ 文化財保護法に基づく「重要文化的景観」としての取り組み
  • 歴史文化基本構想 ⇒ 文化財の保護・活用を目的に各地方公共団体が策定する「歴史文化基本構想」に基づく取り組み
  • 文化財保存活用地域計画 ⇒ 文化財の保護・活用を目的に各地方公共団体が作成する「文化財保存活用地域計画」に基づく取り組み
  • 景観行政団体 ⇒ 景観法に基づく「景観行政団体」としての取り組み
  • 景観計画 ⇒ 景観行政団体が策定する「景観計画」に基づく取り組み
  • 屋外広告物条例 ⇒ 屋外広告物法に基づく条例・規則等を通じた取り組み
  • 緑の基本計画 ⇒ 都市緑地法に基づく「緑の基本計画」を通じた取り組み
  • 歴史公園 ⇒ 文化遺産や歴史的意義を有する土地における文化財の保護、復元等を目的とした公園整備の取り組み
  • 街なみ環境整備事業 ⇒ 国土交通省「街なみ環境整備事業」としての取り組み 街なみ環境整備事業 ⇒ 国土交通省「街なみ環境整備事業」としての取り組み
  • 歴みち ⇒ 国土交通省「歴史的地区環境整備街路事業」、「身近なまちづくり支援街路事業」としての取り組み
  • 地方登録制度 ⇒ 重要文化財等以外の文化財でその区域内に存するもののうち、保存及び活用のための措置が特に必要とされるものを地方公共団体の文化財に関する登録簿に登録できること

凡例:良好な景観形成に係る施策との連携

  • 「済」 ⇒ 制定済みの条例・計画等
  • 「予」 ⇒ 今後、制定予定の条例・計画等
  • 景観計画 ⇒ 景観法に基づいて景観行政団体が、景観形成の基本方針や具体的な基準等を定めた計画
  • 景観条例 ⇒ 景観法に準拠せず、市区町村が独自に景観形成に係る指針等を定めた条例
  • 屋外広告物 ⇒ 都道府県又は市区町村が、屋外広告物のデザインや設置に関する指針等を定めた条例
  • 高度地区 ⇒ 都市計画法に基づいて、建築物の高さの最高限度又は最低限度を定めた地区
  • 地区計画 ⇒ 都市計画法に定められている、住民合意に基づいて、建築物等に対する行為制限を定めた計画
  • 風致地区 ⇒ 都市計画法に基づいて、都市の自然美を維持するために建築物や樹木に対する行為制限等を定めた地区
  • 緑地保全地域・特別緑地保全地区 ⇒ 都市における良好な自然的環境となる緑地において、建築行為など一定の行為の制限などにより現状凍結的に保全する地区
  • 歴史的風土保存区域・歴史的風土特別保存地区 ⇒ 古都における歴史的風土を保存するため必要な土地の区域
  • 伝建地区 ⇒ 文化財保護法に基づいて、市町村が定める「伝統的建造物群保存地区」
  • 自然公園 ⇒ 自然公園法に基づいて、自然環境の保護と適切な利用の促進を目的に指定された地域
  • 農業振興地域整備計画 ⇒ 市町村が農用地の利用、開発、保全等について定めた計画
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